メンタルヘルス啓蒙活動のための助成金「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」の受賞者発表
リアルタイム3Dプラットフォームで世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(以下、当社)は、親会社であるUnityが、「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」の受賞者を発表しました、『Apart of Me』と『What It’s Like To Be Me』です。
「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」は、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)氏のRare BeautyのRare Impact(レア・インパクト)とのパートナーシップにより、メンタルヘルスに焦点を当てた体験を称える助成金です。
受賞者は、プロジェクトを前進させ、拡大するための資金、指導、技術サポートを受けることができます。
UnityのSocial Impact担当副社長のジェシカ・リンドル(Jessica Lindl)は次のように述べています。
「メンタルヘルスに関する会話を正常化するための意識向上や、メンタルヘルスの治療方法として、テクノロジーが利用されていることを私たちは知っています。寄せられた応募作品の質の高さと多様性は、リアルタイム3Dの力がこの重要な社会的インパクトの分野に独自に取り組めることを明確に示しています。Rare Impactとともに、これらの声をサポートし、広げることができることを誇りに思います」
「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」の受賞者は、インパクト、実行可能性、コミュニティとのつながり、革新性、包括性に対する各プロジェクトの取り組みと、ストーリーを伝えるためにUnityのリアルタイム3D技術を使用していることを基準に選ばれました。
Apart of Me
『Apart of Me』は、若者とその家族が悲しみの中で傷つき、混乱することなく、喪失感を抱えながらも十分に生きていけるようにサポートするモバイルゲームです。
このゲームは、遺族カウンセリングの手法を3Dの世界に翻訳したもので、世界中から集まった126人の熟練したボランティアチームが、弱い立場にある若者が悲しみを思いやりに変えることができるように協力して制作しました。
What It’s Like To Be Me
ユーザーが差別を受けているLGBTQ+コミュニティのメンバーの視点で体現し、ナビゲートする5つのパーソナル・ストーリーを体験できるバーチャル・リアリティです。
それぞれのストーリーは実体験に基づいており、マイノリティのストレスによる精神的、感情的、肉体的な負担の現実を、それぞれの主人公の強さと回復力とともに表現しています。
『What It’s Like To Be Me』のデザインは、Helsa社の創業者兼CEOであるマーク・スヴェンソン(Marc Svensson)氏とケイト・ルクシオン(Kate Luxion)氏とリー・スチュワート(Lee Stewart)氏が担当しました。
Rare BeautyのSocial Impact & Inclusion担当副社長のエリゼ・コーエン(Elyse Cohen)氏は次のように述べています。
「今年は、これまで以上に、テクノロジーを活用してメンタルヘルスに取り組むことが重要になっています。寄せられた作品の深さ、幅広さ、質の高さは、メンタルヘルスのような問題をより良い方向に変えていくためにテクノロジーが果たす役割を証明しています。Unityと一緒に、このような作品を生み出した素晴らしいクリエイターの声を紹介できることを光栄に思います」
Rare Impact(レア・インパクト)は、メンタルヘルスに関連する偏見を減らし、慢性的な孤独の蔓延に対処し、学校や教育現場でのメンタルヘルスサービスへのアクセスを支援することを目的としています。
「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」は、この分野で行われている活動を強化・支援することを目的としています。
また、UnityのSocial Impact内の既存の「Unity For Humanity」プログラムにも組み込まれており、リアルタイム3Dを使って変化を起こそうとしているクリエーターを称え、支援します。
UnityのSocial Impactへの取り組みや、その他の「Unity For Humanity」の取り組みについては、特設サイトよりご覧ください。
「Unity for Humanity Rare Impact コンテスト」についての詳細は、こちらのサイトよりご覧ください。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 概要
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、リアルタイム3D(RT3D)コンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。
ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。
Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。
1,800人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。
Unityのクリエイターが開発したアプリは、2020年で月50億回以上ダウンロードされました。
※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。
提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000016287.html