株式会社カプコンの「モンスターハンターライズ」についてご紹介【AAAタイトル紹介Vol.1】


2021年3月に株式会社カプコンより発売されたゲーム「モンスターハンターライズ」。
2004年に第一作のモンスターハンターが発売されて以降、今日に至るまで世界中に多くのファンを持つアクションゲームシリーズです。
その人気からIPとしての力も非常に強く、マンガ、絵本、アニメ、映画、トレーディングカードゲームなど様々なメディアミックスを展開しています。

 

本記事では、「モンスターハンターライズ」の概要やシリーズの歴史、そして作品に携わるカプコン、クリエイターの説明を通し、モンスターハンターライズの魅力について深堀していきます!

モンスターハンターライズとは?

まずは『モンスターハンターライズ』のゲームの概要について説明していきます。

モンスターハンターシリーズについて

2004年にシリーズ第1作目が発売された「モンスターハンターシリーズ」は、18作品目のタイトルになります。

 

プレイヤーは「ハンター」として大自然に広がるフィールドにおいて、村人や街の人に依頼を受ける事でクエストに挑みます。
クエストでは、数多くのモンスターを討伐、捕獲したり、アイテムを運搬、採取する事でクリアし、自身の装備を強化していきながらより難易度の高いクエストに挑んでいくハンティングアクションゲームになっています。

 

巨大なモンスターを描写する美麗なグラフィックや、協力プレイによる戦闘アクションという特徴もあり、昨今では主流になった「オンラインゲーム」というジャンル、また独自の世界観である「狩りゲー」のジャンルを確立した作品になっているとも言えます。公式サイトによると、2020年6月時点でシリーズ累計販売本数6,400万本突破しており、現在でもその人気は根強いものとなっています。

 

ゲームの概要(発売日/ジャンル/対応ハード/声優)

本作『モンスターハンターライズ』は、2021年3月26日に発売されており、現在対応ハードとしてはNintendo Switch、2022年にはSteam向けにも発売される予定です。
先述の通り大枠のゲームジャンルとしてはアクションゲームであり、4人協力プレイによるオンラインゲーム、モンスターの討伐をイメージした狩りゲーというジャンルにも区別されます。
『モンスターハンターライズ』の物語を彩るキャラクター達のボイスを担当した声優も非常に豪華な顔ぶれとなっており、大ヒットアニメ『鬼滅の刃』において主人公役を演じた花江夏樹さん、『夏目友人帳』にて多軌透役を演じた佐藤利奈さん等多くの声優が携わっています。
2021年4月には『モンスターハンターライズ』の売り上げ数は全世界で500万本を突破しており、SNSやYouTube動画の影響も相まって、今後さらに売上を拡大していくでしょう。

 

開発について

株式会社カプコンとは?

全世界で大人気作となったモンスターハンターシリーズを生み出した株式会社カプコンについて解説します。

 

カプコンの会社概要(所在地/設立年度/最新IR情報)

株式会社カプコン(CAPCOM CO., LTD.)は、大阪市中央区内平野町三丁目1番3号に本社を置く会社で、主にアーケードゲーム、コンシューマーゲームの企画、開発を行う会社です。
現在の代表取締役は辻本春弘氏が務めており、2020年3月現在の資本金は332億39百万円となっています。

 

カプコンの歴史

現在の株式会社カプコンは1979年に大阪府松原市に設立されました。設立当時の社名はアイ・アール・エム株式会社という社名でスタートしており、コンピュータソフトウェア著作権協会理事長も務める、辻本憲三氏によって設立されています。
設立当初はアーケードゲームの開発を主に行い、子会社設立や社名変更などを経て1983年10月に販売部門を担当とする会社として株式会社カプコンを設立、1989年1月に同社を吸収合併し、称号を株式会社カプコンに変更しました。

 

1990年代には、業務用ビデオゲーム「ストリートファイターⅡ」を発売し、日本中にストⅡブームを巻き起こします。その後同作をスーパーファミコン用ソフトとして発売、同じく爆発的なヒットを生み、国内販売本数約288万本、世界累計販売本数630万本を記録しています。
その後2000年10月には東京証券取引所市場第一部に上場。これまでに『バイオハザードシリーズ』、『モンスターハンターシリーズ』、『デビルメイクライシリーズ』等数々のヒット作を生み出し、2021年3月期通期決算によると、売上高は953億円、営業利益は345億円、純利益は249億円となり、全利益項目で4期連続の最高利益を記録しています。

 

今後も本記事で紹介している『モンスターハンターライズ』や、2021年5月に発売した『バイオハザードヴィレッジ』といった大型タイトルの展開による事業成長を見込み、22年通期実績において売上高1000億円、営業利益420億円、純利益300億円を見込んでいます。

 

カプコンの代表作

カプコンから発売された代表作としては、『モンスターハンターシリーズ』『バイオハザードシリーズ』『ストリートファイターシリーズ』が代表作として挙げられ、いずれのタイトルもミリオンセールを記録しています。
2021年3月にカプコンから発表されたミリオンセールスタイトルによると、タイトル毎の売上げベスト3は下記の様になっています。
1位:モンスターハンター:ワールド(累計売上本数1,710万本)
2位:バイオハザード7 レジデント イービル(累計売上本数:900万本)
3位:バイオハザード RE:2(累計売上本数:810万本)
その他:ストリートファイターII(累計売上本数:630万本)、デビルメイクライ4(300万本)

 

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主な開発クリエイター

本作『モンスターハンターライズ』においては、カプコンの様々なクリエイターが携わっています。本記事では、代表的なクリエイターについてご紹介します。

辻本良三(略歴/手掛けた作品)

辻本良三氏は、株式会社カプコンのゲームクリエイターであり、同社の常務執行役員でもあります。創業者の辻本憲三の3男として1973年に生まれ、モンスターハンターシリーズの初期から携わっているクリエイターです。

 

2008年に発売された『モンスタハンターポータブル2nd』から正式に同シリーズのプロデューサーとしてデビューし、2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』、本記事で紹介している『モンスターハンターライズ』においてもプロデューサーを務めています。

 

2013年からは、公式サイト及びポッドキャストにおいて、ラジオ番組『モンハンラジオ 良三の部屋』のメインパーソナリティーを務めており、自身のモンスターハンターシリーズに掛ける思いや、現在のハンターライフに関する話などを発信しており、モンスターハンターファンに愛されるラジオになっています。

 

一瀬泰範(略歴/手掛けた作品)

一瀬泰範氏は株式会社カプコンのゲームディレクターであり、『モンスターハンターライズ』のゲームディレクターとして、辻本良三氏と共に同作に携わっています。

 

1998年に専門学校HAL大阪を卒業後、株式会社カプコンに入社後は企画担当を務め、『モンスタハンターポータブルシリーズ』の企画をきっかけにディレクターとしてのデビューをしました。
その後『モンスターハンターX』の開発ディレクターを経た後に『モンスターハンターライズ』のディレクターを担当。本作より新アクションとして追加された、「翔蟲」、「オトモガルク」のコンセプト設計や導入にも携わっています。

まとめ

大人気ゲーム『モンスターハンターライズ』について、シリーズの歴史、カプコンの歴史、クリエイターについて説明してきました。
本作以外にも数多くのヒットタイトルを生み出すカプコンについて、ゲーム内容だけでなくその歴史を紐解く事で、より作品に対する理解や共感を生み出していくでしょう。

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