無職(ニート)からゲーム業界に就職するには?押さえておきたいポイントを解説
ゲーム業界は幸い資格を必要とすることは少ないので、現在無職だからと言ってあきらめる必要はありません。20代前半・中盤の人やさらに年齢が高い人などに具体的な対策を提案し、ニートを脱する方法を説明していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
1. 無職(ニート)からのゲーム業界就職難易度は年齢によって異なる
無職(ニート)だからと言ってゲーム業界への就職が不可能ということはありませんが、年齢によって状況は異なります。この項目では年齢が影響する原因をまず説明しましょう。
1-1. 無職からの転職への最適な道筋も現在の年齢によって異なる
一口にニートと言っても年齢によって就職への道筋は異なります。20代前半であれば、若さと言うアピールポイントを活かすことができます。また若いほど未就労期間も短いという大きな効果があります。
例えば大学や高校を出た後、1、2年就労していない程度なら面接官の多くはさほど大きなマイナスイメージを持ちません。しかし、未就労期間が5年、8年と長くなるほど不利になりますから、年齢が上がるほど工夫を必要とすると考えましょう。
2. 無職(ニート)からゲーム業界に就職する(20代前半~中盤)
20代前半や中盤の人は、今の若さを活かした就活をすることが大切です。ここから取るべき行動を具体的に記載します。
2-1. 会社をより好みせず、とにかく様々なゲーム会社に応募する
無職(ニート)から脱却するにはまず勉強やスキルを身に着けるところから、という考えに至りがちですが、若さを犠牲に勉強に時間をかけてしまうと結果的に就職する上で不利になってしまった、ということは少なくありません。今が人生の中で一番若く、またこれからの伸びしろも大きいのです。「若さもまたスキル」と考えましょう。
まずゲーム業界に就職するという望みを第一に考えて、大企業だけにこだわらずできるだけ多くの会社にエントリーしましょう。誰もが知っているような有名ゲーム会社に入りたい気持ちもあるかもしれませんが、大きい企業ほど競争率が高いので難しくなります。
今現在、不利な条件があることを認めて、中小企業でもえり好みせず、まずは実績を作ることを考えましょう。入社後も意欲を持ち続けて結果を出していけば、より大きな企業に転職することも可能です。まずは実績を作るためにも会社の規模にこだわらず就職することに集中しましょう。
2-2. 職種も選ばず、とにかくゲーム業界で働いていた経歴を作るように意識する
望む職種に就ければ何よりですが、なるべく職種を選ばずとにかく確率を上げることを考えましょう。入社して実績を作りさえすれば、望む業種に移行することもできます。まずはニートである状態を解消することを考え、入れてもらえる業種があれば躊躇せずに入社しましょう。
幸いなことに、ゲーム業界では資格を要求されることはほとんどありません。比較的経験を問われない業種としてカスタマーサポートなどもあります。未経験でゲーム業界に転職することについて書いたコラムがありますので、以下を参照してみてください。
→「「まったくの未経験」からゲーム業界へ転職したい!覚えておきたいコツやポイント」
また、会社によっては経験がなくても若ければ育てられると判断して採用してくれる企業もありますから、希望を捨てずに若さを活かした就活に励みましょう。
3. 無職(ニート)からゲーム業界に就職する(20代後半~)
年齢が上がるほど無職からの就職が不利になることは間違いありません。ここからは20代後半からの人が行うべき具体的な工夫を記載していきましょう。
3-1. 一定以上の年齢の人材には即戦力のスキルを求められるので、現場で望まれる技術を学んでから就職活動をする
20代後半や30代になって、就業経験が無いうえにスキルもないというのは非常に厳しい状況と言えます。まず自分が付きたい仕事のスキルを付けることを考えましょう。ゲーム業界ではプログラムやデザインなどの仕事がありますが、最近はオンラインスクールなどもあるので比較的容易に学ぶことができます。自分自身が興味を持って無理なく続けられるスキルを身に付けましょう。
ただし、勉強する期間が長いと年齢の面で不利になる一方ですから、スキルアップの期限を決めることと、就活に臨む時期を明確にしておくことをおすすめします。仮にスキルが不十分だとしても、「今まではニートだったが気持ちを入れて前向きに学んでいる」というアピールをしながらエントリーを続けましょう。
就活をしながらもスキルアップするための学びを続け、目標を持って学んでいれば一定の評価を得られる日は来るはずです。また、習得したスキルをポートフォリオにしてアピール材料にすることも忘れないようにしてください。
3-2. 正社員・派遣ではなく、アルバイトからチャレンジするのも考慮に入れる
正社員や派遣にこだわらず、アルバイトの募集があったら積極的に応募しましょう。アルバイトでもしっかり働きながら評価を高め、並行してスキルアップも続ければ、実績もスキルも上がっていきます。アルバイト先での社員採用を目指すとともに、他社にも目を向けてチャンスを増やして脱ニートを目指しましょう。
3-3. 実際の求人例
■カスタマーサポートの求人例
求人例 | 大人気ゲームタイトルのユーザーサポート(派遣or業務委託案件、社員化あり、ゲーム業界未経験もOK) |
業務内容 | PS4、Switch、PC、スマホとマルチプラットフォーム展開している大型タイトルにおけるカスタマーサポート業務 ・ユーザーから寄せられるメールの対応 ・ゲームのテストプレイ ・SNSなどでのユーザー調査 ※既存・新作タイトルを含む |
求人情報 | http://game-creators.jp/g-job-tenshoku/find_jobs/1643/ |
■マーケティングアシスタントの求人例
求人例 | 大人気ゲームタイトルのマーケティングアシスタント(派遣or業務委託案件、社員化あり、ゲーム業界未経験もOK) |
業務内容 | PS4、Switch、PC、スマホとマルチプラットフォーム展開している大型タイトルにおけるアシスタント業務 ・SNSなどのキャンペーンに紐づいて、グッズの梱包や発送 ・在庫管理、事務作業などのアシスタント業務 |
求人情報 | http://game-creators.jp/g-job-tenshoku/find_jobs/1642/ |
4. まとめ
無職(ニート)の人でもゲーム業界に入れる方法をまとめました。ニートな状態を脱してゲーム業界に入るには、年齢やスキル、無職であった年数などを考えて、状況にあった対策を立てることが重要です。
20代中盤くらいまではとにかく機会を増やして、こだわりを少々曲げてでも入社できるところを探すことが重要です。
さらに年齢が高い人は不利な点をカバーするために、具体的なスキルを身に付けること、アルバイトでもいいので就労実績を作ることを重視しましょう。
年齢が高いほど不利にはなりますが、しっかり対策を立ててあきらめず、ニートを脱することを目指しましょう。
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