ゲーム業界で就職・転職を成功させるための履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの書き方


ゲーム業界へ就職・転職する人に向けて、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成する際に大切なポイントや、ポートフォリオを作成する際に注意したいポイントについて説明していきます。

悩む人が多いと言われている志望動機のポイントについても紹介していますので、これから就職活動を始める人は参考にしてみてください。

 

1. 履歴書の志望動機

志望動機

1-1. なぜゲーム業界で、なぜ御社なのかを分かりやすく説明する

履歴書に記載する志望動機を作成する際は、「色々な業界がたくさんある中で、なぜゲーム業界を選んだのか」、そして「なぜその会社を志望したのか」、これら2つのことをしっかり説明することが大切です。

「ゲームが好きだからゲーム業界を志望する」という人が多いと思いますが、その場合は、ゲームを好きになったきっかけや、ゲームにはまった経験など、自分だけの具体的なエピソードをもとにアピールしなければ、説得力が弱くなり、単純に軽い憧れで志望している人なのでは?と思われてしまう可能性があります。

さらにゲーム業界への熱意を伝えるだけではなく、ゲームをビジネスとして捉えた場合の特徴についても、説明できるようにしておく必要があります。

「スマホが普及したおかげで、ゲームがより身近な存在になっているから、今までにないチャンスがたくさんありポテンシャルが高い」など、ゲーム業界の現在の状況をしっかり理解できていることも、アピールしましょう。

ちなみにゲーム業界を志望する理由は説明できても、第一志望ではない会社を受ける際などに、その会社を志望した理由を説明することが難しいと感じる人が多いかもしれません。

しかし大切なことは、受ける会社の特徴を事前に調査できているかどうかです。

特徴をしっかり調べることで、第一志望でなくても本気度が伝わるようにしましょう。

 

1-2. 自分を採用した場合のメリットをしっかりアピールする

自分の熱意を伝えるだけではなく会社が自分を採用するメリットについても、しっかりアピールする必要があります。

自分の強みはどういうところで、その強みを会社の仕事でどのように活かすことができるのか、採用担当者がイメージできるように分かりやすく説明することが大切です。

応募する職種の仕事をする上で、必要になる能力を理解している事」と「その能力が実際に備わっていることを説明するエピソードの内容が適切かどうか」という2つが、特に重要なポイントです。

内容に説得力があるか注意しながら、作成していきましょう。

 

1-3. 常に人材を求めている業界だが、憧れる人も多い業界であることを意識する

ゲーム業界は人材が不足していると言われていますが、一方で数ある業界の中でも人気度が高い業界になるため、憧れる人が多く、志望者も多くなります。

志望者が多くなればなるほど、その分優秀な志望者が多く集まることになりますので、採用されるためには他人と差別化をはかれるように自分の強みをしっかりと理解しておくことが必要です。

 

2. 職務経歴書でアピールするポイント例

職務経歴書でアピールしたいポイントは、大きくわけて、以下の4つになります。

・業務内容
職務経歴には、こういった業務の経験があるということだけでなく、この経験を通してどんな事が身についたか、どういった評価をされたのか、といった実績をプラスで書くとよりアピールになります。

また、ゲームはチームで制作するものなので、チームの人数はどれくらいだったのか、そしてそのチームの中でどのような役割を持って仕事をしていたのかなどについても、説明するほうが望ましいでしょう。

 

・使えるツールと経験年数(個人製作含む)
「Adobe Illustrator:5年」など、利用できるソフトの名称と使用年数を忘れずに記入しましょう。

ちなみにソフトの使用年数は、業務で使用した期間だけでなく、個人製作でソフトを利用した期間も含めて問題ありません。

その際は、個人使用期間を含む旨を記載してください。

 

・活かせる経験
これから応募する職種に対して、今まで経験したことを、どのように活かせるかを具体的に書きましょう。

汎用的な経験と専門的な経験がありますので、応募する職種がどんな仕事を鑑みて、活かせそうな経験を探しましょう。

 

・自己PR
自分の強みを仕事の中でどのように活かすことができるのか、しっかりとアピールしましょう。

これまでの仕事のトラブルや課題を、自分の強みをつかってどのようにして解決してきたのか、体的なエピソードと絡めて説明できると説得力がアップします。

 

3. ポートフォリオを書く上で注意したい点

ポートフォリオ

クリエイター職を志望する場合、履歴書・職務経歴書はもちろんですが、ポートフォリオの作成でも気を抜けません。

むしろクリエイターの場合は、2つよりも大事なものだと思って作成するほうがいいでしょう。

 

3-1. 画力をアピールできる作品を選定する

どの作品を、どのような構成・順番で並べるかなど、見せ方を工夫することが大切です。

自分の強みやアピールしたいことがしっかり伝わるように、見る人のことを考えながら、意図や目的を持って、作品を整理していくことが大切です。

 

3-2. キャラクターだけでなく動物、背景、クリーチャーなど幅広いものが描けるアピールをする

仕事上、時には人間キャラだけでなく、動物や背景、クリーチャーといった造形が複雑なものを描くことが求められるケースもあるかもしれません。

特定のものしか描けないよりも幅広いものが描ける人材を重宝されるのは間違いないでしょう。

またクオリティが高ければ、2次創作作品などもポートフォリオに書くことができます。

会社によっては2次創作作品をポートフォリオに出すことをあまり良く捉えない場合もあるようなので、社風を汲む必要がありますが、自分が好きなものや思い入れが強いものは、出来るだけ見せてアピールするほうがいいでしょう。

3-3. ポートフォリオは使い回しても問題ないが、熱意は伝わるように

基本的にポートフォリオは、自分の作品や、クリエイターとしての魅力をアピールするためのものなので、会社によって毎回変える必要はありません

ただしコメントなどの部分だけは、志望する会社ごとに変更しておきましょう。

そうすることでベースはそのまま使い回すとしても、熱意を損なわずにより効率よく就職活動が進められます。

 

3-4. 作品ごとに制作にかかった時間、ツールなどを明記し、器用さを伝える

Illustrator、CLIP STUDIO PAINT、Live2D、Mayaなど、制作にどんなツールを使ったのかについても、忘れずに明記しましょう。

ちなみに制作にかかった時間を盛ってしまうと、採用時や最初の印象は良いかもしれませんが、入社後にその制作時間を前提とした依頼をされる恐れがあります。

「会社に入るため」だけでなく、「入った後に快適に仕事をする」ことも大切に、できるだけ素直に書くよう注意しましょう。

 

4. まとめ

履歴書や職務経歴書、そしてポートフォリオを作成する際に特に注意したいポイントを説明してきましたが、すべてに共通する大切なポイントは、「自分ならではの強みや特徴をしっかりと把握できている事」と「書類や作品を見るひとの気持ちを踏まえて内容を伝えられているか」の2つです。

この2つのポイントを念頭においた上でそれぞれのポイントを参考にし、書類やポートフォリオの用意を進めていくようにしましょう。

それでも、書き方に自信がない人や、書類選考になかなか通らない場合などは、転職エージェントにアドバイスを求めるのも一つの手です。

キャリアコンサルタントが、応募する企業の選考特徴や、書き方のコツを教えてくるところもあるので、上手に活用しましょう。

 

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