KKファンド、電通X、インフォフェドが、アジア初のビジネスに特化したeスポーツサミットを開催

 

2021年3月23日:東南アジアのインターネットやモバイルの新興企業に投資するベンチャーキャピタルのKK Fund PTE Ltd. (本社:シンガポール、CEO: 斉藤晃一、以下KKファンド)は、タイのeスポーツスタートアップであるInfofed (本社:タイ バンコック、CEO:Jirayod Theppipit, 以下、インフォフェド)、グローバルで展開している広告会社のdentsu X(本社:イギリス ロンドン、 グローバル・マネージング・ディレクター:Sanjay Nazerali、 以下電通X)と共同で、アジア初のオンラインeスポーツサミット「eSports X Business Asia Summit(以下、 EXB アジアサミット)」を、2021年4月21日~22日に開催することを発表しました。

 

 

「EXBアジアサミット」は、eスポーツ業界関係者をオンライン上で集め、最新の業界動向のシェア、業界内外のブランドに対する啓蒙、あらゆる業界関係者とのネットワークの機会を提供することにより、アジアのeスポーツエコシステムの成長を加速させることを目的としています。
イベントの模様は、DealroomおよびEXBアジアのソーシャルメディアチャンネルで配信されます。
主に著名スピーカーによる講演、ビジネスマッチング、スタートアップによるピッチングセッション、そしてeスポーツのミニ大会が開催される予定です。

 

KKファンドの創業者でありジェネラルパートナーでもある斉藤晃一は、「アジアには世界最大のeスポーツプレイヤーとファンがおり、現状世界のeスポーツ収益の半分近くを占めています。
大きな成長の可能性があるとはいえ、この地域のeスポーツ業界はまだ始まったばかりです。
今回のサミットは、エコシステムをさらに発展させるために、より良いコラボレーション、コミュニケーション、教育を行うために総力を結集した取り組みです。
この画期的なイベントには、素晴らしいパートナーやスピーカーが揃っており、意見交換や新たな関係を構築する貴重な機会を提供しています。
EXBアジアを通じて、アジアにおけるeスポーツの認知度を高め、この地域が持つ本来のポテンシャルを最大限に発揮できるようになると信じています」と述べています。

 

本サミットには、主要なゲームパブリッシャー、開発者、メディアおよび放送プラットフォーム、各国のeスポーツ協会、eスポーツおよびテクノロジー関係のスタートアップが参加予定です。
Tencent Games、SEGA、Garena、ONE Esports、Razerなどの業界大手企業に加えて、タイeスポーツ連盟、シンガポールeスポーツ協会、日本eスポーツ連合なども参加します。
また、eスポーツ業界から著名ゲストを招き、ゲーム内でのマネタイズ、スポンサーシップ、プロ選手を活用したブランディングなどをテーマにしたセミナーを開催します。
また、アジア諸国におけるeスポーツ人気、eスポーツエコシステムを効果的に構築する方法、ゲーミングギアとのコラボレーションによる先駆的なスポンサーシップなどのケーススタディも紹介します。

 

スピーカー
●里見治紀、セガホールディングス株式会社 会長兼CEO
●アンドリュー・マヌギアン、Tencent ゲームオペレーション責任者
●カルロス・アリムルン、ONE Esports CEO
●ランス・クエック、Gamerforce Ventures 創設者
●チャンドラ・フィルマント、Indogen Capital 創設者
●斉藤晃一、KKファンド 創設者
●中野義将、株式会社電通 パートナーシップディレクター
●オム・カオサード、インフォフェド COO

 

セミナーとネットワーキングセッションはサミットの4月21、22日の両日にわたって行われ、初日の4月21日にはeスポーツ関連スタートアップによるピッチセッションが行われます。
選出されたeスポーツ関連のスタートアップ企業5社はアジアの企業、ベンチャーキャピタリスト、政府機関に自社のビジネスを売り込むチャンスを得ることができます。
セッションへの登録はウェブサイト上で、2021年4月2日まで受付中です。
また、2日めの4月22日には、目玉であるeスポーツトーナメント決勝戦が行われます。
トーナメントの制作プロセスや大会への参加を通じて、各企業に対して実践的な体験を提供し、eスポーツの大会への協賛メリットなどの理解を深めることを目的としています。
決勝戦はeArena他、様々なチャンネルで放映されます。

 

インフォフェドCEOのJirayod Theppipit氏は、「EXBアジアサミットを開催するにあたり私たちが優先しているのは、eスポーツ業界の各ステークホルダーの協働と、本業界に関する教育を推進することであり、これらの問題は、アジア地域特に東南アジアでの業界の成長に影響を与えています。eスポーツへの関心を最大化するには、認知度の向上、コラボレーションの促進、強固なインフラの構築に向けて、各ステークホルダーの協業が必要です。私たちは、アジアにおけるeスポーツのイノベーションを促進し、コミュニティを強化するという使命を掲げています。」と、述べています。

 

電通Xタイランドのマネージングディレクター小池 和雄氏は「eスポーツには、ますますデジタル化が進む世界においてデジタル体験を変革し、世界中のオーディエンスを結びつけるポテンシャルがあります。私たちは、eスポーツの知名度を世界的に高め、スポンサーシップやマーケティングの親和性を高めるために力を尽くしてきました。 EXBアジアは、eスポーツがスポーツマーケティングにもたらす新たなクリエイティビティと可能性を各ステークホルダーの皆様に理解していただき、ブランド認知度を最大化するためにeスポーツを最大限に活用する方法をご紹介することができると確信しています。」と述べています。

 

EXBアジアサミットは、参加費無料で一般参加が可能です。イベントの詳細や参加登録については、公式サイトをご覧ください。

 

 

KKファンド 概要

KKファンドは、シード段階の東南アジア企業にフォーカスするベンチャーキャピタルファンドであり、当ファンドのGPは複数のイグジットとユニコーン企業への投資にて成功を収めた実績があります。
KKファンドは事業会社、投資ファンド、ファミリーオフィス、シリアルアントレプレナーなどからの支援を受け、東南アジアの将来有望な起業家に対し投資・支援を行っています。

 

電通X 概要

「Experience Beyond Exposure」が、電通Xのブランドプロポジションであり、デジタル経済の到来に伴いブランドが成長していくためには、統合的でパーソナライズされたマーケティングソリューションが必要であるという信念に基づいています。
電通Xは、Exposure(露出)よりもExperience(体験)の力を信じ、人材・データ・クリエイティブについて徹底的に理解し、それらを組み合わせて、消費者の心に響く体験をデザインしていくことを目指しています。

 

インフォフェド 概要

インフォフェドはタイを代表するeスポーツスタートアップ企業で、トーナメント、タレント、eスポーツアカデミープログラムを通じてクリエイティブなeスポーツコンテンツを制作することにより、東南アジアをリードするeスポーツメディアエージェンシーになることを目標としています。
より強固なeスポーツコミュニティを構築するため、様々なテクノロジーを駆使してオンライン(eArena.com)とオフライン(Thailand Esports Arena)の両方でeスポーツプラットフォームを運営しています。
また、eスポーツのスキルアップに興味のある方のためのeスポーツアカデミーも運営しています。
当プログラムは、インフォフェドがタイのeスポーツエコシステムを発展させ、推進していくための重要な施策であると位置づけています。
2021年には、eArenaというプロeスポーツチームをデビューさせ、RoVおよびFree Fireのタイのプロリーグに参加しました。
近い将来には、このチームが国際レベルで影響力のある全てのゲームの大会に参加できるまでに成長させることを目指しています。

 

提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000076626.html