『歩数で勝負!!カメさんぽ』は『ポケモン GO』と何が違うのか?話題のウォーキングアプリゲームについても解説!


スマートフォン向けゲームはいつでもどこでも遊べるのが魅力ですが、最近では積極的に外へ出かけることを促すゲームも続々登場しています。

 

そんな中、新たに登場した『歩数で勝負!!カメさんぽ』は、従来のスマホゲーとは異なるアプローチで、外出することを促すゲームに仕上がっているようです。

 

『歩数で勝負!!カメさんぽ』の魅力

このゲームは、その名の通り歩いた数がゲームの肝となる作品です。

https://youtu.be/tghm-ccCKRk

 

「歩数」が鍵になる新しい放置ゲー

スマートフォンが持つ特性として、常に懐に携帯しているという点が挙げられます。

普段は意識していなくとも、肌身離さずスマホを持ち歩くことで、スマホもまた様々なデータを収集することができているのです。

 

ここに目をつけたアプリとしては、万歩計などのヘルスケア関連のものが目立ちますが、ここでは歩数に目をつけ、その数値をゲームにしてしまっています。

ゲーム内にその日の歩いた数がインプットされ、競争相手と歩数を競うという競技が展開されます。

 

対戦相手はコンピューターですが、勝ち上がっていくごとに多くの歩数をクリアのために要求するため、ステージをクリアするためにはより多く歩かなければならないという仕掛けになっているのです。

 

「スマブラ」でおなじみのHAL研究所の新作

カメさんぽを開発したのは、「星のカービィ」シリーズや「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズを開発したことで知られるHAL研究所です。

 

もはや任天堂の看板ゲームとも言える作品の数々を手がけてきたベテラン開発陣ということもあり、そのクオリティは折り紙付きです。

スマホゲームの多くはインディーズゲームで、安価ながらも多彩なゲームが楽しめるのがウリであるとも言える一方、個人開発ということもあり、バグや予期せぬエラーが発生することが多いことも見かけます。

 

カメさんぽはその点に関しては不安を覚える必要がなく、たとえ不具合が見つかったとしても、即座に修正対応が行われることが期待できます。

 

ゲーム製作やサービスの運営についてのノウハウは、HAL研究所のような大手の方が蓄積されている側面もあります。

まだまだリリースされて間もないゲームですが、今後のサービス拡大にも期待したいところです。

 

HAL研究所については以下の記事でも解説しています。併せてご参照ください。
HAL(ハル)研究所に就職したい!会社の概要と就職の際のポイント

『カメさんぽ』が実現する新しい遊び方

このゲームは「健康的な歩きスマホ」に注目した、新しいゲームと言うこともできるでしょう。

 

「スマホは持ち歩くもの」に焦点

上述のように、カメさんぽは基本的にその日歩いた歩数がそのままゲーム内スコアとなって、プレイに直結する仕様となっています。

 

そもそも、スマートフォンは高いスペックを誇るコンピューターの一種とも言えますが、単にグラフィックや処理速度といったスペックに頼るだけでなく、スマホ特有の、人間の運動と結びついた高感度センサーをうまく活かしてゲームに落とし込んでいる点がポイントと言えるでしょう。

 

HAL研究所といえば任天堂作品ですが、ここ最近で大きな話題となっている家庭用ゲーム機のニンテンドースイッチもまた、ジャイロセンサーを活用したプレイングが話題となっています。

 

ただ、ニンテンドースイッチは毎日肌身離さず持ち歩くものかと言われると、少し厳しいものがあります。

このゲームは、そういった家庭用ゲーム機のニッチな落とし穴に目をつけたゲームとも言え、「スマホを持ち歩く」行為を最大限にゲーム化した作品と考えることもできそうです。

 

カメさんぽは任天堂のブランドこそ背負ってはいないものの、任天堂ブランドにも十分通用するほどのプレイ体験を、スマホを通じて提供してくれているのです。

 

 

スマホを懐に入れてどんどん歩きたくなるゲーム

また、このゲームでは歩けば歩くほどスコアが大きくなり、ゲームクリアが近づくシステムを導入しているので、良い健康増進になるとも言うことができます。

 

歩数がそのままゲームクリアに直結するため、「せっかくだから一駅歩こう」「休みの日は遠くまで散歩に行こう」など、歩くためのモチベーションを強烈に喚起してくれています。

 

外でゲームを遊ぶと言うよりも、歩数を稼ぐことでゲームクリアを目指す必要があるため、散歩することが目的となるのもカメさんぽの特徴です。

 

『カメさんぽ』と『ポケモン GO』の大きな違い

外へ出かけたくなるゲームといえば「ポケモンGO」が最も有名ですが、『カメさんぽ』とこの作品には決定的な違いもあります。

 

人気沸騰中の『ポケモン GO』系ゲーム

AR技術を活用し、まるで本当に現実世界へポケモンが現れたかのようなビジュアルが話題となったポケモンGOですが、今でも継続的にサービスの提供が続けられており、根強いファンは後を絶ちません。

https://www.pokemongo.jp/

 

新種のポケモンが定期的に登場することもあり、リリースから数年が経過した今でも、休日にはスポットへ行くと多くの人がポケモンゲットを求めてたむろしている様子が伺えます。

 

そんなGO旋風を受けて、最近ではドラゴンクエスト版ポケモンGOとも言える、『ドラクエウォーク』がリリースされました。

こちらもポケモン同様、目的地を目指しながら道中のモンスターを討伐しつつ経験値を稼ぐという、散策型アドベンチャーを基調としており、サービス開始当初から大きな注目を集めてきました。

https://youtu.be/tbp9V_uA6_U

 

ポケモンとドラクエ、どちらも国民的ゲームであることに変わりはありませんが、どちらの作品も好きと言う熱心なファンにとっては、どっちを優先してプレイすべきか悩ましい判断を迫られているに違いありません。

 

何れにせよ、これらのゲームは外に出ることをプレイヤーへ積極的に促す、イノベーティブな作品であることには間違い無いでしょう。

 

関連記事
ドラゴンクエストウォークに学ぶwithコロナで試される位置情報ゲームのピボットな開発スタイル
世界中を熱狂させたポケモンGoに必要なことは全部20年前に構成されていた

 

『カメさんぽ』は画面を凝視しなくても良い

このゲームは、ポケモンGOやドラクエウォークとは決定的に異なる点を秘めています。それは、画面を眺める必要がないという点です。

 

ポケモンやドラクエの場合、モンスターを見つけるために歩くというところまでは良いものの、モンスターを探すために画面を凝視する必要があるだけでなく、モンスターを捕まえたり、倒したりするのにも画面を見つめる必要が出てきてしまいます。

 

そのため、スマホ歩きが社会問題となったように、思わぬアクシデントを誘発してしまったり、せっかく見知らぬ街に出ても画面ばかり見続けてしまうので、現実世界を楽しむことができなくなってしまうのです。

 

一方、カメさんぽの場合はただ歩いてスコアを稼ぐことだけが目的となるため、画面を常に凝視している必要はありません。

今どれくらい歩いたかを確認する時にしかスマホをのぞく必要もないため、存分に散歩そのものを堪能することができます

 

カメさんぽの場合は1日の終わりにどれくらいの歩数を稼いだかが重要になります。

万歩計をゲームにしたらこうなった、というお手本をうまく提示している作品と言えるでしょう。

 

人気のウォーキングアプリゲーム一覧

ここまでウォーキングアプリゲームという観点から、『カメさんぽ』『ポケモン GO』を比べてみましたが、この項目ではその他の人気ウォーキングアプリゲームについて紹介します。

Walkr – ポケットの中の銀河冒険

主人公である11才の少年コリンズが、宇宙船Walkerに乗って柴犬のドギーといっしょに宇宙へ飛び出すウォーキングゲーム、『Walkr – ポケットの中の銀河冒険』。彼らが乗る宇宙船「Walkr」に搭載されている”エクスプローラー”という探査システムを使って、銀河に広がる沢山の惑星を探索していくゲームになっています。
探索する時は目的の銀河を決め、時間経過と共にその銀河に近づいていきますが、その際に役立つのが歩いて稼ぐ歩行エネルギーです。「惑星冒険ゲーム」と「万歩計」が合体したゲームとイメージして貰えれば分かりやすいかもしれません。
これまでの章で紹介してきた、「スマホは持ち歩くもの」というところに焦点を当てており、歩行そのものをエンタメ化した作品として注目され、全世界でダウンロード数は500万を突破しています。
開発元は、世界で1,000万人以上のユーザー数を誇る「Plant Nanny」を運営する台湾のゲーム会社、FOURDESIRE社が運営しています。

Pocket Plants –

『Pocket Plants –』は、中国のShikudo社から配信されているアプリゲームです。様々な植物を合成しながら新しい植物を作っていく育成シミュレーションゲームになり、プレイヤーはゴミであふれかえた惑星の管理人として、その惑星を植物で浄化していくミッションを与えられます。
およそ150種類以上の植物をかけ合わせていく事で新種の植物を生み出していくこのゲームですが、このかけ合わせの際に必要となるのが歩行エネルギーです。また歩数はエネルギー以外にも「アメジスト」や「ルビー」といったゲーム進行に必要なアイテムと交換できるので、歩けば歩くほどゲームが有利になっていきます。
ただ、通常のヘルスケアアプリの様に距離や歩数、消費カロリーをメインにしているのではなく、あくまでゲームを有利に進めていくための手段として、ウォーキングが存在するという立ち位置になっています。
そのため運動の習慣を取り入れたいけども、いきなり本格的な歩数計から始めるのはちょっと…と考える方にとっては、ウォーキングを楽しめるきっかけにもなり得るアプリゲームになっています。

Fitness RPG

『Fitness RPG』は、『Pocket Plants –』を運営している中国のshikudo社から配信されているRPGゲームです。”ウォーキング + RPG = Fitness Fantasy!”というゲームのキャッチコピーにもある様に、歩行エネルギーがゲームを円滑に進める要素になっています。
物語の舞台は暗黒の精神によって滅ぼされた健康王国。主人公は王国の救世主として、仲間とともに暗黒エネルギーから人々を救う健康エネルギーを生み出す旅を始めます。ここでいう”健康エネルギー”がつまり歩数の事になっており、スマホ内に標準搭載されている歩数機能と連携し、実際の歩数をカウントしていきます。この歩数によって宝箱の種類も変化していき、一緒に冒険する仲間たちの強さも変わっていきます。
これまでに紹介してきたアプリゲームの中でも歩数がゲームに及ぼす影響が大きく、装備を収集してレベルアップして強くする事、レアな外観を収集するといった要素に直結していきます。RPG要素にもこだわりが強く、周回プレイ機能等も可能なため、まさにFitnessとRPGの融合ゲームと言える作品になっています。

 

おわりに

カメさんぽはいわゆる放置ゲーの仲間という点で、ポケモンGOなどとは一線を画している点が大きな特徴です。

 

スマホの携行性に目をつけ、ゲームが人を外に連れ出すという導線はポケモンGOでも達成されていましたが、現実世界を見て回るためのインセンティブをうまく作っているのは、カメさんぽが初めての作品になったのではないでしょうか。

 

位置情報ゲームについて、下記記事でも解説しております。
携帯片手に旅してみよう!

 

署名:Satoru Yoshimura

プロフィール:ライター。20年以上の付き合いがあるビデオゲームとアメリカ音楽をテーマとした活動が中心。「日本のゲーム音楽がヒップホップに与えた影響」などブログで公開中。

 

ゲーム業界経験者が転職するなら

GAME CREATORSを運営しているリンクトブレインでは、ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスを提供しています。
ゲーム業界に精通したコンサルタントが、非公開求人を含む3,400件以上の求人の中から、あなたの希望や適正にあった最適な求人をご紹介します。
あなたの転職活動を成功に導くためにサポートいたしますのでお気軽に登録してください!

 

    登録フォーム

    下記フォームにご入力の上、「エージェントサービスへ登録する(無料)」ボタンをクリックしてください。

    必須

    氏名必須

    必須

    生年月日必須

    必須

    都道府県必須

    必須

    電話番号必須

    必須

    メールアドレス必須

    必須

    ゲーム業界での業務経験必須

    経験あり経験なし

    必須

    経験職種1必須

    任意

    経験職種2任意

    任意

    経験職種3任意