千葉デザイナー学院様正面写真

千葉県唯一の総合デザイン専門学校「千葉デザイナー学院」。”好き”を未来にするその教育内容に迫ります!

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千葉デザイナー学院は、「多様な才能を開花させるデザイン教育」を教育理念として掲げ、クリエイティブの土台となる「創造力」「表現力」「技術力」の3つの力を兼ね備えたクリエイターの育成を行っています。
同校は、最新の設備、充実の就職支援制度、産学連携プロジェクトの導入やプロ講師陣による実学教育など、クリエイターになるための学習環境が整っている、千葉県唯一の総合デザイン専門学校です。
今回は、来年で15周年を迎える千葉デザイナー学院教務部・教務主任の鈴木陽介さんと学生課の野巻達也さんに、学院の特徴やカリキュラムの内容について詳しくお話を聞いてみました!

 

 

画像左:野巻達也さん、画像右:鈴木陽介さん

 

時代と需要にコミットする千葉デザイナー学院の教育方針

――千葉デザイナー学院の概要や歴史についてお聞かせ願います。

 

野巻
本校は2007年4月1日に開校しまして、2021年で15年目となります。
開校当初はグラフィックデザイナーを養成する学校として設置されましたが、現在ではCGやイラスト、グラフィックデザイン、WEBデザインなどを幅広く学べる学校として、千葉を中心に県外の方からも支持をいただいています。

 

また、本校の学びは、移り変わりの激しいクリエイティブ分野ですので、基礎をしっかりと身に付けてもらい長く業界で活躍できる人材を輩出することを方針としています。現役で活躍しているクリエイターが講師として授業を行い、卒業後の目的をかなえるためにサポートしていきます。

 

鈴木
本校は単科制ですので、学科の中でコースに分化した学習を行うことができます。
そのメリットを活かして、より時代に則した内容のカリキュラムを強化し、それによって新たなカリキュラムが分派していくというサイクルを構築しています。
その他にも、関係性が深い複数の分野を1つのコースで学べるようなカリキュラムを策定しています。
マルチメディアの分野において、昔は一芸に特化した人材が求められていましたが、現在では1人で様々なことを行えるクリエイターが求められるようになりましたからね。
年次が進むにつれて特化した内容に専攻が分かれる施策も行っており、自分に適性がある分野を選べる学習環境となっています。

 

野巻
開校当初から掲げている教育理念に“多様な才能”とありますが、これは“自己を知ること”を意味しています。能力や適性、職業的価値観、心理的側面、社会的環境を客観的に知ることと同義です。
多様を知るというのは自分を知ることであり、それを開花させる環境づくりが本校の教育です。

 

 

――学生の価値観を育てるようなカリキュラムも存在するのでしょうか?

 

鈴木
進路に向けて、自己啓発的なものや自己を見つめる内容の他、社会常識の指導を行う、キャリアデザインという授業を設置しています。
担任制で学年担任が受け持つ形となっており、定期的なキャリア指導やサポートを実施する内容です。
その他、インターシップや産学連携なども行っており、主体性や社会性、コミュニケーション能力を養うことを念頭に置いています。

 

〇授業の様子

 

――お2人の経歴についてお聞きできればと思います

 

野巻
私は埼玉県にある私立大学を卒業しています。
大学では経済学を学んでいました。当時はマーケティングや広告、マスメディアへの関心が高かったことを記憶しています。大学卒業後は読売系列のラジオの番組制作会社でディレクターをやっていました。企画、営業、取材、台本製作など幅広く業務を行いました。
ラジオはパーソナリティの語りかけによって、人の心に寄り添い、情報の信頼性・信用性を獲得していくメディアです。ラジオを通じて、人が人を繋げる世界をプロデュースすることにやりがいを感じていました。

 

私が担当していた番組は聴取者の年齢の幅が広く、多くの方が関心を寄せる「教育」をテーマにすることがよくありました。権威ある教育者の方から、実際の現場で学ぶ現役生の方など教育関係者への取材を重ねる中で、私はある一つの疑問を抱きました。それは、現場にいる誰もが未来はより良くしたいと強く願い行動しているにも関わらず、なぜ理想と現実にギャップが生じてしまうのか。その疑問は自分の心の中で次第に大きくなっていきました。教育をメディアという大きな視点で捉えるだけでなく、自分自身が現場に従事することで観えてくるミクロ的視点の両面から課題解決に向けて行動しようと奮起し、気付けば今日に至ります。昔から疑問に感じたことはとことん追求する性分なんですよね。

 

鈴木
私は、デザイン系の専門学校を卒業しています。
専攻していた学科は広告系を主体としたグラフィックデザインを学ぶ学科でしたが、在籍時にエンタテインメントの中でも、当時成長スピードの勢いが強かったゲーム業界に高い関心を抱き、独学でゲームグラフィックを学びゲーム業界を志しました。
卒業後は大手ゲーム会社にて、アミューズメントゲームのUI・UXデザイン、装飾物全般のデザイン~タイトルに関わる部分全体のデザインディレクションを行っておりました。
ゲーム業界の中でも特に破竹の勢いであったアミューズメントゲームの制作に携われたことは現在でも自分の中で非常に大きな糧となっています。
反響がダイレクトに市場から返ってくるスピード感と、日々技術力が飛躍的に進歩していく業界の中で、常にワクワクしていたことを覚えています。

 

その後、キャリアを重ねるにつれ、マネジメントやディレクション業務のウェイトが次第に大きくなり、教育に向ける関心が自分の中で高まってきました。
ちょうどその頃から、若者のゲーム離れといった状況も徐々にささやかれはじめた時期でもあり、今後の業界の担い手となる若い世代にこそ、業界自体に関心を抱いてもらいたい、という気持ちが強くなり、自然の流れで教育の現場を志す形になっていましたね。

 

教育を提供する場としては、自身が専門学校出身ということもあり、当時の自身の立ち位置と近い方達の手助けができるよう、やはり同じく専門学校より他にありませんでした。
当初は東京都内の専門学校で教鞭をふるうことも考えましたが、私が千葉出身ということもあり、地方の専門学校にこそ、担い手が育つ環境の充実が必要なのではないか、と考えました。

 

というのも、ことエンタテインメントの分野において、学習できる環境が整備されている場は、現状都心部に集中しているといわざるをえない状況であり、都心部以外の場所では、学ぶ環境にて既にハンデがあることが多いと思うんです。

 

様々な事情で都心部への通学が困難な方達が、環境の問題で学ぶ機会を損失する。これは業界全体にとっても人材の大きな損失だと私は考えます。
通学が可能な自県および近隣県において、都心部と遜色ない教育を提供し、業界に輩出する環境を構築する。これは同立場・環境出身の私にだからこそ課せられた使命であると思っています。

 

事実、私も当時進学の段階では、県内においてデザインを学ぶ環境が東京しか選択肢がありませんでした。
しかし、今は千葉県内において当校という選択肢があり、学びを得られる環境も整っている。
その志を持った方達に最先端の知識・技術を提供し、各々の夢に向けた支援、業界への寄与に向けて、現在は教務主任という立場において日々教育や進路指導に尽力しています。

 

 

――単科制教育プログラムについて詳しくお伺いできればと思います。

 

鈴木
本校では、柔軟な教育を可能にする目的から単科制教育プログラムを導入しています。
コースは5コース編成※で、3年制の『マスターデザインコース』、『CG・アニメーション・映像コース』、『Webデザインコース』と、2年制の『グラフィックデザインコース』、『イラストレーションコース』の設置となります。※2021年度入学生を対象
『CG・アニメーション・映像コース』と『Webデザインコース』は、もともとマルチメディア分野全般の内容を習得する1つのコースだったのですが、ゲーム業界を志したい入学志望者と、業界需要が高かったことからそれぞれ特化したコースに分派した形となりました。

 

野巻
単科制教育プログラムにつきましては、幅広く学ぶことと、専門的な分野を学んでいくことを融合させるにあたり辿り着いた形となりますね。
鈴木が言った通り、ゲーム業界の需要は高く、近年は志願者も増加傾向にあります。
入学者は千葉県と茨城県に住んでいる方がメインですが、昨今は東京都内からや、関東圏以外の県外から志望される方が増えています。

 

鈴木
学習内容に関しては、未経験から本校に入学する学生が大半なので、ゼロから順序だてて学べる内容となっています。
1年次では、業界やデザインの歴史の座学講義や、平面構成やデッサンなどのアナログを用いた学習内容の習得から開始し、徐々にデジタル機材やアプリケーションの使用法を学んでいきます。

 

〇デッサン授業の様子

 

――企業インターン制度、クリエイティブ系アルバイト支援制度は主にどのような取り組みとなっているのかお聞きできますか?

 

鈴木
学生の意識と実際の現場との解離性をなくすことを目的として、社会性を養うためカリキュラムの一環として行っています。
希望する学生全員とまではいきませんが、業界でアルバイトができる態勢を整えています。
本校が千葉県唯一の総合デザイン専門学校という強みもありますので、ゲーム会社様からアルバイトのお話をいただけることも多いです。
学生が通常の授業では学べない実戦的な経験を得ることができるという点も目的の1つです。

 

また、次年度以降の後輩たちにもこの経験を落とし込んだ授業ができるというメリットがあります。
幸いながら、本制度について前向きに取り組む姿勢の学生は多いです。

 

その他、産学連携として規模が大きいメジャーなコンテンツにかかわらせていただくことも多いです。
名のある会社様や多くの人の目につくイベントにかかわり、作品を発信していく機会が多いのは本校の特徴の1つだと思います。
実例としては、クリプトン様の“初音ミク”のイベントや三井アウトレットパーク様の20周年記念イメージ、女子ソフトボール世界大会のロゴデザインなどに関わらせていただいています。

 

 

 

――学生に人気の授業などはありますか?

 

鈴木
デッサンの授業は学生からの人気が高いです。
陰影や質感の表現が上達することで、CG制作やイラスト制作においても造形・構造の理解が深まることが人気の理由かと思います。
逆に苦手な授業として挙がるのは、デザイン史や色彩学などの座学系の授業が多いですね。

 

野巻
学生は“知りたい”より“やりたい”という気持ちで本校に入学してくるという側面もあるからでしょうね。

 

 

鈴木
ただ、学習を進めていくうちに座学授業への関心が高まり、面白さを感じる学生も多数おります。
学んでいくうちに面白さを感じるという点については、学生の意識や理解が深まっていった結果だと思っています。
技術1つをとっても、概要や成り立ちを知らないとふんわり覚えてしまいます。
実際に技術を自分のものにしてから進路につなげていくには、しっかり基礎的な内容を理解する必要があります。
他の分野でもそうだと思いますが、花形にあたる部分をやりたいのはみんな同じだと思います。
ですが、まずは基本・基礎ができていなければ、応用できず次につながりませんよね。
なんとなく作業ができても、作業や知識について真の意味で理解できてないと、仕事にしたとき困ってしまいますから、理解を深めるということはとても大事なことです。

 

――今後取り入れていきたいカリキュラムはありますか?

 

鈴木
CG分野の話に統括させていただきますと、業界の動向は常に把握しておりますので、それに合わせて需要があるアプリケーションや技術を習得できるようにしていきたいと考えています。
最近の導入例ですと、“ZBrush”や“Substance Painter”、”Live2D”などの業界での需要が高くなってきているツールですね。
CG分野は年々新しい技術が生まれるため、すべて網羅することは難しいですが、特に実用性、応用性が高いものをカリキュラムに取り入れるようにしています。

 

アプリケーションの習熟度を上げることはとても素晴らしい事ですが、その過程でツールを使用するべき場面や何ができるかがわかるようになれば、より良い作品造りに繋がります。
アプリケーションを扱うにあたり、始めは皆勘違いしがちな部分なのですが、アプリケーションはあくまで道具であり、作品作りのプロセスに過ぎません。

 

デザイン分野では、”PC”と”アプリケーション”という道具を扱うため、この実感が持ちづらいのですが、例えば美容師の業界に置き換えて考えてみましょう。
美容師の学校に入学したら、道具として必ず必要となるハサミ。そのハサミにも様々な種類と用途があります。
ただハサミを使って髪を切れればよいというわけではなく、お客様に合わせた切り方、ハサミの選び方が必要になる。それを判断するためにはハサミの種類と用途、目的をしっかりと理解する事が必要となってきます。

 

これはどの世界・業界でも一緒です。
野球業界において、キャッチャーミットで外野を守りますか?料理の業界において、柳刃の刺身包丁で野菜を切りますか?
どれもできないことはないかもしれません。しかし、適正に至らない道具を使用すると、結果にたどり着くための効率は間違いなく悪いのです。
そのため、本校のクリエイティブ分野においては、PCやアプリケーションの使用目的・用途をしっかりと理解することの重要性を教えています。
それが理解できていれば、あとは自然と行動に移せるようになるので、より高い習熟度をもって制作にあたっていけると思います。

学校と入学者のミスマッチを防ぐための積極的な取り組み

 

――千葉デザイナー学院にはどのような学生が入学されますか?

 

野巻
高校卒業後すぐに入学する学生が多く、割合としては、高校卒業後すぐに入学の方が9割、社会経験を経た既卒での入学の方が1割ほど、といった形となります。
入学時に経験を持っている、という方はほとんどいなく、大半の方は未経験での入学となります。
ただ、その中でも、絵の技術を持っている方や、分野の知識を自身で学習されている方というのが、やはり多い印象は受けます。

 

〇フリースペース

 

――オープンキャンパスの特徴について教えて下さい。

 

野巻
オープンキャンパスは、高校生・大学生・社会人誰でも参加可能で、最新のデザインPCやペンタブレットを使って、実際の授業を体験できます。
開催は毎月実施しており、より高い精度で本校を理解していただくために、分野毎の体験授業や説明会をプログラム毎に分けて実施しています。

 

――オープンキャンパスの他に、平日の学校見学会を実施しているようですが?

 

野巻
日程の都合等でオープンキャンパスには参加できないこともありますし、実際の授業を見てみたい方も多いと思いますので、学校見学会は毎日受付を行っております。
当校が平日毎日授業の見学ができる環境を準備している理由は、入学検討者が正しい情報をもとに比較検討ができる体制を提供したいという思いからになります。
また、入学検討者の皆様にとっては、在学生・講師の様子や学校全体の雰囲気など多くの情報を仕入れることができることと思います。
また、検討の段階で、志望する分野を決めかねている場合でも、単科制であることから、どの日程においても様々な分野の授業風景を見学することが可能なことも検討者の方にとっては大きなメリットになると思います。

 

――在学生や卒業生に対して、目指してほしいクリエイターの理想像などはありますか?

 

鈴木
エンタテインメントの業界は、衣食住などと並列ではなく、生活において必ずしも必須では無いと言われている業界です。
ただし、過去から現在において、エンタテインメントの発展は、人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高め、産業や情勢に多大な影響を与えているのは確かな事実です。
学生の皆さんには、その発展に今以上に寄与できるよう、技術だけに捉われず、デザインの本質である、問題解決が提示できる倫理的思考を兼ね備え、人々を豊かにできる人材に育ってほしいと考えています。

 

――入学を検討する読者に向けたメッセージをお願いします。

 

鈴木
昨今のインターネットの急速な発展により、知識の習得だけを行うのであれば、誰もがそう難しい状況では無い便利な環境となってきました。
進学を選択しなくとも、クリエイターを目指せる環境が充実してきたと言ってもいいでしょう。
しかし、それを実践・経験することは、その環境を以てしても容易ではなく、夢を叶えるためには相応の努力と時間を要します。

 

私たち専門学校では、その限られた時間の中で、いかに最短で個人の最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を提供できるかを常に考えています。
その中でも個人の努力という点は勿論必須となりますが、夢を抱き入門してきた方に対しては、経験の場を提供し、サポートすることを惜しみません。

 

もしあなたが、夢を叶えるための近道を探しているようでしたら、迷わず門をたたいてみてください。
その夢を現実として叶えるための環境が、学校という場では整っています。
応援しています。

 

――クリエイターを目指す読者へ向けたメッセージをお願いします。

 

鈴木
心構えとしては日ごろから興味を絶やさないこと、これに尽きると思います。
クリエイターを目指すにあたり、一番重要なのは知らない知識をいかに伸ばすかということです。
クリエイターを目指す気持ちがあるならば、自身が普段取り組まないことを積極的に行い、その知識を吸収してください。

 

知識や技術を1の状態から100にすることは、実はそれほど難しくはありません。
しかし、0の状態を1にすること。これは非常に難しいです。そのため、まずは1の状態をたくさん作ることが重要であり、これには好奇心が必要となってきます。

 

自分の得意な分野を伸ばすことは勿論正しいことではあります。
しかし、近年ではさまざまなスキルが求められていることから、現在得意としていない他の分野を伸ばすことが自分にとって大きなメリットになることが多々あります。
熟練しているものより未経験であるもののほうが成長の伸びしろは大きく、そして上達もしやすいものです。
もともと得意としていた分野の熟練度に到達するには、勿論また、それ相応の努力を要しますが、もし満たなかったとしても、それを多数持っていれば、それは必ずや大きな力になることでしょう。

 

――ありがとうございました。

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