「サンドボックスゲーム」とは?概要や代表作をわかりやすく紹介
このコラムは、近年話題になることが多い「サンドボックスゲーム」がどんなものなのかを徹底解説します。特徴やリリース先のほか、代表的なサンドボックスゲームを複数紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
1. 「サンドボックスゲーム」とは
そもそも「サンドボックス」とは、日本語で言うと「砂場」です。砂場で遊ぶ場合、穴を掘ったり、砂でお城を作ったりと遊び方は自由です。まさに「サンドボックスゲーム」は、与えられた空間をユーザーが自由に考えて遊ぶことができます。
そのためサンドボックスゲームでは固定の目的やタスクは与えられず、クリアを目指すこともありません。馴染みが深い例として、『どうぶつの森』シリーズのようなものといえばわかりやすいでしょう。
1-1. サンドボックスゲームの特徴
サンドボックスゲームは都市や村を構築したり、ゲーム内で人生そのものを楽しんだりするものもあり、世界観は広大です。その一方で、個人的に楽しめる面や無理に冒険をしなくても良い面を考えれば、狭い世界で自分なりに楽しめるメリットもあります。
開発に関してはMinecraft(マインクラフト)やKenshi(ケンシ)のように制作規模としては小さいながらも数年をかけてゲーム内の世界を作り上げ、長年をかけてリリースに至ったタイトルが少なくありません。
価格設定としては3,000円を超えるものもありますが、1,000円前後に設定されるものが多いです。そのため、セールを利用すれば数百円でプレイ可能なタイトルが豊富な点も大きな特徴といえるでしょう。
1-2. サンドボックスゲームのリリース先
サンドボックスゲームは、PC向けやスマートフォン向け、コンシューマー向けとさまざまな形でリリースされています。そのためリリース先も非常に多様で、Steamなどのゲームプラットフォームから入手できますし、SwitchやPlayStationなどコンシューマー向けのプラットフォームや、App Store、Google Playなどからの入手も可能です。
2. サンドボックスゲームに属する代表的な作品
この項目では、サンドボックスゲームの代表的な作品を紹介します。なお、サンドボックスゲームの定義は人によって変わってくる側面があるため、「ここで例として提示した作品以外はサンドボックスゲームに該当しない」というわけではない旨はご了承ください。
2-1. Minecraft(マインクラフト)
マインクラフトはサンドボックスゲームを代表するタイトルとして知られています。
ゲーム内の要素はすべてブロックで構成されており、その種類も豊富なので、ブロックを組み合わせて何を作るかはユーザーの自由です。クリエイティブモードならバトル要素は無いので、建物を作り続けたりアートオブジェを作ったりして際限なく遊ぶことが出来ます。
またサバイバルモードは敵からの攻撃から逃れるために家を建てることや、空腹を満たすために食料を確保するなどの制限がありますが、どのようにして生き残るかは自由です。
2-2. Kenshi(ケンシ)
オープンワールドの中で「剣士」として生き残っていくゲームですが、マインクラフトやテラリアに比べると世界観がかなりハードです。
砂漠を放浪中に奴隷にされてしまう展開もあり、脱出しようとすれば手足を切断されることもありますし、キャラクターが身体に大きなけがを負った場合、その部位が使えなくなることもあります。また、選択肢もリアルで、ローンウルフとして盗賊稼業を続けていくこともできれば仲間を集めて集団を形成し、国を作ることも可能です。
2-3. Terraria(テラリア)
テラリアは2D横スクロールのゲームです。ランダムに作成されるワールドの中でアイテムを集めたり世界を開拓したりしながらモンスターを倒し、さらにアイテムを獲得する喜びがあります。
マインクラフトの2D版という言い方をされることもありますが、テラリアは道具が使いやすく、「空腹」の概念が無いなどそれぞれに特徴があります。比較的ものづくりに没頭できるマインクラフトに対して、テラリアは冒険や探索でキャラクターを強化することを楽しめる要素が豊富です。
2-4. RimWorld(リムワールド)
SF要素を持つオープンワールドゲームで、コロニーの育成、入植をしながら宇宙船を建造し、脱出するという大筋のストーリーは存在します。とはいえ、脱出は必須ではないので、時々起こる襲撃などのイベントを楽しみながら永住することも可能です。
サンドボックスゲームの特徴である建造物の構築も楽しめますが、食品を調理する工程まであります。また、動物の死骸を食肉用に加工したり、敵対勢力の襲撃から入植者を守るためのバトルをしたりする必要もありますし、戦闘時もそれなりのテクニックを必要とするなど楽しめる要素が豊富です。
2-5. ARK: Survival Evolved(アーク)
無数の恐竜が住む島でのサバイバルを楽しむゲームです。デザインがリアルなので恐竜は大きな脅威に感じますが、仲間にすることもできる存在として位置づけられています。
マルチプレイが前提で、プレイヤー同士での戦闘ができるモードと戦闘しない前提のモードがあるので、プレイヤー同士のバトルを楽しみたい人も、集団を形成して協力しながらサバイバル生活を楽しみたい人も、それぞれの好みで島の暮らしを満喫できます。
3.まとめ
近年話題になることが多い「サンドボックスゲーム」についてまとめました。サンドボックスゲームはまさに「砂場」のように自由に楽しめる空間を提供してくれるゲームです。タスクやストーリーに追われることなく、自分なりの楽しみ方ができるので、一度ハマるとつい毎日プレイしてしまうという人も多発しているジャンルとして定着しています。
サンドボックスゲーム未体験の方は、ぜひ当コラムを参考にして体験してみてください。
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