株式会社ハピネットは、東京都台東区に本社を置く会社。バンダイナムコグループの中核複合商社で、玩具卸業において国内トップの売り上げを誇る。事業内容としては主に玩具、ゲーム、映像、音楽ソフトの制作事業を行っており、主なゲーム実績として「ブリガンダイン ルーナジア戦記」、「百鬼城公儀隠密録」などが挙げられる。
目次
基本情報
| 企業名 | 株式会社ハピネット(HAPPINET CORPORATION) |
| 本社所在地 | 〒111-0043 東京都台東区駒形ニ丁目4番5号 駒形CAビル |
| 設立 | 1969年6月7日 |
| 資本金 | 2,751,250,000円 |
| 代表者 | 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦 |
主な実績
・ブリガンダイン ルーナジア戦記
・ガラクタの星
・百鬼城公儀隠密録
・12歳。とろけるパズル?ふたりのハーモニー
・ニコ☆プチ ガールズランウェイ
企業情報
| ビジョン | 私たちはハピネス・ネットワーキングを展開し、エンタテインメント・スタイルの創造により人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。 |
| 経営理念 | 「人々の心に感動を与え、夢のある明日をつくる」 |
| 行動指針 | 常に「何が大切か、何が正しいか」を考え、行動します。 |
| 株式市場 | 東証1部(7552) |
| 売上高 | 連結：2,593億円 単体：1,071億円（2021年3月期） |
| 当期純利益 | 2,591百万円(2021年3月) |
| 従業員数 | 連結：968名 単体：454名（2021年3月31日現在） |
| 平均年齢 | 39歳10ヶ月（単体、2021年3月31日現在） |
| 平均年収 | 590万円 |
| 関連企業/子会社 | バンダイナムコホールディングス 株式会社ハピネット・マーケティング 株式会社イリサワ 株式会社ハピネット・メディアマーケティング 株式会社マックスゲームズ 株式会社ハピネット・ベンディングサービス 株式会社ハピネット・ロジスティクスサービス |
| 本社外所在地 | 大阪支社 〒531-0074 大阪府大阪市北区本庄東一丁目1番10号 RISE88ビル3階 市川ロジスティクスセンター 〒272-0002 千葉県市川市二俣新町17番地18 船橋ロジスティクスセンター 〒273-0012 千葉県船橋市浜町二丁目5番7号 MFLP 船橋I 7階 尼崎ロジスティクスセンター 〒660-0857 兵庫県尼崎市西向島町231番地2 GLP尼崎3階・5階 |
| セグメント | コンシューマー |
IR情報
2021年3月期通期決算
「ハピネス・ネットワーキングを展開し、エンタテインメントスタイルの創造により、人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。」というグループビジョンのもと、玩具事業、ゲーム事業、映像事業などを手掛ける株式会社ハピネット。
通期経営指標
2020年売上高：233,347百万円(2019年売上高：240,398百万円)
2020年営業利益：2,572百万円(2019年営業利益：4,540百万円)
2020年経常利益：2,413百万円(2019年経常利益：4,383百万円)
2020年当期純利益：1,224百万円(2019年当期純利益：2,735百万円)
セグメント別情報
玩具事業
2020年売上高：79,060百万円(前期比2.7%増)
2020年営業利益：1,065百万円(前期比47.3%減)
2019年11月１日付で株式会社イリサワの株式を取得（子会社化）し、模型玩具卸売 事業に参入したことや、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」関連商品などコンビニエンスストア向け商品が好調に推移したことにより、売上高は増収。利益面においては物流費や減価償却費などの販売費及び一般管理費が増加したことにより、減益となった。
映像音楽事業
2020年売上高：71,618百万円(前期比12.4%減)
2020年営業利益：533百万円(前期比51.4%減)
物流の外部委託等により卸売部門の効率化や生産性の向上を図ったものの、パッケージ市場全体が厳しい環境で推移したことに加え、メーカー部門において当社出資映像作品の興行が低調に推移。映像投資損失が発生したことにより、売上高、利益面ともに前期を下回った。
ビデオゲーム事業
2020年売上高：63,136百万円(前期比2.4%増)
2020年営業利益：840百万円(前期比19.1%減)
「Nintendo Switch」関連のハードや、「ポケットモンスター ソード・シ ールド」、「あつまれ！どうぶつの森」などの関連ソフトが好調に推移し増収。利益面においては利益率の高い当社独占流通のソフトでヒット商品がなかったことや、オリジナルゲームソフトの発表に伴う広告宣伝費の増加により減益となった。
アミューズメント事業
2020年売上高：19,532百万円(前期比2.3%減)
2020年営業利益：1,475百万円(前期比14.5%減)
カプセル玩具はイベント販売や大型商業施設など集客が見込めるロケーションへの自動販売機の設置を積極的に実施したことにより好調に推移したものの、カードゲーム機の低迷をカバーするに至らず前期比で減収減益となった。
主なトピックス
・2019年11月１日付で 株式会社イリサワの株式を取得
・BANDAI SPIRITSの「一番くじ」関連商品などコンビニ エンスストア向け商品が好調に推移
今後の見通し
・グループ入りした㈱イリサワとの流通網を活かし、ホビー商材の販売拡大を図る
・映像音楽事業において、『MOTHER マザー』の公開を発表
・Nintendo Switch 『ブリガンダイン ルーナジア戦記』 2020年6月25日発売予定
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