Anzu.io、世界最先端のゲーム内広告プラットフォームの拡大を促進するため900万ドルを調達
ゲームに特化したグローバルな広告プラットフォーム「Anzu」は新たに900万ドルの資金調達を発表しました。
イスラエル、テルアビブ-2021年2月2日午前9時EST
今回の資金調達はBITKRAFT VenturesとHBSE Venturesが共同で行ったもので、世界最大のマーケティングサービス会社であるWPPと、世界最大級のゲームグループの投資部門でありプレイステーションのオーナーでもあるSony Innovation Fundのほか、Alumni Ventures Group、LGBT+ VCのリーディングカンパニーであるGaingels、象徴的な野球チームであるThe Chicago Cubs、Goal Ventures、著名なエンジェル投資家でありRiot Gamesの共同設立者・共同代表者・元共同CEOのMarc Merrill、そして先日Epic Gamesに買収され業界をリードするキッズセーフ広告プラットフォームSuperAwesomeの共同創設者兼CEOのDylan Collinsが参加しています。
今回の資金調達はAnzuの商業的な成長を促進し、営業活動やマーケティング活動を強化し、世界的な規模でAnzuを推進するために使用されます。
投資家は戦略的パートナーとして行動し、Anzuは独立した企業として存続します。
ゲーム業界は現在、音楽業界と映画業界を合わせた規模よりも大きく、2025年までに約2570億ドルに達すると予想されています。
広告主はゲームの可能性を認識しており、ついに広告チャネルとしてのゲームに参入し始めています。
WPPのCEO Mark Readは、「ゲームは、この1年で爆発的に成長したアクティビティの1つであり、ますます重要な広告チャネルとなっています。
Anzuとの提携により、私たちの代理店と共にeスポーツやゲーム領域で成長しているオーディエンスへのリーチをよりシンプルにすることができます」
コンソール、PCおよびモバイルプラットフォーム上で展開可能なAnzuの最先端のプログラマティックテクノロジーは、最高品質のビデオゲーム、eスポーツトーナメント、ライブストリームに現実世界の広告をブレンドし、ゲームの臨場感を高め、ゲームオブジェクトを価値ある広告機会に転換します。
クライアントには、ゲームパブリッシャーのUbisoft、Lion Castle、Nacon、グローバルブランドのPepsico、Samsung、American Eagle、Vodafoneなどが含まれます。
「Anzuは彼らが約束した技術を提供し、業界の足跡を伸ばしてきました。
今回の資金調達ラウンドに参加し、Anzuをサポートすることでゲーム内広告の成長の新たなフェーズに進めることに興奮しています。
Anzuのゲーマーファーストの姿勢は、開発者が新しいビジネスモデルにアクセスし、ゲームプレイを妨げることなく広告主をゲーマーのオーディエンスに近づけることを可能にします」と、Sony Innovation Fundの投資・運営責任者、Innovation Growth Ventures 代表取締役土川元氏は述べています。
Anzuのロードマップには、実証済みの技術によりコア技術を補完し、増幅する新製品が含まれています。
既に計画されているロサンゼルスとニューヨークを皮切りとした米国、シンガポール、中国、その他の主要拠点への展開によりAnzuはグローバルな戦略的なポジションを確立し、Anzuの成長に欠かせないグローバルなゲーム開発者や現地の広告主との関係構築を促進します。
「Anzuの次の成長ステージに向けて広告、エンターテインメント、ゲーム、eスポーツのグローバルリーダーを擁し、ベンチャーキャピタルによる投資を得ていることを誇りに思います。これらの先駆者たちは、2021年に向けて当社が圧倒的な地位を維持するための戦略的パートナーとして最適な組み合わせです。」とAnzu 共同創業者およびCEOのItamar Benedyは述べています。
「最初の投資以来、Anzuのチームは、ハイエンドのゲームセグメントにおいて、ゲーム内広告を大規模に配信するための最も洗練されたプラットフォームを構築してきました。素晴らしいゲームラインアップへの実装と、プラットフォーム上でユニークなキャンペーンを実施している広告主との組み合わせはAnzuの市場における地位と技術を証明しています。このような素晴らしい共同投資家グループと一緒に投資できることを誇りに思います。」BITKRAFTのFounding General Partner、Jens Hilgersは述べています。
Anzu.ioについて
Anzuは、世界で最も先進的なゲーム内広告ソリューションです。
モバイル、PC、コンソールプラットフォームで動作するAnzuは、現実世界のブランド広告をビデオゲーム、eスポーツトーナメント、ライブストリームに直接溶け込ませることが出来ます。
リアルタイム分析と既存のデジタル業界標準をゲーム内に導入する唯一のソリューションとして、Anzuの特許取得済みのテクノロジーは、ゲームに溶け込みながらも視認性の高いIAB準拠の広告フォーマットを提供します。
グローバルパートナーには、PepsiやSamusungなどの広告主、UbisoftやNaconなどのゲームスタジオが含まれます。
Anzuは、これまでにWPP、BITKRAFT Ventures、Sony、HBSE Venturesなどの投資家から1700万ドルを調達しています。
革新的なゲーム内広告プラットフォーム Anzu.io の詳細についてはこちらのウェブサイトでご覧頂けます。
BITKRAFT Venturesについて
BITKRAFT Venturesは、ゲーム、eスポーツ、インタラクティブメディアのアーリーステージおよびミッドステージのグローバルな投資プラットフォームです。
eスポーツのベテランJens Hilgersによって設立されたBITKRAFTは、業界で最も先進的なスタートアップや創業者にまたがる世界的なネットワークを提供し、未来の仮想世界と経済の構築と運営に取り組んでいます。
BITKRAFTは2015年に積極的な投資を開始し、運営する4つのベンチャーファンドの運用資産総額は2億4,000万ドルを超え、グローバルポートフォリオには50社以上の企業を擁しています。
BITKRAFTの経験豊富な国際的なチームは、早い段階からの公正なパートナーシップ、他に類を見ないドメインの専門性、起業家としての歴史、戦略的パートナーのグローバルなエコシステムを通じて、大きな価値を創造しています。
Synthetic RealityRの限界を押し広げるBITKRAFTとそのポートフォリオ会社がについては、公式サイトをご覧ください。
HBSE Venturesについて
HBSE Ventures は、スポーツおよびエンターテインメント技術の分野で、次のカテゴリーを定義する企業を構築するために起業家を発掘し、パートナーとなることを目的としたアーリーステージのベンチャーキャピタルファンドです。
HBSE Ventures のチームには、技術領域と経営経験を持つ世界トップクラスのベンチャー発明家が揃っています。
HBSE Venturesは2つ目のファンドから投資を行っており、2018年にハリス・ブリッツァー・スポーツ&エンターテイメント(Harris Blitzer Sports & Entertainment)内に設立され、人々の可能性を鼓舞し、私たちが生活し、働き、遊び、勝利するコミュニティを強化することに焦点を当てています。
HBSE Venturesの詳細は公式サイトをご覧ください。
Sony Innovation Fundについて
Sony Innovation Fundは、2016年にソニー株式会社が設立したコーポレートベンチャーキャピタル。
AIやロボティクスを始めとした今後ソニーが注力する事業領域において、優れた外部の研究者やスタートアップなどとの協業を従来以上にグローバルに推進し、また、グループ内リソースを活用した投資先の事業成長支援などを通じて、よりオープンなエコシステムの創出を目指しています。
提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000060167.html