ゲーム業界でうつ病になってしまった人、心配な人に知っておいてほしいこと

ゲーム業界は比較的残業が多いと言われていますので、うつ病にかかってしまう人、就職に際してうつ病が心配な人もいるでしょう。このコラムはそんな心配を持つ人のために、ゲーム業界で働くことで考えられるうつ病の原因や注意すべき兆候、取るべき対応策などをまとめます。

 

自分自身は問題なくても、家族や同僚がうつ病になってしまうこともあり得ますから、この人はうつ病かもしれないと思う時の参考になる情報も記載しています。うつ病は誰でもかかる可能性があるものなので、適切な対応をするきっかけになれば幸いです。

 

1. ゲーム業界でのうつ病発症の主な原因

この項目ではゲーム業界で働く人に見られがちな、うつ病発症の原因をあげていきます。

 

ただし、うつ病はここに挙げる以外の家庭環境や生活環境から発症することもある点はご理解ください。また、うつ病はさまざまな要因が関連して発症すると考えられていますが、メカニズムが完全に解明されているわけではありません。そのため発症した人に「心が弱い」、「甘えがある」などのイメージを持つことは化学的でも合理的でもありません。発症したからといって他者や自分を責めることはせず、医療や社会的ケアにつながって回復を目指してください。

 

1-1. 慢性的な残業など、労働・開発環境の悪化

ゲーム業界の全体で残業が多いというわけではありませんが、平均的には労働時間は長いと言われています。ゲーム業界の残業の状況について詳しく書いた記事があるので、興味がある人は以下を参照してください。

「ゲーム会社は残業が多いって本当?残業の理由と健康に働くためのポイント」

 

またゲーム業界は常に新しい作風に挑むことなど、チャレンジングな環境が魅力でもありますが、それだけに慣れない仕事に取り組むことも多く、業務環境の急激な変化がうつ病の要因となることもあります。

 

1-2. 職場での人間関係のトラブル・不和

うつ病とストレスは密接な関係があると考えられています。そのため、職場での人間関係にトラブルがある場合や、目に見えるようないさかいが無くても、どうしても苦手な人がいるといったことも要因になりえます。

 

1-3. 不十分な待遇からの不安

自身の業務が十分な評価を得られていない、貢献に対して待遇が悪い、といった不満も大きなストレスを生む場合があります。また、そもそもの給料が業務内容や拘束時間に対して見合っていないと感じることもきっかけの一つになってしまうでしょう。

 

1-4. 手掛けたタイトルの評判によるもの

ゲームの開発は多くの苦労が伴うだけに、リリース後にユーザーから思うような評価が得られない場合は大きなストレスになるでしょう。また、何らかの要因でトラブルが続くことも心身の負担となり、うつ病につながる可能性があります。

 

2. このような傾向があれば注意!気付きにくい軽度うつ病の症状

ここではうつ病のサインと思われる状態を紹介します。ただし、ここにあげた項目に該当するから全てうつ病というわけではないことはご理解ください。

 

2-1. 趣味に対して夢中になれなくなった

うつ病にかかっていると、以前は楽しめていた趣味に興味を示せなくなることがあると言われています。単純に忙しさから趣味に手が出せないということもあり得ますが、新作のゲームに興味を示さなくなった、話題作の話をしても関心が向かない、と言った場合はうつ病の兆候かもしれません。

 

2-2. 体調が悪い感じではないのに食欲がない

食べ過ぎや胃腸の調子が悪いという場合は別として、なんとなく食欲が無い状態が続く場合などは注意すべき状態かもしれません。

 

2-3. 睡眠不足を自覚しているのによく眠れない

睡眠不足が続いているのに眠れない、身体は疲れているのに寝付けない、眠りが浅いなどの状態も要注意です。

 

2-4. 最近よく自分を責める傾向にある

うつ病の状態にあると集中力が低下してミスが増えると言われていますが、小さなミスや他者の問題に対して必要以上に自分を責める傾向がみられることもあるようです。

 

2-5. 希死念慮がある

漠然とでも死にたくなるようなときは特に注意が必要です。放置せずに医療機関や専門性がある機関に相談しましょう。

 

2-6. 常に疲労感が拭えず、また落ち着くことができない

だるさや疲労感を継続的に感じるのもうつ病のサインかもしれません。また、うつ病の状態だと気持ちが落ち着かないこともあります。休養を取っても疲労感が改善しなければうつ病を疑ってみましょう。

 

3. うつ病改善のために大事なこと

ここからは、うつ病の状態を改善するための手段を考えていきましょう。

 

3-1. ポジティブ思考・態度を常に努める

うつ病にかかっているとネガティブな思考になりがちですから、できるだけポジティブに考えることも重要です。

 

ただし、「ポジティブに行動しなければ」と思うこと自体がストレスになることもありますし、周囲の人に「もう大丈夫」とアピールするための表面だけのポジティブな行動はかえってマイナスになる可能性もあります。日常で注意するレベルで改善できない場合は早目に医療機関に頼りましょう。

 

3-2. 生活リズムを整える

過度の残業や食生活の乱れはうつ病を促進する原因になります。できるだけ規則正しい生活をすること、意識的に休養を取ること、食事の時間や内容を整えることなどに注意しましょう。

 

3-3. 心療内科を特別な場所と考えず、相談しにいく

医療機関に行くことが特別なこと、恥ずかしいことと思うと、なかなか適切な治療につながることができません。

 

家族や友人に相談することも重要ですが、相手は専門的知識が無いことが普通ですし、相談された側も困ってストレスを抱えることにもなります。知人に相談して見当違いなケアをすることになったり、気まずい思いをしたりするとかえってマイナスですから、専門性を持つ機関に頼りましょう。

 

3-4. 「今の会社を辞めたら次がない」と考えて無理に働き続けたりしない

現在の業務によるストレスがうつ病の要因である場合、ストレスを取り除くためには仕事を辞める方法もあります。場合によっては退職や転職を考えてみるのも良いかもしれません。また、「生活のことを考えると辞められない」、「辞めても次の仕事が見つからないかもしれない」という思いが強いとストレスが増大しますから、「辞める自由もある」と思うことでストレスが軽くなる場合もあります。さらに信頼できる転職エージェントに相談して、適した環境を探す手もあるでしょう。

 

※なお、うつ病の影響下にあるときに大きな決定をするのは推奨しない、という見解もありますので、転職に踏み切る際は医療機関や家族と相談して決定することをおすすめします。

 

4. まとめ

ゲーム業界で働くことでうつ病になってしまった方、うつ病になることが心配な方に向けて、うつ病の原因やよくある兆候、とるべき対策などをまとめました。

 

うつ病に対する理解は以前より深まっていますが、いまだに「甘え」や「弱さ」が原因と考える人もいて、病院に行くことが恥ずかしいと思っている人もいるかもしれません。しかし、自己判断で雑な対応をすると悪化する場合もありますから、できるだけ早く専門性を持つ機関に頼りましょう。また、転職を考える場合は信頼できる転職エージェントに相談して、リスクを低減してから行動しましょう。

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