『パズル&ドラゴンズ』の生みの親、山本大介はどんな人?これまでの経歴や、パズドラの魅力についてもご紹介!
『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』の生みの親として知られる、ゲームクリエイターの山本大介。派生作品などを合わせると、全世界総ダウンロード数は9,000万を超える大ヒットタイトルですが、パズドラ誕生には思いがけない経緯ときっかけがありました。
本記事では、ゲームクリエイター山本大介氏の略歴とパズドラ誕生のきっかけ、またパズドラの遊び方についてもご紹介します!
山本大介氏の経歴
山本大介氏は、1978年富山県高岡市出身のゲームクリエイターです。
中学高校時代は、格闘ゲーム『ストリートファイターⅡ』にハマり、ゲームへの愛も強い山本氏でしたが、意外にも将来の夢は薬の研究に携わる事だったそうです。
その後の1996年、大学受験の失敗を機に進路を模索していた矢先、かつてのゲームへの熱量を思い出し、ゲーム業界への挑戦を決意。2001年に小さなゲーム会社の企画アシスタントとして入社し、同年には株式会社ハドソンへ入社します。
ハドソンでは『エレメンタルモンスターTD』や、『ミロンのほしぞらしゃぼん パズル組曲』、『エレメンタルモンスター 〜五柱神の謎〜』など多くのゲームを企画、プロデュースし、2011年にガンホー・オンライン・エンターテイメントへ移る事になります。
大人気ゲーム『パズドラ』誕生のきっかけ
現在でもGooglePlayランキングやApp Storeランキングで上位に位置しており、間違いなくガンホー・オンライン・エンターテイメントの看板ゲームとなった『パズドラ』。2012年の正式リリース以降、アニメや関連ゲーム等のシリーズ累計ダウンロード数は9,000万を記録しており、ゲームになじみがない人でも名前を聞いた事が無い人は少ないでしょう。
これほど長く愛されるゲームであれば、長い熟考の末遂にパズドラをリリース…という印象を受けるかもしれません。しかし過去のインタビューによると、『パズドラ』の企画立案は、なんとガンホーに移籍して1週間で考えられていたそうです。
参考にされていたのは、海外で人気を博していた、『Dungeon Raid』。マッチ3要素と、ダンジョン、RPGの要素を組み込んだゲームですが、現在のパズドラにおけるゲームシステム考案に参考にしていたゲームでした。
その後開発を進める中で、画期的な課金システムや、マッチ3とは一味違う、マスの中でドロップを指で消していく現在のゲームシステムが確立されていき、リリースに至ります。
『パズル&ドラゴンズ』とは?
1週間の企画でリリースされたパズドラですが、読者の中には名前は知っているが実はまだやった事が無い、という方もいるのではないでしょうか?
この項目では、改めてパズドラのゲーム概要についてご紹介します。
ゲームシステム、ジャンル
『パズドラ』は、2012年にガンホー・オンライン・エンターテイメントよりリリースされたアプリゲームです。
RPG、パズルの2つの要素を併せ持ち、6×5マスの盤面にある6種類のドロップを、3つ以上繋げて敵を攻撃する事でダンジョンを進めていきます。
ダンジョン進行時は、プレイヤーは最大6キャラクターまでのパーティを組んで各ダンジョンへ潜入。ドロップを消す事で相手にダメージを与えながらクリアを目指します。
ダンジョンは様々な難易度があり、クリアするとレアな素材を入手することが出来、パーティを強化していく事で強力なキャラクターを生み出すことが出来ます。
リリース当初は1人専用のゲームでしたが、2015年に2人、2017年には3人、2021年には合計8人での協力・対戦が出来るゲームになっています。
受賞歴とパズドラのユーザー数
リリース開始の2012年には、「MCFモバイルプロジェクト・アワード2012」モバイルコンテンツ部門最優秀賞、「CEDEC AWARDS 2012」ゲームデザイン部門最優秀賞、「ファミ通アワード2012」6冠を達成。
またよく2013年委は、「2013年上半期ヒット商品ベスト30」で2位、「日本ゲーム大賞2013」年間作品部門特別賞・経済産業大臣賞、「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞するなど好調な滑り出しを成し遂げ、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの業績向上に大きく貢献したゲームになっています。
派生ゲームとしても、コンシューマー向けタイトルの『パズドラクロス』、スクウェア・エニックスとの共同開発であるアーケードゲーム『パズドラ バトルトーナメント』といったゲームが続々とリリース。また2018年からは、TVアニメ『パズドラ』が放送開始。本ゲームも国内ダウンロード数が5,600万を超えるなど、ゲーム史に残る大型ヒットタイトルになりました。
まとめ
パズドラの生みの親、山本大介氏について解説してきました。
長い年月を経て企画を練るゲームもあれば、パズドラの様に短期間で立案からリリースに至るゲーム等、ヒットタイトルをとっても様々な経緯があります。
しかし、山本大介氏のように短期で企画を考えた場合でも、それは自身が培ってきたキャリアと並々ならぬ努力があってこそ、良い企画は生まれます。
本記事でも紹介した山本氏の経歴を参考に、ゲーム業界での働き方を自分なりに模索してみてはいかがでしょうか。
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