ゲームエンジニアの自己PRの書き方!経験者/未経験者別のポイントと例文についてもご紹介


就職活動において重要となる自己PR。ゲームエンジニアを志す方や、現在の会社からステップアップしたいと考えている人にとって、いかに自分の長所をアピールするかは重要になります。
本記事では、ゲームエンジニアの自己PRの書き方、伝え方について解説します!

ゲームエンジニアが自己PRする目的とは?

ゲームエンジニアにとっての自己PRは、エンジニアである自分に興味を持ってもらう事が目的です。

採用担当者に向けたアピール時には、手掛けたタイトル、扱った技術等を用いて、自分の人間性をアピールする事で「会ってみたい」と思わせる自己PRが求められます。
具体的にどんなツールを使えるか、どんな技術を使っているかという点は職務経歴書やポートフォリオでアピールする事が出来ますが、自己PR時にそれらをどう伝えるかは非常に重要になります。
自分の得意領域、人間性をアピールし、なぜその会社にとって自分が必要かを伝える事が有効になります。

ゲームエンジニアの自己PRのポイント

ゲームエンジニアに限らず、自己PR時に意識するポイントは3つです。

 

1つめは、なぜエンジニアになりたいorエンジニアとして転職したいかという点です。エンジニアを目指そうと思った理由、転職しようと思ったきっかけを伝える様にします。

 

2つめはエンジニアとして何をしたいか?という点です。ゲーム会社はデベロッパー、パブリッシャーと事業形態が分かれており、エンジニアの中でも開発系、インフラ系、デバッグ系と多岐に渡ります。
自身の希望と併せて、どの様な業務に携わりたいかを、その理由と共に説明する様にしましょう。

 

3つめは、なぜその会社で働きたいか?という点です。
・魅力的なゲームシステムを採用しているタイトル開発を通じて、自身のスキルを高めたい
・複雑なオンラインバトルを可能にするデータベースの構築に携わりたい
等、その会社の特徴や社風等に触れる事で、なぜその会社でないといけないのかをアピールする事が必要です。

 

紹介した3つのポイントを意識しつつ、今のスキルと今後やりたい事を照らし合わせて自己PRをする様にしましょう。

ゲームプログラマーの自己PR作成のステップ

ここでは、具体的な自己PR作成の手順についてご紹介します。

 

ステップ1:自己分析
言葉通りですが、自己分析でまず大事なのは自分を知る事です。

転職活動の場合は、これまでの業務で得た知識、経験、スキルを棚卸し、自分が得意な事、不得意な事を明確にしていきます。そして応募先企業で活用できそうな能力や長所を探していく事で自身のスキルセットを整理します。

また、自分の行動心理や普段から考えている事、理想の姿などを書き出していき、「自分はどんな考えを持っているのか」を整理していく事で、自身のマインドセットを確認します。

スキルやマインドが整理できたら、次は行きたい企業の詳細を知るステップに移ります。

 

ステップ2:企業研究
ゲーム会社には、
・デベロッパー/パブリッシャーというビジネスモデル
・ソーシャルゲーム/コンシューマーゲーム/PCゲームといった開発ジャンル
・AR、VR、3D、2Dといった作品テイスト
・上場企業、非上場企業

等、それぞれの会社ごとに必ず色があります。会社によって業務内容や求める人物像も大きく変わる為、必ずチェックする様にしておきましょう。

調査する際は、企業HP、求人媒体はもちろんのこと、各社が出しているプレスリリースや、ゲームメディアによるインタビュー記事なども探してみるとより理解が深まります。

 

GAME CREATORSでも多数の企業インタビューを扱っているので、是非参照してみて下さい。
インタビュー記事一覧

 

ステップ3:数値を盛り込んで自己PRを作成する。
自己分析、企業研究が終わったら、いよいよ自己PRの作成に移ります。
ステップ2でも紹介した様に、企業の求める人物像は多岐に渡ります。必要となるツールや経験値などを確認し、自己分析で洗い出した自分の長所がしっかり伝わる様に作成しましょう。

 

また自己PRを作る際は、具体的な数値を盛り込むことでよりアピールが可能です。
・〇万ダウンロードに貢献
・開発スケジュールを〇営業日短縮
・社内ツール導入により残業時間を平均〇時間削減
といった具合に、数値を基に自身のスキルをアピールする事で信憑性も高まります。

なお、自己PRを作る際は、「PREP法」が頻繁に活用されています。PREP法では、
1. 結論:Point
2. 理由:Reason
3. 具体例:Example
4. 結論:Point
の流れで作る事で整理することが出来るのでおすすめです。

ゲーム領域別の自己PR例文

ここではそれぞれのエンジニア領域別の自己PR例文について記載します。

ゲーム開発系(フロントエンジニア、クライアントエンジニア等)

”私は、プログラミングの速さと正確さに自信があります。
現在携わっている開発プロジェクトにおいては主にC言語とJavascriptを使い、ブラウザゲームの開発を手掛けていますが、自身のミスによるスケジュール遅延やまき直しは一度も起こしたことがありません。
また、現在のプロジェクトでは私を含めた3名でプログラミング開発業務を行っていますが、要件定義や設計、構築に至るまで一貫して担当しています。

貴社のゲーム開発プロジェクトにおいても、正確で速いプログラミングで開発に貢献し、将来的には上流工程も併せて行う事が出来る様に働きたいと思います”

ゲームインフラ系(インフラエンジニア等)

私はこれまでサーバ、ネットワークの設計や構築、運用等のプロジェクトに携わってきました。
現職では社内のITインフラ構築に関する業務全般を担当し、サーバー、セキュリティなどの知識も独学で身に着けてきました。主にLinuxを2年間使用し、Apacheによるサーバー構築を担当しています。
貴社の社内インフラ整備においても、現職の経験を活かしながら、将来的にプロジェクトリーダーとしてインフラ全体管理に務めて活きたいと思っております。

ゲームデバッグ系(デバッグエンジニア)

私は現在の自社開発プロジェクトにおいて、デバッグエンジニアとして3年間携わってきました。ゲームテスト設計やテスト仕様書・テストケースの作成等を業務としており、開発における品質管理を担当しています。
また昨年にはその経験をもとに、開発業務におけるプロジェクトマネージャーも兼任しており、開発に関する一連の工程も担当しています。
貴社タイトルにおいても、開発の視点を取り入れたデバッグ業務で貢献していきたいと思っています。

ゲーム業界経験者/未経験者別の自己PRポイント

ゲームエンジニアの自己PRでは、経験者、未経験者別にアピールポイントが変わります。以下ではそのポイントについて解説します。

ゲームエンジニア経験者

エンジニア経験者の場合は、募集要項を参考に企業が求めるスキルをアピールすることが大切です。
経験業務や保有資格、開発タイトルのポートフォリオを基に、ツールや言語の習熟度をアピールしていきます。自己PR時には、企業が求める人材と自分のスキルがいかにマッチしているかを伝えるために、年数やソフトウェアの名称は具体的にしておきましょう。
募集要項をしっかりと確認し、自分のアピールポイントがいかにその企業の業務に活きてくるのかを伝える様にしてください。

ゲームエンジニア未経験者

未経験者がエンジニアを目指す場合は、意欲と適性をアピールする事がポイントです。
意欲に関しては、自主学習によるプログラミング言語の習熟度、資格の勉強等を基に意欲を伝え、実際に自分で構築したポートフォリオがあればより伝わりやすくなります。
適正に関してですが、エンジニアに必要な素養にはロジカルシンキングとコミュニケーションスキルが挙げられます。その2つを面接時に盛り込みながら話す事で、エンジニアとしての適性をアピールする事が可能です。

まとめ

ゲームエンジニアに関する自己PRポイントについて、領域別、経験未経験別に解説してきました。ゲームエンジニアの求人倍率はどれも高く、経験未経験問わず高いレベルが求められます。しかし、記載したようなポイントを抑えて自己PRをする事で、その採用確度は高まっていきます。

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