東映アニメーション株式会社は、東京都中野区に本社を置くアニメ制作会社。アニメ―ションの制作、映像制作、IP事業を主軸に展開しており、テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」や、キャラクターグッズの「ドラゴンボールシリーズ」「ワンピース」などが挙げられる。
2021年の1月には、 『SLAM DUNK』の アニメーション映画化が決定した。
基本情報
| 企業名 | 東映アニメーション株式会社(TOEI ANIMATION CO., LTD.) |
| 本社所在地 | 〒164-0001 東京都中野区中野四丁目10番1号 中野セントラルパーク イースト5階 |
| 設立 | 1948年1月 |
| 資本金 | 2,867,000,000円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 高木 勝裕 |
主な実績
・おジャ魔女あどべんちゃ～ないしょのまほう
・スタプラ！
・バルトロン
・もっともあぶない刑事(テレビゲーム)
・仮面の忍者 赤影
企業情報
| 行動指針 | 世界の子どもたちと人々に「夢」と「希望」を与える“創発企業”となることを、目指す。 21世紀映像世界の主軸としてのアニメ業界No.1となることを、目指す。 デジタル画像表現のディファクト・スタンダードの位置づけとなることを、目指す。 |
| 株式市場 | 東証JASDAQ(4816) |
| 売上高 | 51,595百万円(2021年3月) |
| 当期純利益 | 11,067百万円(2021年3月) |
| 従業員数 | 819名名(連結) |
| 関連企業/子会社 | 株式会社タバック 東映アニメーション音楽出版株式会社 TOEI ANIMATION PHILS., INC. (フィリピン) TOEI ANIMATION ENTERPRISES LIMITED (香港) TOEI ANIMATION INCORPORATED (ロサンゼルス) TOEI ANIMATION EUROPE S. A. S. (パリ) TOEI ANIMATION (SHANGHAI) CO., LTD.(上海) |
IR情報
2021年3月期通期決算
・世界の子どもたちと人々に「夢」と「希望」を与える“創発企業”となることを、目指す。
・21世紀映像世界の主軸としてのアニメーション業界でNo.１となることを、目指す。
・デジタル画像表現のデファクト・スタンダードの位置づけとなることを、目指す
の3つを経営理念として掲げ、アニメーション制作、コンテンツビジネス事業を展開する東映アニメーション株式会社。
今期は新型コロナウイルスの感染拡大による映画興行収入の不振、テレビアニメの新作話放送休止、商品販売店舗の営業自粛、イベント・催事の延期・中止等があり、売上にも大きく影響し、減収減益となった。
通期経営指標
2021年売上高：51,595百万円(2020年売上高：54,819百万円)
2021年営業利益：15,503百万円(2020年営業利益：16,049百万円)
2021年経常利益：16,040百万円(2020年経常利益：16,455百万円)
2021年当期純利益：11,067百万円(2020年当期純利益：11,437百万円)
セグメント別情報
映像製作・販売事業
2021年売上高：19,925百万円(前期比比0.8％減）
2021年セグメント利益：4,533百万円(前期比5.8％増)
コロナ禍による影響を受けた一方で、収益性の高い海外映像の売上が増加したことにより、当該事業の売上高は197億66百万円（前連結会計年度比0.8％減）、セグメント利益は47億98百万円（同5.8％増）と減収増益となった。
版権事業
2020年売上高：28,997百万円(前期比2.5%減)
2020年セグメント利益：14,257百万円（前期比1.7％減）
国内は減収となったものの、海外版権部門では、欧米で「ドラゴンボール」シリーズ、アジアで『スラムダンク』等、アプリゲームが好調に稼動したことにより、増収となった。
商品販売事業
2021年売上高：2,466百万円（前期比44％減）
202!年セグメント利益：△1,091百万円
商品販売部門では、前連結会計年度の劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の公開に向けて好調に稼働したタイアップ・キャンペーン向けノベルティグッズ等の販売の反動減に加え、コロナ禍の影響で商品販売店舗の営業自粛を行ったこと等から、大幅な減収となった。
主なトピックス
・欧米で「ドラゴンボール」シリーズ、アジアで『スラムダンク』等、アプリゲーム稼働開始
・2020年７月に映画「人体のサバイバル！」、８月に「東映まんがまつり」、10月に「映画プリキュアミラクルリープ」、11月に映画「魔女見習いをさがして」、2021年１月に劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」前編、２月に同作品の後編と映画「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」、３月に「映画ヒーリングっど ♥ プリキュア」を公開
今後の見通し
・「ドラゴンボール」シリーズ、「ワンピース」、「プリキュア」シリーズ等、主力作品群による収益の安定・拡大を図る
・IPをを事業戦略の軸に据えたグローバル事業展開
・ TVアニメ作品では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ワンピース」、「トロピカル～ジュ！プリキュア」、「デジモンアドベンチャー：」、「ワールドトリガー」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」を放映
・劇場アニメ作品は、大型作品の納品を含め、「東映まんがまつり」 (2021年８月13日公開予定)、「映画トロピカル～ジュ！プリキュア」(2021年秋公開予定)の新作を製作・公開
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