ゲーム開発の仕事はきつい?ITエンジニアに社畜が多い本当の理由

ゲーム開発を専門としているITエンジニアのことを、「ゲームプログラマー」や「ゲームエンジニア」と呼びます。

「ゲームが大好き!ゲームを作る仕事がしたい!」そんな思いから、ゲームプログラマーやゲームエンジニア、もとい、ITエンジニアへの就職を志す人も多いはず。

しかし、「ITエンジニアって、どんな仕事なんだろ〜」と、軽い気持ちで検索してみると、「きつい」「ブラック」「辛い」「社畜」……、こんなワードが大量にでてきます。

この、あまりにも闇が深すぎるワードのオンパレードに、ITエンジニアの道に進むことを、ためらってしまった経験はありませんか。

 

実際、ITエンジニアの仕事はきついです。

しかも、きつい仕事を受け入れ、喜んで社畜になっているような、闇の深い社畜ITエンジニアが多いです。

 

ITエンジニアの仕事は、どんなところがきついのか。

また、どうして、ITエンジニアには社畜が多いのか。

社畜ITエンジニア経験者が、本当の話を語っていきます!

 

ITエンジニアは、こんなところが辛すぎる

ITエンジニアの仕事は、正直、とても辛いです。

 

「ゲーム好きだし、余裕余裕〜!」なんて思っている方。

自分が大好きなゲームたちは、数々のITエンジニアの血と涙と汗の結晶であるということを知るでしょう。

 

「PCを使うのも得意だし、ものづくりも好きだし、余裕余裕〜!」なんて思っている方。

いままでに体感したことのない、過酷なものづくりを経験するでしょう。

 

「ITエンジニアって言っても、ゲーム開発とそれ以外の開発だと、全然違うんじゃないの?」と感じる方。

ゲーム開発のITエンジニアも、それ以外の開発をするITエンジニアも、基本は同じです。

油断しないようにしましょう。

 

仕事はなんでも辛いものですが、ITエンジニアはどんなことが辛いのか。

代表的な「辛いこと」をご紹介します。

 

常識はずれに忙しいときがある

ITエンジニアには、時折、常軌を逸したレベルの忙しさが襲ってくるときがあります。

それが心身ともに、本気で辛いです。

 

ITエンジニアには、納期が極端に短かったり、緊急で対応しなければならない仕事が多いです。

「なにがなんでも、その日そのときに、死ぬ気で終わらせなければならない仕事」が、たくさんあるのです。

 

もちろん、まったり仕事をして、定時に帰れるような時期もあります。

でも、忙しい時期には、休日出勤があったり、終電でも帰れなかったりします。

しかも、大抵は、その忙しさの「終わり」が見えません。

終わりなき戦いが続くので、心も体も、ライフゲージがゴリゴリに削られてしまいます。

 

幅広い知識と技術を求められる

ITエンジニアに必要な知識と技術は幅広く、一生勉強をし続けなければならないのが大変です。

みなさんもご存知のとおり、IT技術には、いわゆる「流行り廃り」があります。

時代の変化、市場のニーズが変わるとともに、IT技術も、変化や進化を遂げます。

それに応じて、ITエンジニアたちは、新たなIT技術を学ばなければいけないのです。

 

現場によって必要な知識や技術が変わることもあり、現場で大活躍しているベテランITエンジニアでも、常に、新しい知識や技術の取得するための努力をしています。

 

意外にチームワークが必要

ITエンジニアの仕事は、基本チームプレイなので、自分の仕事が終われば終わりではないことがきついです。

自分の担当している部分が終わっても、ほかの人が担当している部分が終わっていなかったら、物は完成しません。

ですので、自分の仕事が早く終わっても帰れないどころか、仕事が早い人のもとに仕事が集まる、恐ろしいシステムです。

 

また、「ITエンジニアは、黙々とPC作業をする仕事」、そんなイメージが定着しています。

おかげで、「人と喋るのが苦手だから、ITエンジニアになろう……」という人も結構多いのですが、それは大きな勘違いです。

チームプレイだからこそ、PCとの対話だけでなく、人との対話も大切。

会議も多く、ときには、人前に立ってプレゼンを行うようなことも。

 

ITエンジニアになるのであれば、PCと向き合う心構えだけではなく、人と向き合う心構えが必要です。

 

ITエンジニアに社畜が多いのは、仕事が楽しいから

ITエンジニアは、お世辞にも、楽な仕事とはいえません。

それでも、世のITエンジニアたちが仕事を続ける理由、社畜として頑張る理由は、ITエンジニアの仕事が楽しいから。

 

私は、ITエンジニアとして働いているとき、先に挙げたような辛さを感じる半面で、それ以上に、仕事への楽しさを感じていました。

では、ITエンジニアの仕事はどんなところが楽しいのかを見ていきましょう。

 

仕事が終わったときの達成感が尋常じゃない

ITエンジニアの仕事が楽しいと思えるのは、ひとつのシステムが完成したときの達成感が非常に強いから。

辛い仕事だからこそ、辛いことを乗り越えたあとの解放感や快感がものすごいのです。

 

しかも、ITエンジニアは、「ものづくり」の仕事。

自分が作り上げたものが、ひとつのものとして動き出す姿を見ることができます。

自分が設計したもの、プログラムを組んだもの、動作確認をしたもの。

自分が開発に携わったものが、世に出回り、人々の手に渡る。

そのときの嬉しさは、正直、ほかの仕事で得られる感動とは、比にならないレベルの大きさです。

特に、ゲームは、一般人の手に渡るものですので、身近なところで、ユーザーを見かけたり、ユーザーからの声を聞く機会も多いです。

 

開発が終わったらそこで終わりではなく、開発が終わってからもずっと、強い嬉しさや誇らしさを感じられるのが、ITエンジニアの魔性です。

 

同じ仕事がないので飽きない

ITエンジニアの仕事を続けられる理由のひとつに、仕事に飽きないという点があります。

ITエンジニアの仕事には、同じ仕事が存在しません。

基本が同じである作業、以前の開発と似た開発などはあります。でも、まったく同じことはありません。

 

それに、それぞれの開発に合った工夫を取り入れていく必要があるので、基本が同じでも、以前の開発と似たものでも、まったく違うことをしているような体感。

だから、毎日の仕事に飽きることはないし、日々、新しい発見や発想と出会うことができます。

 

成長していることを自分でも感じられる

ITエンジニアの仕事をしていると、自分の成長を感じることができます。

幅広い専門知識や技術が必要な仕事だからこそ、ほかの仕事以上に、1つの経験で得られる知識や技術の量が多いです。

そのため、仕事をしていくなかで、自分の「できること、わかること」が増えているのを、はっきりと感じることができるのです。

 

また、実力が成果物にダイレクトに現れるITエンジニアは、実力主義の世界。

自分の実力が高まるとともに、昇給や昇進という、わかりやすい形で評価されるのも嬉しいポイント。

さらに、IT系の資格は大量にあるので、取得することで昇給の対象となったり、祝い金がもらえる資格の数も多いです。

 

自分の頑張りや成長がダイレクトに評価される仕事だから、より、自分の成長に対する喜びを覚えることができます。

 

ITエンジニアは、辛い分だけ楽しい仕事

ITエンジニアは辛い仕事です。

でも、楽しい仕事でもあります。

社畜ITエンジニアたちが喜んで社畜となっているのは、ただ闇が深いからではありません。

辛さを感じながらも、仕事が楽しくて没頭しているうちに、周りから見たら社畜になっていただけなのです。

 

私は、ITエンジニアをしていたときのことを思い返すと、「いや〜、もう、あんな社畜にはなれないな〜」と思うことがあります。

でも、そう思うと同時に、「あんなにやりがいのある仕事は、もうないかもな〜」とも感じます。

 

どんな仕事をしていても、大なり小なり、辛いことはあります。

どうせ辛い思いをするのであれば、辛いことも忘れられるくらい、やりがいのある仕事をしたほうが楽しいはず。

達成感のある仕事をしたい人、ルーチンワークは飽きてしまう人、日々スキルアップしていきたい人。

そんな人は、勇気を出して、ITエンジニアの世界に飛び込んでみましょう!

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