ゲーム業界における「テクニカルアーティスト」とは?仕事内容や必要なスキルについても解説!


 
ゲーム業界における「テクニカルアーティスト」は、同じゲームの制作に携わりながらもまったく質が異なる業務を行っているデザイナーとエンジニアの間に立ち、両者のコミュニケーションの手助けをする職業です。
 
テクニカルアーティストの働きによって、デザイナーとエンジニアがそれぞれの業務に集中できる環境が作られています。
 
本コラムでは、テクニカルアーティストという職業の主な業務内容や平均年収、業務にあたって求められるスキル・知識について解説しています。
 
近年その価値を高め、需要が上がっている職業でもあるテクニカルアーティストに興味がある方はぜひ転職活動の参考にしてください。
 

ゲーム業界におけるテクニカルアーティストとは?

ゲーム業界におけるテクニカルアーティストの仕事内容は、エンジニアとデザイナーの間に立って業務の効率化を図ることです。
 
デザイン分野とプログラミング分野の両方の知識をもってそれぞれの思考の違いを理解し、両者が抱える問題を解決して、円滑に業務を進められるように橋渡しをします。
 
ここからは、テクニカルアーティストの具体的な仕事内容を解説していきましょう。
 

業務の効率化とワークフローの構築

一般的なゲームの制作現場では、以下のような流れで作業が進行していきます。
 
①デザイナーがデジタルイラストツールなどを使ってイラスト、CGモデル、エフェクトといった素材を制作する

②完成した素材データをエンジニアへ渡す

③素材データを受け取ったエンジニアが、プログラミング言語を使って素材をシステムに組み込む
 
①で完成した素材データはグラフィックソフトなどを使って作成されたものなので、ファイル形式の都合上そのままの状態ではプログラムに組み込めないケースが多いです。
 
デザイナーはプログラムに組み込みやすいファイルの作り方には詳しくなく、またエンジニアも、プログラムに適した形式にデザインデータを変換する手順の指示は出せません。
 
ここでテクニカルアーティストが両者の間に入ります。デザイン分野とプログラミング分野の知識を駆使して、デザイナーが手がけた素材データをエンジニアにとって扱いやすい形式に変換することで、より効率的なワークフローを構築できるのです。
 
両者の技術について理解したうえで、このように業務を効率よく進めるための手助けをするのがテクニカルアーティストの主な仕事内容です。
 
ときには業務効率化のためのツールの検証をしたり、独自ツールの開発・導入を行うこともあります。
 

デザイナーとエンジニアの通訳

デザイナーとエンジニアの間には、作業手順やデータといったシステム的なものだけではなく、思考・知見の壁も存在します。
 
それぞれの職務内容や、デジタルイラストツールと開発言語の仕様について理解したうえで、デザイナーとエンジニア双方の意識をすり合わせ、納得して業務にあたってもらうための通訳をするのもテクニカルアーティストの大切な役目です。
 

テクニカルアーティストの年収

テクニカルアーティストは、所属する企業の規模や個人の持つスキルによって年収が大きく変わる職業です。下はおおむね300万円程度から始まり、中小企業では500万円程度、大企業では800万円程度まで経験やスキルに応じて平均年収が上がっていきます。
 
テクニカルアーティストとしてのスキルを磨き、専門知識を深めていくほど収入アップが狙えるので、非常にやりがいを感じられますよ。
 

テクニカルアーティストに求められる素養

テクニカルアーティストとして働くうえで求められる知識やスキルについて解説します。
 

基本的なデザイン知識

Photoshop、Illustrator、Maya、Unityなどの主にデザイナーが使用するツールに対して、基本的なスキルまたは知見が必要です。
 
CGを用いたモデリングやアニメーション制作、エフェクト制作など、多岐にわたるデザイン業務についてひととおり理解していなければなりません。
 

開発言語の基礎知識

JavaScript、Python、MEL、C++、C#などの言語を用いたプログラミングについても、基礎的な知識とスキルが必要です。
 
開発言語についての専門知識がないデザイナーに対しても、これらの仕組みをわかりやすくかみ砕いて伝えることができるくらいの理解度が求められます。
 

制作管理進行スキル

テクニカルアーティストは各担当者の間に立ってプロジェクトを進めていくポジションであるため、制作管理進行スキルも重要です。
 
デザイナーとエンジニアそれぞれの立場になって、ツールの開発やワークフローの改善提案を適切に行い、制作を進行していくことができる人材が求められています。
 

まとめ

ゲーム制作の現場において、デザイナーとエンジニアの間に立って業務効率化を図る役割を持つ「テクニカルアーティスト」について解説しました。
 
テクニカルアーティストには、デザイナーとエンジニア双方の業務内容を深く理解していることや、それぞれの業務に必要な知識・スキルを身につけていることが求められます。それらに加えて、人と人との間に立ってプロジェクトを効率よく進めていくための制作管理進行スキル、コミュニケーション能力なども必要な職業です。
 
要求されるレベルは非常に高いですが、スキルを磨けばゲーム制作にかかわる職業のなかでも高い収入を得ることもできます。デザインやプログラミングに関する知識とスキルは独学でもある程度身につけられるので、まずは理解が足りていない分野について勉強するところから始めてみてください。
 

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