「ソウルライク」ゲームとは?概要や代表作をわかりやすく紹介


 
このコラムは、「ソウルライク」というジャンルのゲームについて、意味合いや歴史などを解説します。また、ソウルライクゲームの代表的なタイトルも多数紹介します。
 
ソウルライクゲームは日本発のジャンルなので、この機会にぜひ知識を更新してください。
 

1. 「ソウルライク」とは

「ソウルライク」という言葉は、日本のゲーム会社であるフロムソフトウェアがリリースした、「デモンズソウル(Demon’s Souls)」及び「ダークソウル」に由来しています。
 
ここからは、ソウルライクと呼ばれるゲームの特徴やソウルライクの歴史について解説します。
 

1-1. ソウルライクの特徴

ソウルライクの基本的な要素としては、世界観が暗いもの(ダークファンタジー)が多く、ゲーム難易度が非常に高いことも特徴とされています。
 
また、敵に倒されてしまうと経験値(お金を兼ねることもある)を回収可能な形でその場に落としてしまうこと、アイテム探索を含めた育成要素の高さなどもソウルライクの要素としてしばしば挙げられます。さらにスタミナゲージが動作ごとに減少するので、バトルの駆け引き上で重要ポイントとなります。
 

1-2. ソウルライクの歴史

ゲームのジャンルを解説する際、諸説あって不明瞭になる例も多数あります。しかしソウルライクの始祖は非常に明確で、フロムソフトウェアが2009年に発表した「デモンズソウル(Demon’s Souls)」と2011年発表の「ダークソウル」がすべての始まりです。
 
その後、本家であるフロムソフトウェアでは「ダークソウル」が3作品と「Bloodborne(ブラッドボーン)」が作られています。また、国内外を問わず「デモンズソウル(Demon’s Souls)」や「ダークソウル」に影響を受けたソウルライクゲームは多数産み出されています。
 

2. ソウルライクゲームに属する代表的な作品

ここからはソウルライクゲームの代表的な作品を5つ列挙します。ただしここに出ていない作品も多数ありますので、あくまでも一例であることはご理解ください。
 

2-1. 仁王

「仁王」シリーズはコーエーテクモゲームスが発売しており、2017年に1作目、2021年に2作目がリリースされています。
 
ダーク戦国アクションRPGというジャンル名が記載されていますが、ダークな世界観と敵の強力さ、戦闘アイテムの多様さなどはソウルライクゲームと呼ばれるにふさわしいものです。また、気力ゲージ回復方法の独自性や育成の楽しみもあり、長くじっくり楽しめるゲームとして認知されています。
 

2-2. Salt and Sanctuary

アメリカのSka Studiosが2016年に発表した2DアクションRPGです。敵を倒すほど「ソルト」がたまり、レベルアップにつながるというシステムですが、倒された場合にソルトを失ってしまう点はまさにソウルライクです。さらに、スキルの多様性やレベルアップの方向性の自由度が高いことや、強力な敵が多く難易度が高いことなども高評価されています。
 
じっくりプレイすることを好むソウルライクファンの心理をくすぐるポイントが多数あることが、日本発のソウルライクというジャンルが海外でもしっかり受け入れられていることを証明する作品です。
 

2-3. CODE VEIN

バンダイナムコエンターテインメントが2019年にリリースしたタイトルです。ブラッドコードというスキルを変更して近距離パワー型や距離を取って戦う銃撃型などに変更できます。また、NPCの同行者(バディ)がいるのもこのゲームの特徴です。とはいえ、ソウルライクゲームの重要な要素である、敵が強力である点はしっかり盛り込まれています。
 
ほかのプレイヤーに助けを求めることが可能なのでボス戦では有効ですが、マルチプレイ中は回復能力に制限があるなど、楽をして勝てないようにソウルライクな作品として作りこまれています。
 

2-4. The Surge

ドイツのゲーム会社Deck 13 Interactiveが、2017年にリリースしたタイトルです。ゾンビのような敵が出てくる点でホラー要素がありますが、戦闘時は強化外骨格を活用するのでSFアクション的な楽しみが満載です。基本的に飛び道具は少なく、アイテムを使った殴りあいが主体です。強化外骨格を改造してスピードやパワーを上げることが可能なので、好む戦闘スタイルに向けて強化を繰り返す喜びがあります。
 
敵から数発攻撃を受けるだけでも死亡してしまうことが多いのもソウルライク的な特徴のひとつです。そのため、攻撃を回避する動作を多用しながら相手の弱点を探って倒すスタイルを習得する必要があります。さらに2019年には1作目の続編である2作目も登場しているので、どちらもおすすめです。
 

2-5. ELDEN RING

「デモンズソウル(Demon’s Souls)」と「ダークソウル」を生み出したフロムソフトウェアがリリースする新作です。「ソウルライク」と異なるテイストもあるかもしれませんが、ディレクターの宮崎 秀高氏は「ダークソウル」シリーズの王道進化を目指したと明言しているので、継承した要素があることは間違いないでしょう。
 
「ダークソウル」ファンの方も、「ソウルライク」ファンの方も、ぜひリリース情報に着目してください。
 

3. まとめ

日本のゲーム会社フロムソフトウェアが生み出したジャンル・ソウルライクゲームについて、特徴や歴史を紹介しました。
 
ソウルライクというジャンルは難易度の高さから敬遠されるケースもありますが、いわゆる「無理ゲー」と呼ばれるものとは異なります。しっかり取り組むほど楽しめるゲーム性があるので、最初は苦手意識があったのにやり始めたらむしろハマってしまったという人も多いジャンルです。
 
ソウルライクゲームをまだプレイしたことがないという人は、この機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。
 

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