ゲームプランナーになるための教科書。初めてでも、『ゲームプランナーの新しい教科書』を読めば企画書を作れる!
目次
(1)プランナーに求められる発想、知識、技術を知ることができる
ゲームプランナーに漠然と興味を持っている方、もしくはこれからゲームプランナーを任される人。
特に企画書/仕様書を書いた経験があまりない方に入門書として推奨したいのが『ゲームプランナーの新しい教科書』です。
業界史や、開発に携わる様々な人々の役職と言った基礎知識。
論理的にアイデアを導き出すヒント。
あらゆるジャンルのゲームの訴求ポイント。
そして実例と共に企画書/仕様書の書き方を学ぶことができます。
(1-1)ゲーム開発を行うための基礎知識を学べる
ゲームプランニングを行うために役立つ基礎知識が本書では網羅されています。
業界史を知ることでこれまで世に発表されたゲームの種類を把握することができ、現代のゲームが形作られた過程を把握することができます。
ゲームプランナーはもちろん開発に携わる様々な役職を把握することで、ゲームに携わる人々を知ることができます。
(1-2)アイデアを論理的に考え出すヒントを教えてくれる
本書ではゲームを面白くするためのアイデアを論理的に考え出すヒントを教えてくれます。
アイデアは闇雲に出せば良いものではありません。
例えば家の中でじっくりと遊べる「据え置き型ゲーム機」と、外出先でも遊べる「携帯用ゲーム機」「スマホ」では制約が異なるので、必要とされるアイデアも異なります。
その他にも「閃いたら一晩、寝かせてから検証する」などすぐに取り入れることができて、アイデアをより面白くするヒントを与えてくれます。
本書の取り組みとして最も印象的なのが、ヒットアプリ開発者達のインタビューを掲載していることです。
各開発者達のゲームプランニングに対する心構えは勿論、読者へのアドバイスも掲載されています。
併せて本書で紹介されている各開発者達の代表作を実際にダウンロードしてプレイしてみるとよいでしょう。
(1-3)あらゆるジャンルのゲームの訴求ポイントを把握可能!
本書ではアクション、シミュレーション、RPGと様々なジャンルのゲームの訴求ポイントがまとめれてるので、あらゆるゲームの基本形を把握することができます。
例えば「レーシングゲームはプレイヤーが搭乗する乗り物の形や機能、操作性、スピード感などが面白さのポイントになる」とプランニングする際に抑えるべきポイントがまとめられています。
各ジャンルの名作も要所で取り上げているので機会があればプレイしてみましょう。
(1-4)ゲームの企画書/仕様書の書き方を実例と共に学べる
本書では企画書/ 仕様書の書き方を具体的な実例と共に学ぶことができます。
効果的に自身のアイデアを伝えるためのテクニックは勿論、企画書と仕様書の違いも詳細に説明されています。
一度も企画書/ 仕様書を作ったことが無い方は本書をお手本にすると良いでしょう。
また、企画書のプレゼンテーションでのテクニックも紹介されているので実践的です。
(2)ゲームに興味を持っている方、プランナー初心者に是非
漠然とゲームに興味を持っている方は勿論、これからゲームプランナーに配属されるような方に是非とも本書を読んでいただきたいです。
とても読みやすく構成されているので、一気に読み進めることができるでしょう。
また、ゲームプランナーを目指す学生には、就職活動で企画書を作成する上でも参考になります。
(3)まとめ
本書は題名の通り、ゲームプランナーになりたい人にとって、教科書として使用することができる本です。
また、ゲームプランナーの求められる知識が体系的にまとめられているので、経験を積んだ後にも振り返って知識を確認するための辞書として使うこともできます。
本書はゲームプランナーとしてこれから活躍する方の助けになる一冊でしょう。
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