XANALIA、ChainlinkとNFT技術導入に関する提携を発表、約5000万円分のNFTを売上

 

NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ、CEO:RIO TAKESHI KUBO/以下:NOBORDER.z)が開発するメタバース対応型NFTマーケットプレイス『XANALIA』は、評価価値1.4兆円を超える大型ブロックチェーンプロジェクト『Chainlink』を開発するChainlink Labsと、NFTに関する技術導入提携を発表した。

XANALIA x ChainlinkXANALIA x Chainlink

 

今年7月に世界取引高ランキング(Dapps.com調べ)で世界8位を記録した、現在急成長中のNFTマーケットプレイスである​XANALIAは、Chainlink Labsの提案による「Chainlink VRF」を導入し、改ざんや偏りのない完全にランダムなNFTの鋳造を可能にしたことを発表した。これにより、偶然性と予測不可能性というエキサイティングなゲーム要素を持つNFTの配布方法において、透明性と公平性がより高いレベルで保証されるようになった。

 

  • 導入技術の背景

XANALIAは、メタバースのための分散型マルチチェーンNFTマーケットプレイスであり、世界的に有名なアニメーションやゲーム、様々なデジタルアートなどの知的財産を、デジタル著作権付きの取引可能な暗号化資産に変え、それらを活用したNFTゲームやXANALIA独自のNFTメタバース「XANA」で使用できるようにするためのユーティリティを提供している。さらにPOLYGONやBinance Smart Chainなど、Ethereumと比較して処理速度が速くプロトコルレベルやインラインでの処理にかかる費用を大幅に圧縮し、誰もが容易にNFTに触れられる機会を提供している。

 

  • 既存のソリューションの課題

XANALIAマーケットプレイスの新機能の一つ、「NFTブラインドボックス」は、購入時にユーザーに純粋に偶発性に基づいた乱数抽選によるNFTを鋳造するというもの。ユーザーに完全に安全かつ偏りなくランダムに配布するためには、ユーザーが独立して監査できる安全な乱数生成器(RNG)へのアクセスが必要となる。しかし、現在のNFT市場で使用されている多くのスマートコントラクトベースのRNGソリューションは、開発者による操作やオラクルによる予測を完全に防ぐことが難しい。

 

例えば、ブロックハッシュのようなオンチェーンデータに由来するRNGソリューションは、ブロックチェーンマイナーがリオーグ攻撃によって悪用することができる。一方、オフチェーンデータプロバイダーに由来するRNGソリューションは不透明で、プロセスの完全性に関する決定的な証拠をユーザーに提供することができなかった。

 

  • 新しいソリューションの導入

それに対し、Chainlink VRFは、改ざん防止と監査が可能なRNGソリューションであり、我々のNFTの分配が検証可能なほど公正であることの保証を可能にする。Chainlink VRFは、リクエストが行われた時点ではまだ未知のブロックデータと、オラクルノードが事前にコミットした秘密鍵を組み合わせ、乱数と暗号証明を生成する仕組み。XANALIAは、有効な暗号証明がある場合にのみ乱数の入力を受け付ける。また、暗号証明はVRFプロセスがタンパープルーフである場合にのみ生成される。これにより、ブラインドボックスの結果がオラクル、外部のエンティティ、または内部開発者によって改ざんされたり予測されないことを、自動的かつ公的に検証可能な証明としてユーザーに提供することが可能となった。

 

  • 導入の成果

今回の導入を受けて発売したXANALIAで第一弾となるブラインドボックスNFTコレクション「孫悟空 メタバースアバターNFT」は、中国で人気のNFTシリーズであり、9月26日からXANALIAにおいて販売を行った結果、42万7570米ドル(約5000万日本円)の売上を記録した。

 

​Chainlinkはローンチ後4年で現在時価総額が1兆4000億円を超えるブロックチェーン市場におけるメガユニコーンであり、今回の提携はXANALIAのさらなる成長を促進すると共に、ChainlinkのNFT史上におけるプレゼンスの拡大などの相乗効果が期待される。

 

  • Chainlinkとは

2017年に設立されたChainlinkは、普遍的に接続されたスマートコントラクトを実現するブロックチェーンの抽象化レイヤー。Chainlinkは、分散型のオラクルネットワークを通じて、ブロックチェーンが外部のデータフィード、イベント、支払い方法と安全に相互作用することを可能にし、複雑なスマートコントラクトがデジタル合意の主流になるために必要な重要なオフチェーン情報を提供している。

 

Chainlinkネットワークは、データプロバイダー、ノードオペレーター、スマートコントラクト開発者、研究者、セキュリティ監査人などからなる大規模なオープンソースコミュニティによって運営されています。同社は、ネットワークに貢献しようとしているすべてのノードオペレーターやユーザーに対して、分散型の参加が保証されることを重視している。

 

  • XANALIAについて

XANALIA NFT Market placeXANALIA NFT Market place

 

XANALIA(ザナリア)は、7月に世界取引高ランキング8位、日本で『期待のNFTマーケットプレイス第1位』を獲得するなど、世界的に注目を集めるNFTマーケットプレイス。NOBORDER.zが開発、XANALIA Limitedが運営を行う。ブロックチェーン市場において現在最も成長分野の①NFT、②メタバースとの連動、③DeFi(分散型金融)モデルを特徴とし、ローンチ後わずか1ヶ月で希薄化後潜在時価総額が14 億ドル(約1650 億円)を超えた。

現在、株式会社ポニーキャニオンプランニング、株式会社フジランド、株式会社フジクリエイティブコーポレーションと共に、世界のクリエイターを発掘支援するための『XANALIA NFTART AWARDS 2021』を開催中。

 

■サイト https://xanalia.com
■Twitter https://twitter.com/xanalia_nft
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  • NOBORDER.zについて

「国境のない世界を」というヴィジョンを掲げ、米国ニューヨーク、ドバイを中心に世界5カ国に事業を展開する次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー。ブロックチェーン技術に基づいたNFTメタバース、NFTマーケットプレースなどエンターテイメントとテクノロジーを融合させた事業を行う。

 

提供元:PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000080034.html