【転職コラム:転職全般③】転職をするために準備する事
2016年10月1日

日々の仕事の中で、違和感を感じたり、壁にぶち当たった時にふとよぎる「転職」の2文字。
しかし本当に転職活動をするのは、なかなか腰が重くなりがちですね。


転職活動の際に多くの人が求める「キャリア達成感」「会社環境」「私生活環境」。
この3つを「3大基準」ととらえ、それぞれの角度から転職活動を考えます。
はたして、前向きで実りある転職活動とは?

 

今回は第3回、【転職をするための準備編】です。
転職活動で使っていくツールや、具体的なルートをご紹介いたします。


●まずは自分が動き回るための土台を固めること
転職のタイミングは自分で作っていくものです。
「どこまでのキャリアを今の仕事で身につけるか」
「今の仕事の引継ぎができること」
「相談できる環境を作っておく」
気持ちよく転職活動をするためにも、ここはクリアにしておきましょう。
土台を固めたら意外とこのままがベストなことに気付いた、なんてこともあるかもしれません。


●転職活動に使用するツール
・履歴書
・職務経歴書
・現在の仕事ぶりが分かる資料
・転職先に向けた資料(これは各企業からお題が出ることが多いようです)
この4つがメインのツールになってきます。
昔は手描きで熱を込めるが主流だったようですが、今は皆さんPCを活用している様です。
詳しい作り方は、説明するサイトはたくさんあるのでここでは割愛します。


●転職活動のルート


・「自力で探す」

向いている転職パターン
→具体的に行きたい会社がはっきりしている、目的意識が極めて高い場合

熱意を見せるべく、自分でアポイントをとって書類を送りましょう。
直接の応募は、受け手の起業のほうも嬉しいようです。
また、小さい企業は自社サイトに求人を出していることが多いです。
少数精鋭の中小企業はお給料も跳ねることも多いので、是非チェックしてみてください。
注意すべきは、あくまでも直接交渉だということ。
フォローしてくれる人がいないので、当然ですが連絡や約束はきちんと守りましょう。
逆に企業側がズルズルになって連絡が来ない場合の催促もしなければなりません。
また、お給料や待遇の面であまり言い出せず、満足のいく回答をもらえない場合も。
ここまで準備をしてきたのですから、はっきりと希望を伝えましょう。聞きたいことを聞くのも重要です。


・「知人の紹介」

向いている転職パターン
→企業の情報を手堅く知り、安心感を持って転職したい場合

同業他社の友人や、今の職場のをやめた先輩の紹介などがこれに当たります。
良くも悪くも自分を知っている人がいることで、書類や面接などはだいぶ気楽に構えることができます。
自身を高く評価してくれている人の紹介は、お給料アップにもつながります。
内情も聞き出しやすいので、自身の希望に合っているかどうか、正確な情報を元に判断しやすのもメリット。
ただし紹介してもらった以上、責任重大です。
また転職してからの付き合いや、働き方が遠慮がちにならないように注意が必要です。
もしその会社が自分に合わなかったとき、その次の転職がしづらいというデメリットもあります。


・「転職エージェントの紹介」

向いている転職パターン
→転職先に求める条件がはっきりしている場合

総合的に幅広い業種を取り扱うサイトもあれば、業界専門のサイトもあります。
ネットから仮登録、面談で本登録という流れが多いようです。
本登録の際に希望の職種や収入、諸条件を伝え、マッチする企業を紹介してくれるというのが大体の流れです。
この場合、エージェント側である程度マッチングしてくれているため、書類審査は大抵通過します。
面接もエージェントの営業が同行してくれる場合が多く、
自分では聞きづらい質問を代わりにしてくれたり等、かなりフォローしてくれるので心強いです。
ただし、エージェントは紹介のプロ=照会先からお金をもらいます。
転職させればお金がはいるので、とにかくたくさんの企業を紹介してきます。
エージェントに流されて失敗する、ということの無い様に、自分の希望条件をしっかり伝えましょう。
転職活動をする場合、1つでもエージェントに登録してみることをオススメします。
業界の流れ/お給料/求人の傾傾向などが分かり、とても参考になりますよ。


転職の仕方も色々ですね。
いざというときにパニックにならない様に、
業界紙を読んだり、求人にさっと目を通したりと、
日頃から情報へアンテナを伸ばしておくと良いかもしれません。


次回は【円満に転職をする秘訣編】
転職は、決まればしれで終わりではありません。
トラブルにならないように、必要になる動きをご紹介いたします。

< 前へ

次へ >