~この世界のアイドルは魔法が使える~ KLab株式会社より育成RPG『ラピスリライツ』が配信決定!ディレクター兼マーケティングリーダーの遠藤様に、ゲームの魅力を教えてもらいました!
KLab株式会社のメディアミックスプロジェクト『ラピスリライツ』のアプリゲームがこの度配信決定!やりこみ要素満載の本作の中身について、ディレクター兼マーケティングリーダーを務める遠藤様に詳しく聞いてみました!
目次
KLab株式会社におけるゲーム制作の仕事とは?
・はじめに、KLabに入社するまでのご経歴について教えて下さい
KLab株式会社の遠藤と申します。現在は『ラピスリライツ』ディレクター兼マーケティングリーダーを務めています。
新卒でPCオンラインゲームの会社に入社し、RPGやMMOタイトルのプロデューサー及びディレクターを担当しました。その後大手ゲームメーカーへ転職し、日本初のMOBAジャンルのプロデューサー、アプリゲームのディレクターを経てKLabに入社しました。
〇『ラピスリライツ』ディレクター兼マーケティングリーダー 遠藤様
・KLabに入社された経緯についても教えて下さい
転職活動を検討していた際、グローバルでのゲーム事業に強みを持った会社で働きたいと思っていた事もあり、KLab株式会社に興味を持ちました。これまでオリジナルタイトルのプロデューサー、ディレクター業務の経験がありましたし、ちょうど入社する際はオリジナルタイトルである『ラピスリライツ』に携われるというタイミング。これまでの経験と自分のやりたい事がマッチしたので入社を決めました。
入社当時はIPコンテンツのプロジェクトマネージャーとして、VRライブの進行管理が主な業務でした。その後にゲーム開発事業部の体制変更があり、2020年1月頃にディレクター、2021年の5月からマーケティングリーダーを兼任しています。
・ディレクターにマーケターとかなりマルチに活動されているんですね!
そうですね。IPにも深く携わっているので、制作管理から集客施策まで作品全体に関わりながらお仕事をさせて貰っています。
現在は『ラピスリライツ』のディレクターをメインに、他のタイトルのマーケリーダーも兼任しています。過去に経験したタイトルのプロデュース経験からも、作品的にこれまでの自分のキャリアと相性がいいので併せて担当しています。
制作物や企画といった全ての流れが把握できているので、現場のスピード感はかなり早く、今のポジションはいいサイクルが出来ているかなと思います。
・現在は『ラピスリライツ』においてどのように携わっていますか?
『ラピスリライツ』は2019年8月にDMM VR THEATERで初単独イベントを行っていますが、自分はそのタイミングから本作に携わっています。元々しっかりとした世界観があるコンテンツでしたが、ディレクションで制作に関わるようになってからは、世界観の理解、素材などの制作物が把握できているので、マーケティング業務にも活かせています。
ディレクター業務については、イラストや3Dモデルのダンスモーション、シナリオ、ボイス収録という制作部隊の取りまとめを行っています。ゲームバランスやコンテンツ開発部分は中国の会社が行っています。そのため一般的なゲーム業界のディレクターとは少し違う業務ですかね。
期日内にユーザーが満足するクオリティの制作物を完成させることに一番注力しているので、コンテンツの公開時期から逆算して3年スパンでスケジューリングして進行管理をする様にしています。
マーケティング業務では、ユーザー層に何を、どのように届ければ『ラピスリライツ』を知って貰えるかを、Twitterや番組配信等のゲーム外施策を通してプロモーションを行っています。その際も運用スケジュールやリリース時期から逆算したうえでメンバーにお願いしています。物量がかなり多いのですがメンバーが優秀で助かっています。
”この世界のアイドルは魔法が使える”アプリゲーム『ラピスリライツ』の魅力について
『ラピスリライツ』は、KLabとKADOKAWAによる魔法×アイドルがテーマのメディアミックスプロジェクトです。昨年末はアニメ放送を行い、音楽ではシングルとアルバムのCDがリリースされ、単独イベントとライブをこれまでにそれぞれ1回実施、ノベルとコミックも展開しており、この度ゲーム配信が決定。現在事前登録中となっています。
・ゲームの概要について教えて下さい
コンセプトとしては、魔法×歌×ダンス×バトルの新感覚育成RPGゲームです。
ゲーム内のストーリーやイベントは全編フルボイスかつ3D、重要なシーンはアニメーションで表現しています。
舞台は魔女のための学校、フローラ女学院。魔法を使うことが出来る魔女たちを、”先生”であるプレイヤーが1人前のアイドルにしていくストーリーになっています。ゲームサイクルは物語の中で対峙する魔獣とのバトル→魔女たちの育成→それぞれのストーリーというシンプルな流れで、「先生の世界の魔女って、アイドルっていうの?」というキャッチフレーズを掲げています。
・先に放送されているアニメとの違いはありますか?
世界観やキャラクターの設定はほぼ一緒です。ただ、アニメが主人公のティアラを中心に物語が進むのに対し、ゲームではプレイヤーが先生という役回りで生徒一人一人を1人前の魔女にしていくという展開になっているので、物語の視点や内容が自ずと違ってきます。
生徒のクラス分けや学内外の様子等、細かい部分の違いがあるので、アニメとゲームでの違いなども楽しめると思います。
ハイクオリティ3Dとアニメで描かれるストーリー
・シナリオは100万文字超え、本編に加えてイベントシナリオも全編フルボイスとかなりのボリュームですね。
シナリオについてはメインストーリー/キャラクターのストーリー/ユニットのストーリーの3つが主なシナリオ要素で、それぞれのシナリオを”先生”という視点で見ることが出来ます。シナリオ量については1年前の段階で100万文字超えなので、今はもう少し多いかと思います。企画書を最初に見た時は震えましたからね(笑)ホーム画面など、シナリオ以外にもボイスが使われていて、おそらくボイスが無いのはキャラクターとのメッセージやり取りの部分位だと思います。
また、基本シナリオは3Dで進行しますが、重要なシーンはアニメーションが彩ります。
魔女の魅力を引き出すグラフィック
・ゲーム内で獲得できるカードのグラフィックについてもかなりこだわっていますね
カードは2Dグラフィックに動きの演出を加えており、Rを含むすべてのレアカードのイラストは2Dをアニメーション化するツールでドラマチックに動くように仕上げています。静止画ではなく躍動感のある動きで魔法の世界を再現しており、見た目的にも集めたくなる様なグラフィックを心掛けました。
〇SRカード:ティアラ
・着せ替え機能についても教えて下さい
着せ替え機能では、キャラクターの衣装を替えることが出来ます。衣装はカードの召喚で獲得できるほか、ゲーム内の様々なコンテンツの報酬で獲得できる「装飾品交換チケット」で入手可能です。そのためカワイイ衣装で好きなコーディネートを、カードを沢山手に入れれば無限に楽しむことが出来ます。
〇着せ替え機能紹介
また着せ替えた衣装は、ホーム画面や戦闘画面にも反映されます。それだけでなく、戦闘ではキャラクターごとに必殺技の3D演出があるのですが、着せ替えた衣装がそのまま反映されるシステムになっています。
簡単操作で華やかな演出のバトルシステム
・バトルシステムの概要と演出についても教えて下さい
バトルシステムは、育成した魔女を戦術に合わせて編成し戦闘を行います。戦闘するうえで魔女には、「守護」「技巧」「魔攻」「速攻」「補助」の5つのタイプがあり、それぞれのキャラクター同士の相性から、色合わせの要領で組み合わせていきます。
チームスキル、戦況予測機能のほか、敵の詳細を見てバトルを行う事で戦闘を有利に進めることが出来ます。オートバトル機能や自動選択機能もあるので、初心者でも簡単にバトルを進めることが出来ます。
バトル中の演出ですが、魔女たちの魔法を魅力的に演出する3Dエフェクトをモーションごとに使用しています。特にボスとの闘いは、本作のコンセプトである「魔法×歌×ダンス×バトル」に沿って進めることが出来、迫力のライブ演出と必殺技を駆使してバトルを進めることが出来るものがあります。
〇バトル動画
魔女を愛でることが出来る様な育成システム
・育成システムにはどのような種類がありますか?
育成システムには、①魔女自体の育成、②召喚カードの育成の2軸があります。
またその育成に役立つクエストをそれぞれ設けており、メインクエスト/魔女の舞台/魔女試験など5つのクエストを設けています。
また育成には魔女と交流して親密度を上げる交流システムがあります。
メインストーリーでの選択肢や触れ合い、プレゼントを通して魔女との親密度が上がり、ストーリー、育成要素などの様々な要素が解放されます。
それだけでなく、魔女から通話が掛かってきたり、思いがけないプレゼントを送ってもらえる等の演出もあり、イベントも全編フルボイスになっています。
魔女と急接近できるARカメラモード
本作にはARカメラモードも搭載されており、育成した魔女を現実世界に映し出す事が出来ます。キャラクター同士の交流を通して親密度を挙げると様々なポージングが追加されていき、様々なシーンで撮影したりツーショットを撮ったりして楽しむことが出来ます。
🔮魔女カレンダー🗓
不定期で魔女カレンダーをお届け中♪
本日も先生の世界に魔女たちを召喚します!17番目はあるふぁさん☕️
「8月31日はI Love Youの日。というわけで、このようなあざといポーズもきめて差し上げましょう、先生さま」#ラピライゲーム#ラピライ pic.twitter.com/kuPpu4OOGj— 【ゲーム】ラピスリライツ(ラピライ)公式 (@lapi_staff) August 31, 2021
メディアミックスを活かした『ラピスリライツ』のプロモーション
・ラピスリライツのプロモーション施策について教えて下さい
2021年9月26日にはキャスト(声優)20名が出演する特別番組「ラピッ!魔女だらけの競技大会!〜私たちのコンチェルト〜」を開催しました。『ラピスリライツ』はそれぞれのキャラクターがクラスやユニットに分かれているのですが、このイベントではキャストを2チームに分けて競技形式の企画に挑戦してもらいました。Twitterでもそれぞれのハッシュタグ投稿やリツイートでユーザーに応援してもらいました。
【教員&生徒連絡】
9/26(日)17時〜ラピッ!魔女だらけの競技大会!のチーム名を発表📣
🌷安齋チーム
令和狸合戦ぽこぽん
〜この世界のタヌキは魔法が使える〜#pkpnWIN🐼桜木チーム
最狂軍団
〜仏恥義理の魔女たち〜#最仏WINそれぞれのハッシュタグでチームを応援してくださいね🪄#ラピライ pic.twitter.com/YITw4wvAYQ
— 【ゲーム】ラピスリライツ(ラピライ)公式 (@lapi_staff) September 22, 2021
キャストの方も鉢巻やTシャツを作りたい!という様な要望を貰える配信になり、見てくれる先生も楽しんでくれました。やはり出演者が全力で楽しむコンテンツは、ユーザーにとってもより楽しいコンテンツであるという事を学ぶことが出来ました。皆さん活躍されている方々なので、20人集めるのはかなり苦労しましたね(笑)
また定期的な生配信についても、これまでのゲーム情報を説明する情報番組の様な形式から、今年から先生と生徒という関係を感じることが出来る先生参加型に切り替えています。毎月、書き下ろしで朗読劇をやっているのであさのハジメ先生には無理を言っておりますが(笑)。先生と生徒が触れ合えるという意味でかなり評判が良いので、出来るだけ続けていきたいですね。アニメとはまた違ったキャラクター同士の関係性も定期生放送でユーザーさんに情報発信できているので、ご覧の先生にも満足感のある企画になっていると思います。
・2021年9月4日(土)5日(日)にはオンラインでARライブを開催されましたね。
ARライブについては、総合プロデューサーや音楽プロデューサーが主体となって実施されました。ラピスリライツが他タイトルに比べてどこで差別化するかを考えていた時に、”魔法感”をいかに演出するかという軸で、演出スタッフとかなりMTGを重ねたと聞いています。ゲームでももちろん、IPが大切にしているこの”魔法感”を意識しているので、マーケティングの時は、どうやって先生に”魔法感”を届けるか、考えています。
実際に今回のライブで使われた演出の一部は、ゲーム内にも登場するので、ライブをご覧頂いた方もそうでない方も楽しめるかなと思います。
今後のご展望について
・年内リリースに向けて、『ラピスリライツ』をどのように成長させていきたいですか?
短期目標は安定したゲームリリースを行う事。中長期では、ゲームを基盤にゲーム外でもマーケティング施策を行う事で、「先生と生徒」をしっかり感じられるコンテンツに成長させていきたいですね。『ラピスリライツ』のメディアミックスプロジェクトにおいてゲームは重要な事業です。ですので、今回のゲームを切り口に出来る限り多くのユーザーを定着させて基盤を作り、ライブを始めとした様々な企画の土台をしっかり作りたいです。既に新曲CDの制作はすでに決定しているのですが、今後も色々なメディア展開を積極的に行いたいですね。今はまず、ゲームリリースをお楽しみに!といった所でしょうか(笑)
・遠藤様のキャリアとして、KLab株式会社でどう働いていきたいですか?
KLab Gamesは、「Universal IPs」「Global Growth」「Original Creations」という3つの柱“3 PILLARS”を軸に事業展開をしています。
この中で自分は、新規IPやコンテンツを作る「Original Creations」の部分に特化した人材だと思っているので、『ラピスリライツ』の様な自社IPをしっかり世の中に広げていくというところに特化して成長していきたいですね。
そういう意味で『ラピスリライツ』のような自社IPを担当させてもらっているのは、忙しいけどすごく幸せな事かなと思っています。自分としても新たにオリジナルIPを生み出したいと思っているので、まずは今担当しているタイトルを軌道に乗せていきたいです。
・GAMECREATORSの読者の皆様へ一言お願いします。
ゲーム業界って楽しそうだなあと思っている方に伝えたい事ですが、ゲーム業界はすごく楽しいです!特に作り手が楽しんでいるコンテンツは、流行る確度が上がると僕は思っています。今回のインタビューで自分やラピスリライツに興味を持ってくれたら嬉しいですし、支えたいなと思ったら是非KLabまでお問い合わせください!
・最後に、『ラピスリライツ』ファンの皆様へメッセージをお願いします!
本当に4年以上お待たせしており大変申し訳御座いません。
ただ、お待たせした分、楽しんでもらえて感動してもらえるコンテンツを提供できるように、全スタッフそして演者の皆様も力を注いで下さっています。是非お楽しみにお待ちいただけたらと思います!
またここからは先生へご協力のお願いとなります。
昨今、新規IPが厳しい市場になっておりますが、是非先生の協力、具体的にはSNSにおけるRT/いいね/つぶやき等を通して、タイトルを広めていただく魔法を使っていただき、生徒20人を演じるキャストのみなさまに代表作は『ラピスリライツ』と言ってもらえるように大きなコンテンツに育てて頂ければと思います!是非みんなで一緒に盛り上げていきましょう!
そしていつかオフラインイベントができるようになった時には現場で先生と『ラピスリライツ』についてお話しできるのを楽しみにしております!運営側としてもそういう機会を作れるように尽力したいと思います。
皆様の応援が魔法となりゲーム運用の力になりますので、至らない点が多々あると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします!
・ありがとうございました!
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