NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは?概要やメリット、リスクなどを解説

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最近、「NFTゲーム」という言葉が報道などでもしばしば取り上げられています。「ブロックチェーン」や「暗号資産」などのなじみの薄い言葉と一緒に語られることが多く、また「儲かる」、「一攫千金」といった収益性の面で騒がれている面もあるため、「ゲーム」の話題なのにゲーム業界の人やゲームプレイヤーは、「どう接したらいいかわからない」という状態なのではないでしょうか。
 
そこでこのコラムでは、ゲームプレイヤー、ゲームクリエイターの目線からNFTゲームを語っていきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
 

1. NFTゲームとは

「NFTゲーム」を解説する前に、まず「NFT」について話す必要があるでしょう。
 
NFTの説明は難しくなりがちで、細かく正確に説明すると非常に長くなってしまいます。しかし、このコラムはあくまでもゲームに関連する内容を伝えるものですから、「ブロックチェーン」、「金融資産」などの難しい言葉をできるだけ避け、「高額な利益を得ることができる」といった経済的視点とは意図して距離を置きます。
 
そのうえで、NFTは何かというと「唯一無二の暗号資産」という言い方ができます。これをさらに噛み砕いて表現すると、「オンリーワンであることが保証されたデジタルデータ」ということができるでしょう。
 
従来のデジタルデータは無限にコピーできることから、それ自体の価値がほとんど認められませんでした。しかし、ブロックチェーンの技術を利用すれば、デジタルデータは替えが効かないオンリーワンの存在にできるのです。
 
ではここで、「NFTゲームとは何か」という問いに戻ります。上記のことをそのまま当てはめれば、「一点物のオリジナルのゲームやデータ」と言い換えて差し支えないでしょう。この話だけでは何かわかりにくいと思うので、次の項目でNFTゲームと一般的なゲームの違いを解説します。
 

2. NFTゲームと一般的なゲームの違い

ここでは、NFTゲームと一般的なゲームの違いを解説します。
 

2-1. ゲームを遊びながら収益をあげられる可能性がある

NFTゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターも、前の項目で解説した「NFT=オンリーワンのオリジナルデータ」です。そのため、その価値を認める人がいれば収益化が可能です。例えば、レアなトレーディングカードに価値がつくようなイメージで考えるとわかりやすいでしょう。
 
NFTゲームはまだ世の中に登場して間もないことから、「儲かる」という言葉や、「大金を稼いだ」といったニュース性の強い情報ばかりが無責任に飛び交いがちです。しかし、誰もが簡単に莫大な利益を得るということではありませんから、このコラムでは「収益化ができる」というスタンスで記載していきます。
 

2-2. 代替不可の唯一無二のアイテムを作り出すことができる

NFTゲーム内では自らアイテムを作り出すことができますし、そのアイテムは世界に一つで唯一無二のオリジナルデータであることが保証されます。
 
金銭面に重点を置く人から見ると、これらのNFTアイテムは価格面での価値が気になることでしょう。しかし、ゲーム業界に所属する人やゲームプレイヤーから見ると、「誰も持っていない超レアアイテムを持っている!」ということに喜びを得られるのではないでしょうか。
 

2-3. 複数のタイトルで互換性のあるデータを作成できる

一般的なゲームであれば、キャラクターやアイテムのデータは、そのゲーム世界内でしか使用できません。しかし、ゲームをプレイする人なら、愛着のあるキャラクターやアイテムがほかのゲームで利用できるとすれば、それは夢のような体験なのではないでしょうか?
 
NFTゲーム内では、獲得したり作製したりしたキャラクターやアイテムをほかのゲームで利用できる場合が多数ありますから、ぜひその点を楽しんでください。今現在はNFTゲーム自体もまだ少ないこともあって、データ共有できるゲームには限りがありますが、この傾向は広がっていくと考えられています。そのため、将来的には多くのゲームでお気に入りのキャラクターやアイテムを使用できるようになるでしょう。
 

2-4. タイトルのサービスが終了してもアイテムなどのデータは残る

一般的なゲームでは、どんなに苦労して手に入れたキャラクターやアイテムでも、そのゲームのサービスが終了してしまえばデータも消えてしまいます。
 
しかしNFTゲーム内では、そのゲームが終了してもキャラクターやアイテムのデータは残ります。金銭的なことに着目すると、これを「資産」と考える人もいるでしょう。ゲーム好きな人にとっては、「苦労して手に入れた宝物」として所持しておくことが可能です。
 

2-5. 不正行為(チートなど)に強い

既存のゲームでは、不正なチート行為が横行する場面に遭遇する可能性があります。苦労して育成されたキャラクターと戦って敗北する体験は、ゲーマーであれば悔しさはあっても腹立たしくはないでしょう。むしろ、強い相手に称賛を送りたい、という人もいるかもしれません。しかし、不正なチート行為は腹立たしいだけです。
 
一方NFTゲーム内では不正な改ざんは起こりにくく、起こっても早い段階で不正を排除することができます。
 

3. NFTゲームに属する代表的なタイトル(2022年5月時点)

NFTゲームは、Play to Earn、Free to Play、プレイヤー主体の三種類に分けることができます。
 
・Play to Earn…キャラクターやアイテムがNFTなので収益性が高いゲームです。収益をあげられるとはいえ、この種類では初期投資もある程度必要です。
・Free to Play…基本的に無料で遊ぶ前提で、収益化することも可能としています。
・プレイヤー主体のゲーム…NFT収集を目的とするゲームで、NFTは売却可能です。
 
ここからは、NFTゲームに属するタイトル3選を紹介します。
 

3-1. The Sandbox

The Sandboxは、メタバース的なゲームの代表的な作品、ブロックチェーンの技術を利用した作品としても知られています。
 
ほかのユーザーが作ったゲームで遊ぶこともできますし、自分自身がゲームを作ることも可能です。非常に自由な空間で、クリエイティブな喜びを満たすこともできます。
 
収益化できるポイントは、自作のゲームやボクセルアート、入手したLANDなどです。
 

3-2. CryptoKitties

ジャンルとしてはネコの育成ゲームです。ゲーム性は非常にシンプルで、基本的に育成・交配を繰り返すブリーダー的な喜び方ができます。2017年にリリースされており、NFTゲームとしては実績が長いと言えるでしょう。
 
育成したネコ自体が収益化の対象となることもあって、40億通りものパターンが存在すると言われています。ネコを買う工程で初期費用は掛かりますが、1,000円程度からでもプレイすることが可能です。
 

3-3. Crypto Spells

Crypto Spellsは日本で作られていることもあって、日本語対応している点で馴染みやすいNFTゲームです。ゲーム内のカードがNFTなので収益化することも可能です。
 
デッキを組んでカードバトルを行うおなじみのスタイルなので、既存のゲームに慣れた人から見て違和感が少ない特徴があります。開始初期に30枚のカードを入手できるので無課金で遊ぶことも可能です。
 
ゲーム内での公式大会もあり、好成績を収めるとレアカードを入手できる点など、デッキを強化していく動機も用意されています。
 

4. NFTゲームが抱える問題

NFTゲームはまだ黎明期であることもあって、問題が無いわけではありません。この項目では、2022年5月現在でNFTゲームに見られる懸念点を紹介します。
 

4-1. ゲームとしてのクオリティが高いとはいえない

NFTゲームは収益性の点で熱い視線を浴びていますが、2022年現在でゲームとしてのクオリティが高いかというと、厳しい段階と言えるでしょう。
 
例えば、The Sandboxなどは無限の可能性があるので、既存のゲームの「面白さ」とは異なる意味合いがあります。とはいえ、ゲームプレイヤーが一般的なレベルで「凄い」というようなクオリティのゲームがあるかというと、首を縦にふることは少ないかもしれません。
 
ただし、話題になっているだけでなく経済的に大きな期待があるので、今後大手ゲーム会社の参入もあるでしょう。そのため遠くない未来に、いわゆる「凄い」クオリティのNFTゲームが登場する可能性は高いと考えて良いでしょう。
 

4-2. 収益を前提とした場合、参入のためのハードルが高い

一般的なゲームなら、購入・ダウンロードをして即プレイ(アクセス)と、少ない手間でプレイすることができます。しかし、収益が伴うNFTゲームは仮想通貨やウォレットの準備などが必要となります。この点を煩雑と思う人もいるでしょう。
 

4-3. 法整備が追いついておらず、健全性を疑問視する声も存在する

NFTゲームはまだ誕生して数年なので、健全性を疑問視する声もありますし、法整備が追い付いていないのも現実です。入手したり作製したりしたNFTを資産として売買する観点から、日本では金融商品取引法や資産決済法などに関連しており、今後新たに法整備が進んでいくと思われます。
 

5. NFTゲームとメタバースの関係性

NFTゲームは、近年話題になっている「メタバース」とも深い関係を持っています。メタバースはインターネット上に構築された仮想空間ですが、アバター、3DCG、などそもそもゲームとの親和性が高いことが注目されています。
 
NFTゲームは仮想通貨やブロックチェーンと関連していることから、既存の一般的なゲームよりさらにメタバースと融和しやすいと言えるでしょう。メタバースについての詳しい解説や、メタバースとゲームの関係性を書いたコラムがありますので、ぜひ参考にしてください。
「メタバースとは?言葉の意味や知っておきたい基本的なことを解説!」
「話題の「メタバース」要素のあるゲームとは?具体的なタイトルを紹介」
 

6.まとめ

最近話題に上がることが多いNFTゲームについて、経済的な観点ではなく、ゲームプレイヤー、ゲームクリエイターの目線から解説しました。
 
NFTゲームはまだ登場したばかりの黎明期なので、ゲームとしてのクオリティや法的整備が今後進んでいくと思われます。また、このコラムとしては、「儲かる」、「稼げる」といった経済面に特化した書き方は意図的に避けましたが、収益につなげられるということは事実です。そのため、今後ゲーム業界に大きな影響を与える可能性もありますから、冷静に見つめていくことが大切だと思われます。
 

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