ironSourceがSOOMLAを買収、アドクオリティーインサイトを提供
世界最大規模のモバイルアプリプラットフォームであるironSourceは、アドクオリティー計測プラットフォームを提供するSOOMLAの買収を発表しました。
本買収により、ironSourceのプラットフォームを利用するデベロッパーはアプリ内に配信される広告について、より効果的に管理・最適化できるようになります。
具体的には、潜在的にユーザー体験を阻害してユーザーの離脱につながるような不適切または紛らわしい広告や、拒否リスト違反の広告を判別できるようになり、提供されるインサイトをもとにユーザー体験の最適化をより効果的に行うことが可能になります。
他のメディエーションプラットフォームを利用していても、引き続きSOOMLAのソリューションは利用可能です。
「デベロッパーに対して最適なビジネス環境を提供するというironSourceの理念を実現する上で、SOOMLAのテクノロジーは不可欠でした」とironSourceの共同創業者兼最高収益責任者のOmer Kaplan氏は述べています。
「当社は、モバイルアプリのデベロッパーに対し、包括的なグロースプラットフォームを提供することを掲げています。
この目標を実現すべく、デベロッパーの開発及び成長に貢献し得る新規機能を絶えず追加しているのです。
デベロッパーの皆様には、当社のメディエーションプラットフォームを利用しているか否かに関わらず、SOOMLAが有する知見を広く活用していただきたいと考えています」。
近年では、アプリ内広告を通じた収益化を行うアプリが増加。
これまでアプリ内課金を重視してきたジャンルまでもが、ゲーム体験の一部として設計された広告を通じて新たな収益源を確保しようとする動きが見られ始めています。
SOOMLA社が有するアドクオリティーに関するインテリジェンステクノロジーを活用すれば、デベロッパーはユーザー体験の管理をより効率的に行うことができます。
どの広告プラットフォームがユーザーのエンゲージメントを向上させて、また業界標準に即しているか、さらにはユーザー体験を阻害して離脱を促進させているかといったことを把握できるようになるのです。
「ironSourceのチームに加わることができて、大変うれしく思います」とSOOMLA社の最高経営責任者を務めるYaniv Nizan氏は述べています。
「デベロッパー向けに最上級のテクノロジーを開発するという思いを共有する企業同士の融合です。
SOOMLAの技術をより多くのアプリデベロッパーに提供することで、益々の発展を遂げていきたいと考えています」。
Yaniv Nizan氏とSOOMLA社のメンバーは今後ironSourceのチームの一員として、新たなテクノロジーの開発を続けていく予定です。
ironSource 会社概要
世界の主要モバイルゲーム企業を顧客とするironSourceは、モバイル広告のメディエーションプラットフォーム、モバイル広告ネットワーク、ユーザー獲得プラットフォームなどの提供を通じて、ゲームデベロッパー向けのマネタイズ及びマーケティング支援を行っています。
2010年に設立された当社は、テルアビブ、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、北京、深?、ベンガルール、ソウル、東京に拠点を置くグローバル企業です。
提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000045774.html