ゲーム開発を副業に!未経験から始める収益化の道


 
近年、ゲーム実況や攻略情報の動画を収益化している人は珍しくないですし、その方法を教えるサイトも多数存在します。しかし、ゲーム開発に関連するスキルや知識をもっている人に向けた「開発」を副業化するための情報はそれほど多くありません。
 
そこでこのコラムでは、「自分のスキルを生かして、ゲーム開発を副業にできないだろうか?」と考える人に向けて有効な情報を記載します。
 

1. 【種類別】ゲーム開発を副業で始める方法

この項目では、ゲームを開発するスキルをもつ人が副業を始める方法を、複数の視点から解説します。
 

1-1. ミニゲーム・スマホアプリの開発

ゲーム開発自体のスキルや経験が少なくても、小規模のスマホアプリやミニゲームであれば制作ツールを利用することで、比較的容易に開発できます。実際にミニゲームを作った人の経験はネット上に多数存在するので検索してみてください。
 

1-2. ブラウザゲームの制作

ブラウザゲームとは、名称の通りWebブラウザ上でプレイできるゲームです。ダウンロードやインストールが不要なので、ユーザーとしては気軽にプレイできるメリットがあります。
 
ブラウザゲームはダウンロードするゲームより通信環境への依存度が高く、不安定さも指摘されます。しかし近年はブラウザ自体の機能が上がっているので、クオリティにこだわらなければアクション要素を入れてもさほどストレスなくプレイできるようになっています。
 

1-3. ゲーム制作チームに参加する

「自力でゲームを開発するのは難しい」、「自作しても収益が見込めないのでは?」と思う方は、ゲーム制作チームやプロジェクトに参加して、成果や就労に対する収益を得る方法もあります。
 
ゲーム業界では慢性的に人手不足が続いているので、例えばUnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンが使える人や3Dモデリングのスキルがある人なら副業も可能です。
 
ほかにも副業として生かせるスキルは多数あるので、ぜひ自分がもつスキルでできる副業を探してみてください。
 

2. 副業でゲーム開発をするメリット

この項目では、副業でゲーム開発をするメリットを紹介します。
 

2-1. スキルアップがそのまま収入につながる可能性がある

副業でも本業でも、収益を得るためにゲーム開発を行えばスキルアップが期待できます。
 
副業の場合、収入、スキルともに獲得できるものは大きくはないかもしれません。それでも継続していけばスキルアップも収入増も叶いますし、そのスキルがさらなる収入増加に繋がっていく未来も描けるでしょう。
 

2-2. 将来的な独立や転職にも活かせる

労働者として雇用されていると限定的な仕事しかできないことが多いので、「将来的に独立したい」と思っていても、実際には踏み切れない人が少なくありません。
 
一方副業でスキルを磨きつつ、組織に頼らず自力で稼ぐ体験をしていれば、独立に向けたハードルを必要以上に高く感じずに済みます。
 

2-3. アイデア次第でヒット作品になる可能性もある

個人が作ったゲームの中にも、「Minecraft」のように世界的なヒットタイトルに成長するものがあります。
 
もちろん珍しい例だからこそこれほど有名なのですが、近年インディーゲームは多くのゲーマーに認知されているので、アイデア次第では大金に繋がる可能性もあるのがゲームを自作する魅力です。
 

3. 副業でゲーム開発をする場合の注意点

この項目では、ゲーム開発を副業化するうえで知っておくべき注意点を解説します。
 

3-1. 収益化まで継続力や市場調査が必要

過去にゲーム開発を本業として活躍していた人など、もっているスキルや知識、経験値が高ければ早い段階で収益化できる可能性がありますが、これから始める人であればすぐに大きな利益を得るのは困難です。その点を踏まえて、ある程度持続する中で収益を増やしていくことを考えましょう。
 
また、企業から作業を請け負って副業にするのであればそのゲームの売れ行きは収入に直接関係しませんが、自力で売るのであれば売れ行きイコール収入になります。そのため、独自のゲームを開発して利益化するのであれば、どんなゲームが利益になりやすいかを調べることも重要です。
 

3-2. ゲーム素材や著作権に注意が必要

ゲーム開発には素材の存在が欠かせませんが、すべてを自力で制作するのはかなりの手間です。そのため著作権を問われることがないフリー素材などを利用することをおすすめします。
 

3-3. プラットフォームごとの収益構造への理解

自作のゲームをSteamなどのプラットフォームにあげて収益を得る方法も一般化しつつありますし、個人がゲームをあげられるプラットフォームも複数存在しています。
 
ただし、ゲームが売れた場合の手数料やゲームをアップするためのルールなどはプラットフォームごとに異なります。そのため、収益を上げるためにどのような構造があるのかを理解してからプラットフォームを活用するようおすすめします。
 

3-4. 会社の副業規定や税金への配慮

気軽に副業を始めたものの、本業でバレて肩身が狭くなったり、罰を受けたりするようでは本末転倒です。そのため、本業でどこかの会社に雇用されている場合、その会社で副業を禁じていないかをまず確認しましょう。
 
また、副業でも年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。さらに、1円でも利益があれば住民票を置いている地方自治体に住民税を払う必要があるので、その点もご注意ください。
 
ちなみにこれからゲーム会社への転職を考えているのであれば、ゲーム業界に特化した転職エージェントである「G-JOBエージェント」がおすすめです。
 
G-JOBエージェントはゲーム業界各社に太いパイプをもっているので他社が扱わない非公開情報を多数保有しています。また、副業可能な企業を紹介することもできるので、副業でのゲーム開発を考えている人にもおすすめです。
 

4. ゲーム開発の副業はこんな人におすすめ

ゲーム開発を副業にするにも、向き・不向きはあります。ここではゲーム開発を副業にすることに向いている人の特徴を記載します。
 

4-1. プログラミングやデザインに興味がある人

ゲームは多くの人にとって楽しいものですが、「ゲームが好き」というだけではゲーム開発はできません。そもそもゲーム開発を行うには、プログラミングやデザインなど何らかのスキルが必要だからです。
 
そのため、プログラミングやデザインに興味がある人にはゲーム開発を副業にすることはおすすめできますが、そもそもプログラミングやデザインなどの作業が苦手な人には難しいかもしれません。
 

4-2. コツコツ作るのが好きな人

ゲーム開発には時間がかかりますし、一般の人にプレイしてもらえるものを作るにはデバッグなどの地道な作業も必要です。また、プログラミングやデザインなどを学んだり、スキルアップしたりする努力も欠かせません。そのため、コツコツと作業に集中できる人や忍耐力がある人なら、ゲーム開発を副業にすることに向いています。
 
逆説的に、地道な作業が苦手な人やデスクワークは避けたいと思う人、体を動かしながらお金を稼ぐほうが向いていると思う人にはあまりおすすめできません。
 

4-3. 将来ゲーム業界で働いてみたい人

「現在はほかの業種で働いているが、将来的にゲーム業界で働きたい」と思う人にはゲーム開発の副業は適しています。副業であってもゲーム開発を行ったことで実績作りとスキルアップができるからです。
 
また、ゲーム開発を体験して実情を知ることも大きなメリットです。実情を無視したイメージだけでいきなり転職すると、「こんなはずではなかった」と後悔することもあり得るので、将来ゲーム会社で働きたいのであれば、副業で体験してみることをおすすめします。
 

5. ゲーム開発以外のゲーム系副業の選択肢

この項目では、ゲーム開発以外でゲームに関連する副業を紹介します。
 

5-1. ゲーム実況・配信による収益化

ゲーム実況や配信などを動画サイトにあげ、広告収入や投げ銭などを収益化する方法はかなり一般化しています。多数のフォロワーを獲得するなどして、有名になったり収益をあげたりする人もいますが、ライバルも多いので、収入優先で始めるのであれば企画力や視聴者に認められる努力も必要です。
 

5-2. 攻略記事やレビュー記事の執筆

新しいゲームの攻略記事やレビューをブログにあげるなどして収入化している人もいます。人気があるゲームなら攻略方法を検索する人は少なからず存在しますから、多くの人が見るような記事を書けばアフィリエイト収入につなげることも不可能ではありません。
 
また記事を有料化できるブログアプリもあるので、面白さや希少性があれば記事そのものが収益になる場合もあります。
 
ゲーム関係の記事を本職にしている人もいるので、ゲームライターとして生計を立てたいと思う人にもおすすめです。
 

5-3. NFT・ブロックチェーンゲームでの収益化

NFTやブロックチェーンのゲームでは、自分が制作したアイテムやキャラクターの販売が可能です。またプレイすること自体で収益を得られるゲームもあります。この方法はゲームをプレイすることが収入になるので、楽しみながらお金が得られる点にメリットがあります。
 
ただし、収益化するには初期費用がかかる場合がありますし、仮想通貨などの知識も必要なので、この方法を選ぶ場合はまず適切な知識を得ることが重要です。
 

5-4. ゲームテストやバグチェック案件

広い意味では「ゲーム開発」の一部ですが、ゲームテストやデバッグなどで収入を得ることも可能です。
 
テストやデバッグには「ゲームをプレイしてお金が得られる」という良い側面がありますが、指示に沿ってプレイしなければなりませんし、同じプレイを何度も繰り返したり、挙動を報告したりする仕事なので、娯楽でプレイするのとは異なる点を理解しておきましょう。
 

6. まとめ

「ゲーム開発を副業にしたい」と思っている人に向けて、具体的な方法やメリット・デメリットなどをまとめました。ゲーム業界は開発者不足が慢性化しているので、副業として収入を得ることは十分可能です。また、将来ゲーム開発者になりたいと思う人にも、副業で開発に関わることはおすすめできます。
 
「考えていたけどなかなか踏み出せなかった」という人はぜひ本記事を参考にして、一歩踏み出してみてください。
 

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