ゲームデザイナーの志望動機の書き方と例文をご紹介!
ゲーム業界でも人気な職業である「ゲームデザイナー」。転職業界でもその需要は高く、優秀なゲームデザイナーの獲得を目指し、各企業が求人を出しています。
本記事では、ゲームデザイナーとして就職・転職するためのポイントについて解説。後半ではそれぞれの職種別での志望動機例文を紹介していきます
目次
ゲームデザイナーの仕事内容
まず初めにゲームデザイナーの仕事内容について整理しておきましょう。
ゲームデザイナーとは、その名の通りゲーム内の背景、キャラクター、フォームといったゲーム画面に表示されるデザインを担当しています。
企画されたデザインを表現するだけでなく、ゲーム自体のコンセプト設計や世界観の設定、ゲーム企画の立案に携わる事も多い事から、ゲームプランナーと併走・若しくは兼任したうえで業務を進めていくケースもあります。
またゲームデザインは各領域別で細分化されており、3Dデザインを手掛ける3Dデザイナー・CGデザイナー。2Dアニメーションやグラフィックを担当する2Dデザイナー・イラストレーター。ゲームの使いやすさと遊びやすさを設計するUI・UXデザイナーと分かれています。
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ゲームデザイナーの志望動機作成のポイント
通常ゲームデザイナーが就職・転職活動をする際は、ポートフォリオと併せて志望動機を記載していきます。
ポイントとしては3つあり、
①なぜゲーム業界か?
②なぜその会社か?
③その会社で何ができるのか?
の3つを抑えて作成する事が重要になります。
①については、経験者であればこれまでの自分のキャリアを生かしたい。未経験者であれば、昔からゲーム業界に憧れている等の理由が考えられます。
②の会社については、その会社でしかできない業務がある、昔からその会社のタイトルが好きだった、IR情報から事業の展望に興味があるといった理由が上げられます。
③では、これまでの自分の業務における経験、または勉強してきた内容が、その会社のどの分野で活かすことが出来るのかという点になります。
以上3点を踏まえたうえで、次は各領域別のポイントについて見ていきましょう。
ゲームデザイン領域別の志望動機のポイントについて
2Dデザイナー・イラストレーター
2Dデザインを扱う2Dデザイナー、イラストレーターは、ドット/キャラクター/背景と様々なデザインを担当する職種です。先に説明したポイントを踏まえ、将来の展望としてマネージャーを目指したいというキャリア面、また背景デザインに特化して携わりたいといった得意分野をアピールする事が良いでしょう。また2D制作ツールであるSpine、2DモーションツールであるLive 2d等の仕様経験がある場合は、自分のツール習熟度をアピールする事も重要です。
3D・CGデザイナー
3次元のキャラクターや建造物などを作成する3D・CGデザイナーは、制作工程においてモデラー、モーションデザイナー、リガーと分かれています。どの工程でも、3次元デザインの作成のための空間把握能力のスキルと得意分野、また、Maya、3ds Maxといったソフトウェアスキルについてアピールしていき、その会社で実現したい事も併せて伝える事が出来る様になりましょう。
UI/UX
UI/UXデザインは、ゲームだけでなくWebサイトやアプリ等の遊びやすさと使いやすさを設計する職種です。
志望動機やポートフォリオでは、
・なぜそのデザインにしたのか?
・UI/UXについて自分はどう考えているか?
・そのデザインによりユーザーはどう変化したか?
という観点を伝える事で、UI/UXの知見とPDCA能力をアピールしましょう。
またUI/UXデザイナーが、そのまま3D/2Dデザインを手掛ける事も多くなっており、かつそのように幅広く対応できる人材は貴重なため、デザインツールスキルや得意な領域についてもアピールする事が好ましいです。
ゲームデザイナーの職種別志望動機例文
ここまでのポイントを踏まえたうえで、下記ではそれぞれの職種別の志望動機について例文を紹介します。
ただ、あくまで下記は例文であり会社や仕事内容、求める人物像によって変化するため、自分でカスタマイズしながら求職活動に臨みましょう。
2Dグラフィック・イラストレーター
私が貴社を希望した理由は、貴社が開発されている〇〇〇(ゲームタイトル名)のイラストを見て、自身のイラストレーターとしての職務範囲を広げたいと思ったからです。
幼少時代からアニメーションに強い関心があり、専門学校もアニメーション制作の専門学校を卒業しました。その際、ゲームにおける2Dイラストの魅力に取りつかれ、現在の会社では主にキャラクターデザインを手掛けております。
自分が手掛けたキャラクターがユーザーの目に触れるのはやりがいでもありましたが、貴社の〇〇〇(ゲームタイトル名)のイラストを見た時に、臨場感のある背景デザインが印象に残っており、キャラクターだけでなく背景デザインにも携わることが出来るイラストレーターになりたいと思いました。
現在、イラスト制作ではillustrator、Photoshopを3年程使用しており、最近ではアニメーションツールSpineの自主勉強も併せて行っております。
貴社の作風でもある〇〇〇(例.臨場感のある背景、個性際立つキャラクター等)のデザインを手掛ける事で、これまでのイラストレーターとしての経験を活かし、事業に貢献していこうと思っております。
3D・CG
私が貴社を志望するのは、貴社の〇〇〇(ゲームタイトル名)におけるCGグラフィックは業界でもトップだと思うからです。
精細な画像やキャラクターのリアルなモーションは、ゲームにおける世界観の演出に効果的で、作品への没入感をより高めていると感じます。
私は現在の会社で3DCGモデリングを担当しており、主にBlenderを使用してキャラクターモデルを行っておりました。またリガ―、テクニカルアーティストと密なコミュニケーションを取る事で、作品の世界観を保ちつつキャラクターの個性が活きるモデリングを心掛けています。
貴社の高度な技術を学びつつ、自身のCGデザインのスキルや知見を活かしていく事で、貴社に貢献していきたいです。
UI/UX
私はゲームUI/UXデザインに関心があり、よりユーザーに選ばれるゲームデザインを手掛けたいと思い貴社を志望しました。
学生時代には自身でデザインしたゲームを現在でも運営しており、運営を続ける中で様々なユーザーのフィードバックを基にデザイン変更を続けていく事で、GooglePlayゲームランキングでTOP10入りを果たしました。
貴社を志望した理由は、貴社からリリースされている〇〇〇(ゲームタイトル名)のデザインを拝見して、そのデザイン性の高さとユーザーファーストの仕様が私の目指すゲームだと感じたからです。
貴社に入社した際は、自分のゲームでUI・UXデザインのノウハウや、効果検証を素早く行うPDCA能力を生かし、〇〇〇(ゲームタイトル名)のようなユーザー満足度の高いゲームデザインを実現したいと思っております。
まとめ
ゲームデザイナーの志望動機と例文について解説して来ました。
記事内でも伝えた様に、なぜその業界/会社/職種なのか?という部分をしっかりとカバーする事で、会社の求める人物像とのマッチング精度を上げることが出来ます。
志望動機作成時には、まず自分の今のスキルや経験を棚卸したうえで、就職先の会社で何ができるのかをアピールする事を意識しましょう。
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