「品質管理に、革命を。」ゲームテストサービスを行うAIQVE ONE株式会社に、サービスの特徴とこれからのAIや自動化を活用したテストサービスについて聞いてみました!

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――まずは桑野様のご経歴について教えて下さい
AIQVE ONEにてセールス&マーケティング部 部長を務めております、桑野と申します。2005年からデバッグ業界で働いており、大手デバッグ会社を経て受託開発会社の営業などを行っていました。
その後、大手ソフトウェアテスト会社に入り、ゲーム部門の営業を担当していました。
2018年6月に前身のモリカトロン株式会社でテスト事業の立ち上げに携わった後、2021年2月よりAIQVE ONE株式会社として再スタートしています。

〇AIQVE ONE株式会社 桑野範久 様

 

AIQVE ONEについて

――会社設立の経緯と事業内容について教えて下さい
2018年6月にモリカトロン株式会社においてテスト事業を担当するAIQA事業部が立ち上がりました。その後、2020年1月にAIQA事業部が吸収合併によりmonoAI technology株式会社の事業部になりました。2021年2月にAIQA事業部の会社分割ならびに株式会社ベリサーブからの第三者割当増資を受けAIQVE ONE株式会社となり、現在に至ります。
事業内容としては、AI技術や⾃動化を活⽤したソフトウェア品質保証事業を主な事業としています。
JSTQBに準拠したテスト⼿法を⽤いたチーム、少数精鋭のエキスパートチーム、さらにAIQVE ONEが独⾃開発したテストツールをコラボレーションし、⾼品質のAIテストサービスを企業様に提供しています。

 

――会社のビジョンでもある“品質管理に、革命を。”について、策定の理由と意義について教えて下さい。
“⼈が主導して、AIが補う”という世界を具現化するためにこのビジョンを定めました。
ゲームコンテンツの進化に伴い、テストの⼯数も増⼤しますが、テスト⼿法は現状基本的に⼈⼒で行われています。今後AIや自動化を活用せずにテストを行っていけば、⼯数が増⼤し、テスト費⽤が開発費⽤より増えてしまうかもしれません。
人力でやってきたテスト作業を自動化したり、AIを活用することで効率化し、テストサービスに革命を起こしていこうという思いから、会社のビジョンとして定めています。

 

――ゲーム会社がAIQVE ONEのテストサービスを導入するメリットはどのような点になりますか?
従来の⼈的テストだけでなく、⾃動化テストを導⼊することで、テストの効率化を行い、テスト範囲をさらに広げる、その他に⼯数の削減をすることがメリットかと思います。
テスト品質を運⽤やルールで管理するだけなく、⾃動化テストを導⼊することによって⼈による単純なミスも削減することができます。

 

加えて、弊社のテストサービスを導入することがきっかけとなり、”自社の品質管理体制を診断できる”というのも一つのメリットだと思います。
AIや自動化という言葉が独り歩きしてしまい、そもそもどの部分を自動化するか決まっていない会社様も多いため、まずはそのテスト項目を整理してみることから我々のサービスは始まります。
その作業をすることで、いきなりテスト自動化に突入するのではなく今まで無駄だった作業を可視化でき、業務内容の見直しにも繋がります。

 

――具体的にどのようなAIテストサービスがありますか?
弊社では、“AutoTester”、“VideoCloud”、“AutoMapper”等のテストツールを独自開発し、それらを活用したテストサービスを提供しております。
“AutoTester”は、⾃動化テストツールです。“VideoCloud”は、スマートフォンで操作されたプレイをクラウド上に録画保存し、限られた権限を持った人だけが動画として見ることができます。 “AutoMapper”は、画⾯遷移図をゲームから作ることができます。
⼀般的なテストは、⼈で行いますが、弊社は通常のテスト運用で自動化テストを導入することができます。

AIQVE ONEの強み

――先ほどご紹介いただいた3つのAIテストサービスについて、詳しく教えて下さい

”AutoTester”は、テストの自動化ができるツールで、具体的にいうとプレイ操作を自動で行うことや、テスト結果をログとして排出することができます。
一般的に回帰テスト、通しプレイなど毎回同じ操作でテストする部分が自動化テストに最適と言われています。しかし弊社は汎用的に使える自動化スクリプトを用意し、あらゆるゲームタイトルで同じように使えるスクリプトを組み合わせることで自動化テストの作成を容易 に行うことができます。これにより自動化スクリプトのデバッグ時間を削減しております。

 

“VideoCloud”は、Android、iOS、コンシューマのゲーム機器に対応しております。
テスト中は録画データをクラウドへ常に保存しております。
保存した録画データは、秒単位で開始時間・終了時間をトリミングすることができ、必要な部分だけを再生することができます。
動画流出のリスクを下げるためクラウド上の動画データはダウンロードできません。

 

“AutoMapper” は、ゲームの画面から、遷移図の作成をします。操作して画面遷移をしていき、映し出されたゲーム画面が違うものだった場合に画面を保存していきます。背景が少し違うと異なる画面と認識されてしまうことがありますが、余計な画面は削除することで自動的に遷移図が作成されます。開発工程において画面遷移図作成が追いつかないことがありますが、ゲーム側の画面遷移図を作成することで、画面全体のテストにもなり、状態を開発側と確認することに最適です。

 

〇自動化テストツール『Auto Tester』

 

――競合と比べた際のAIQVE ONEの強みはどのような点になりますか?
1つはテスト技術力が高いことです。
ソフトウェアテストの知識を持って戦略、戦術を作っていけるメンバーがいるため、テスト計画からテスト設計、テスト実行、品質分析を行い、テストの可視化を行うことができます。バグをあげることでしか実績を示せないテストチームは多いですが、弊社ではプロダクトの出来栄えを図ることができます。
その上で自動化テストを導入することができるので、より生産性が高く人的ミスの少ないテスト体制を作ることができます。

 

2つ目にフリーデバッグに強いメンバーの存在です。
ゲームデバッグの経験があるメンバーの中でまれにバグを見つける能力が高い神の手(ゴッドハンド)を持った人がいます。
制限がある短時間の中でバグを見つけることに特化したチームであり、”1件あたり不具合単価に4 倍以上の差を出すこと”を定めております。
稼働中の案件にこのメンバーを投⼊することで、重篤なバグ検出率の向上を実現しています。

採用について

――貴社の採用の特徴はどのような点がありますか?
契約社員以上での採用が多いことが特徴の一つです。
どうしてもゲームデバッグ、QA事業においては、登録制のアルバイトの方や派遣の方が多く、案件ごとにどんどん人が入れ替わってしまうことが多くなります。
しかし人海戦術だけだとプロダクトに対する知見がないことで生産性が落ち、結果的にテストの品質を担保出来なくなってしまいます。
弊社では従業員に定期的にJSTQBに準拠したソフトウェアテストに関する研修を実施しており、しっかりとした雇用関係で教育をしていく結果、仕事意識や高い責任感を持って仕事をすることが出来るなど、サービス品質の向上に繋がっています。

 

※JSTQB:JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。

 

――研修制度についても充実している印象を受けました。他社様の研修と違う点はどのような部分ですか?
どの会社も“研修有”としているとは思いますが、研修といっても業務の説明をしていることが多いと思います。本当の意味での人材を育てること、そして弊社が目標とする”品質管理に、革命を。”のビジョンを体現するには、より高レベルの知識や人間力が必要になっていきます。そのためには研修を通して社員を成長へ導いていくべきだと考えています。
具体的にはソフトウェアテストのスキルを身に着けるためにJSTQBを主体としたテストスキル研修、IT全般の知識を身に着けるためのドメインスキル研修、また、社会人として、人としてのレベル向上するためのビジネススキル研修を行なっています。

 

――次に求める人物像について教えて下さい
受け身ではテストエンジニアとして高いポジション(マネージャー、リーダー、設計者、自動化エンジニア)への成長は望めません。自分で積極的に課題をクリアするために自発的に行動や自己学習をして常に自己分析ができる人材が望ましいです。事業立ち上げ当初はデバッグ経験者の採用もしておりましたが、ITリテラシーの吸収力や自己成長ができる人の方がテストエンジニアとして大成すると思い、未経験者の採用を中心に切り替えました。弊社内の研修が充実したことにより未経験採用でも実現可能となったからです。
現在は自発的に行動でき自己成長ができるメンバーは、研修から1年ほどでテストエンジニアとして活躍しております。
自ら課題を見つけて、解決するための勉強を愚直に出来る人は確実に伸びると思います。
特に未経験の方の場合は、素直さと体力がある人が来てくれると嬉しいです。

 

よくあるゲームデバッグの募集要項として、「ゲーム好きあつまれ!」みたいな文言は結構多いです。もちろんその要素は重要ですが、ゲーム業界に入る上でゲーム好きは当たり前だと思っています。
そのため弊社としても、ゲーム好きの方は是非!みたいな打ち出し方はしておりません。
ゲーム業界のテストエンジニアとして知識と経験を持ち、プロになりたいと思っている人に応募してもらうことを望んでいます。
未経験でも意識が高い人を採用していますし、ゲーム業界のデバッグ経験者が上ということも全く思ってないです。

 

――AIQVE ONEにおいて就業した際のキャリアアップについて教えて下さい。
弊社のキャリアとしてマネジメント職、技術職で大きく2つに分かれていきます。
どちらの職種も知識や経験が必須になりますが、未経験だから技術職は難しい、経験者採用だからマネジメントに行くべきといった垣根はありません。
学習する意識を持つことも大切でありますが、本人の適性や希望を加味し、直属の上長からの思いを含め、長期的な目標を考えつつ1年ごとに一緒に目標設定をしていきます。半年ごとに評価をしながら目標にむかって導いていきキャリアを作ってもらいます。

 

――今後の会社の展望について教えて下さい
まずは弊社の認知度を上げていくこと。業界内外でいかに認知されるかという目標を常に意識していきたいです。私自身は営業とマーケティングの領域になるので、積極的に営業活動をすることはもちろん、ブログや動画などコンテンツを増やし、会社のPRに繋げていきたいと思っています。

 

AIQVE ONEによる情報発信ブログ次世代ゲームテスト研究所

 

あとはビジョンにもある” 品質管理に、革命を。”を実現するためにテストにおいて最先端をいき近未来のテストを行なっていきます。その結果を様々な場所で発表し認知度を高めていくことを考えております。
またテスト事業をベースに今後新しく事業も作っていきたいと考えております。

―ーありがとうございました!

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