【転職コラム:転職全般④】円満に転職をする秘訣
2016年10月2日

日々の仕事の中で、違和感を感じたり、壁にぶち当たった時にふとよぎる「転職」の2文字。
しかし本当に転職活動をするのは、なかなか腰が重くなりがちですね。


転職活動の際に多くの人が求める「キャリア達成感」「会社環境」「私生活環境」。
この3つを「3大基準」ととらえ、それぞれの角度から転職活動を考えます。
はたして、前向きで実りある転職活動とは?


今回は最終回の第4回、【円満に転職をする秘訣編】です。
転職の際に起こりがちなトラブル、その防止策をご提案いたします。


いざ、内定。トラブルあるある


●転職先が希望してきた入社時期が来月

転職に伴う退社希望の報告は、2〜3ヶ月前までに済ませるのが常識。
急ぎの転職でない時に「来月から来て!」なんて言われない様に、転職希望時期は面接中から必ず伝えておきましょう。


無理に転職しても、今まで築いてきた人間関係にひびが入ってしまいます。
それでもどうしても来てほしい、というような会社には、
あなたの人間関係を改めて説明しましょう。
もしかそれでもダメであれば、一度立ち止まって辞退を考える事をオススメします。


●仕事を引き継げる人がいない

本当に誰もいない場合は、ギリギリまで仕事をするしかありません。
状況を分かりやすくまとめ、会社に残していきましょう。
引継ぎ相手を用意してくれない会社は、計画性が低い組織です。
ひょっとして転職を考えたキッカケのひとつに、会社の計画性の無さがあったのでは?
残念ながら、引き継ぐ先が無いからといって今の会社に長居していても、
おそらくいつまでたっても引継ぎ相手は現れず、円満な退社はできません。
心を鬼にして、退社の意志を固めましょう。


●有休消化期間が取れない

前の会社の有休消化期間に、次の会社の仕事が始まるパターンもよく耳にします。
社会人になると、普通の平日休みが続くなんてめったにありません。
趣味や旅行に使うにも大チャンス。是非計画性を持って休んで、次の仕事にための英気を養いましょう。
転職活動前に、有休/代休の残日数を把握しておくと目標になりますよ。
会社に取得の申請を早めに出して、残務整理を出勤日内で終わらせましょう。


それでも、なかなか「完璧円満」に退社するのは難しいです。


組織にはたくさんの人がいます。あなたの転職に対しての捕らえ方も様々。
しかし、「なるべく完璧円満を目指す」ことは出来ます。
「タイミング編」で重要だった

・転職で得たいものは何かを把握すること
・前向きに挑む意思をもつこと
・かかわる人たちへのしっかりした根回し

これが出来ているか否かで円満度も変わってきます。

また、「準備編」の最後にオススメした
「日頃から情報へアンテナを伸ばしておく」ということも、
しっかり癖付けておけばトラブルを防ぐことにつながります。


新たな門出を祝ってくれる人が多いほど、次の職場のモチベーションも上がりますね。

良い転職をして、充実したライフワークバランスを手に入れましょう!

 

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