Adjust最新レポート:2021年第1四半期にモバイルアプリが31%成長

 

グローバルに展開するB2B SaaS企業であるadjust(アジャスト)株式会社(本社:独・ベルリン、代表取締役社長 兼 共同創業者:ポール H. ミュラー、日本ゼネラルマネージャー:佐々直紀)は、「モバイルアプリトレンド 2021」レポートをリリースしました。
この最新レポートでは、2020年から今年にかけて世界的に成長を続けているモバイルアプリがどのような飛躍を遂げ、またどの分野が顕著な動きを見せているのかを解説しています。
アプリインストール数は、2020年にすべてのカテゴリーにおいて前年比50%増となったのち、2021年第1四半期に前年比31%増を記録しました。
セッション数は2020年に前年比30%増、2021年は現時点でさらに4.5%増となっています。

 

 

 

このレポートでは、Adjustが計測する上位2,000のゲーム、Eコマースおよびフィンテックアプリのデータに基づき、モバイルアプリのインストール数、セッション数、ユーザーのアプリ内滞在時間、継続率、リアトリビューション率の長期的傾向をグローバルに分析しています。
これらのインサイトを活用することで、モバイルユーザーとアプリエコノミーの現状をより深く理解していただけます。

 

以下は、本レポートの主要ポイントです。

 

2020年、フィンテックアプリのインストール数は前年比51%増となり、全カテゴリーのうち最も大きく成長しました。

○2021年のインストール数は2020年平均より12%増加と、再び伸びています。
これは、Robinhood、Acorns、Gatsbyなどの投資アプリの普及率が大きく高まったことが一因となっています。
○2020年はフィンテックアプリのセッション数も急増し、デジタルバンキングアプリとスマホ決済アプリが広く普及したことを示しています。
セッション数は前年比85%増で、2021年はすでに35%増を記録しています。

 

 

ゲームアプリは、2020年に過去最高の成長を遂げました。特に、ハイパーカジュアルゲームのインストール数は、前年比43%増加しました。

○2020年、ハイパーカジュアルを除くゲームアプリのインストール数は前年比26%増、セッション数は前年比27%増加しました。
○2020年、ハイパーカジュアルのセッション数は前年比36%増となりました。
今年のハイパーカジュアルのセッション数は、前年比で21%減少していますが、「初期のロックダウン」に見られたピーク値を除く と、パフォーマンスは前年比でほぼ同じでした。
セッション数は安定して伸びており、2月は1月よりも47%高くなっています。

 

 

2020年、Eコマースアプリのインストール数の成長率は6%増と比較的低くなりましたが、1年間を通して一貫したパフォーマンスを見せています。

○Eコマースアプリのセッション数は44%増となっており、ショッピングユーザーのエンゲージメントが非常に高いことが分かります。
○2021年は非常に力強いスタートを見せており、2020年平均と比較して、インストール数は11%増、セッション数は14%増となっています。
同カテゴリーで最もセッション数が多かった週は2021年2月下旬と3月上旬で、前年比23%増となりました。

 

 

Adjust 共同創業者兼CEO ポール H. ミュラー

2020年、世界中の人々が、生活のさまざまな場面でモバイルの利点を実感したことにより、アプリエコノミーは大きな成長を遂げました。
モバイルマーケターにとって、新規ユーザーにリーチできる可能性は、これまで以上に高まっています。
しかしそれと同時に、競争も激化しています。
2021年のiOS 14の新たな時代では、オートメーションでマーケティングを強化し、ユーザージャーニー全体を通してアプリ内行動を理解することが、これまでにないほど重要です。

 

Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々直紀

iOS 14 のリリースに伴い、モバイルエコシステムにおける競争はさらに激化していきます。
他のアプリと差をつけるには、ユーザーエクスペリエンスを重視し、スマートなデータ主導の意思決定をすることが大切です。
ユーザーのアプリ内行動や、アプリに復帰するタイミングと理由を理解することで、モバイルマーケターは、高度にパーソナライズされたキャンペーンとブランドの信頼を築き、ユーザーとのコミュニケーションを組み込んだ包括的な戦略を構築することができます。

 

調査方法

最新レポート「モバイルアプリトレンド 2021」では、Adjustが計測する上位2,000のアプリおよび全てのアプリの合計データを組み合わせたものを分析しています。
Adjustのデータは、2019年1月1日~2021年3月14日の間に45ヶ国を調査したデータと、ISO 3166-1規格(国名や行政区画・属領を表すコードの国際規格の国名コード)に基づいた最大250の国と地域のデータソースを基にしています。

 

adjust株式会社 会社概要

Adjustは、グローバルに展開するB2B SaaS企業です。
モバイルエコノミーの中心で創設され、テクノロジーへの情熱により大きな成長を遂げたAdjustは、全世界で16のオフィスを構えています。
Adjustのプラットフォームは、モバイル計測、不正防止、サイバーセキュリティ、そしてマーケティングオートメーションソリューションを提供しています。
マーケティング活動をよりシンプルでスマート、さらに安全なものにすることで、データ主導のマーケターが世界で最も成功した事業を推進できるよう支援します。
AdjustはFacebook、Twitter、Google、LINE、Snap、Tencentの正式マーケティングパートナーになっており、国内外の主要広告ネットワークパートナーとも連携済みです。
ヤフー、楽天、リクルート、LINE、グリー、ディー・エヌ・エー、メルカリなど国内600社以上のトップパブリッシャーを始め、Procter & Gamble、Tencent Gamesといったグローバルブランドを含む50,000以上のアプリが、Adjustのソリューションを実装してそのパフォーマンス向上を図っています。
2019年6月には、ヨーロッパで過去最大となる資金調達ラウンドの1つを獲得し、2億2,700万ドルを調達しました。
Adjustは、日本においてアプリ計測プラットフォームとして最大のシェアを占めており、東京オフィスは 2014 年 11 月にPresident APAC のショーン・ボナムにより設立され、ゼネラルマネージャーの佐々 直紀を筆頭に、30名以上の営業・カスタマー サポート・マーケティング担当者が日本市場で徹底したサポートを提供しています。

 

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提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000011908.html