ゲームの最新トレンド!?「サバイバー系ゲーム」とは?【Vampire Survivors】


 
2021年から2022年にかけて、ゲーム業界の一部では「サバイバー系ゲーム」という言葉が多く使われ、トレンドと言える存在にもなりました。この系統のゲームの多くは、シューティング要素を持ちながら、全方向から押し寄せる敵から、一定時間生き残ることを目的としています。
 
このコラムでは、「サバイバー系ゲーム」人気の火付け役となったVampire Survivorsについてまず解説し、「サバイバー系ゲーム」の代表的タイトルを数本紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
 

1. 新ジャンル「サバイバー系」の火付け役であるVampire Survivorsとは

ここでは、「サバイバー系」という新しいジャンルの火付け役となった「Vampire Survivors」というゲームの基本情報を解説します。
 

1-1. Vampire Survivorsを取り巻く人気

Vampire Survivorsは、Poncleというインディーゲームデベロッパーが開発したゲームです。ジャンルとしては、ローグライクな要素とシューティング要素を持つハクスラと言えるでしょう。
 
2021年12月にPC向けの早期アクセス版がSteamにて発表され、2022年初頭にSNSやストリーミングで話題となったことで一気にユーザーが増えていきました。
 
2022年11月現在、この流れに乗って、同様のゲーム性を持つタイトルが次々とリリースされており、「サバイバー系」や「ヴァンサバ系」などという総称が生まれるほどの人気を得ています。
 
サバイバー系の多くは2Dグラフィックで、大手ゲーム会社が満を持してリリースするAAA級のタイトルに比べると派手さや華やかさはかなり劣ります。それでも、多くのユーザーを獲得していることには理由があります。その点を以下の項目で解説していきましょう。
 

2. Vampire Survivorsが人気の理由

この項目では、Vampire Survivorsが世界中で人気を獲得していった理由を解説しましょう。
 

2-1. 無数の敵に追い詰められる恐怖からくる興奮

Vampire Survivorsは2Dドット絵の平面的なゲームなので、グラフィック的には近年の大作ゲームに比べると臨場感はありません。しかし、何百というレベルの敵の大軍が全方向から襲い掛かってくる演出は、プレイヤーに「恐怖」という興奮を与えてくれます。
 
ゲーム開始直後でも複数の敵が登場しますが、時間を経るほど敵はどんどん増えていき、後半には「数える」気などまず起こらないほどの敵に包囲され、ひたすら追いすがってくるのです。
 
プレイヤーが扱うキャラクターにはHPゲージがあり、敵の大軍に襲われれば瞬時にHPがゼロになってゲームオーバーということもあり得ます。
 
このゲームではプレイヤーは武器の選択は行いますが、射撃操作を担当しません。移動していれば自動的に攻撃が行われるためです。キャラクターの向きを変えることで攻撃の方向を定めますが、動作としては移動が中心なのです。
 
後半に向かって順当に武器が強化されていけば無双状態になりますが、前半はとにかく弱いので、追い詰められっぱなしです。敵の大軍を避けながら、マップ上の重要アイテムに恐る恐る近づいていくしかありません。そのため、大群の恐怖に耐えながら所定の時間生き残ったり、目的の場所に到達してアイテムをゲットしたりできるのか、という展開にプレイヤーは興奮するのです。
 

2-2. 超シンプルな操作性

Vampire Survivorsのゲーム性や操作性は非常にシンプルです。そもそもゲーム自体が平面的な構造ですし、自動攻撃してくれます。そのためプレイヤーは基本的に移動操作を中心に行います。
 
ゲームの目的としては一定時間生き残ること、と非常に明快です。敵の行動も、基本的にはプレイヤーににじり寄るだけという非常にシンプルなものとなっています。
 
敵を倒すとジェムがドロップする他、マップ上にパワーアップアイテムなどが落ちています。それらを拾い集めることで、レベルアップや戦闘力強化、HPの回復(オブジェクトを破壊することで出る肉)などを行います。さらに中ボスを倒したときに出る宝箱を拾って開封すると、1~5個の武器・パワーアップアイテムをゲットできます。
 
上記を繰り返して自キャラを強化しつつ一定時間逃げ切る、というのが基本的なルールです。
 

2-3. 1プレイの手軽さ

Vampire Survivorsは1プレイが最大30分なので、ちょっとした空き時間に手軽にプレイできる魅力があります。
 
「最大30分」というのは、敵から逃げきれなければわずか数分で終わってしまうこともあるからです。設定目標にもよりますが、30分生き残ることができれば大ボスが出現し、このボスに倒される(もしくは特定の方法で倒す)ことでゲームクリアとなります。
 

2-4. 自キャラの強化が実感できるゲームデザイン

Vampire Survivorsのキャラクターは、ゲーム開始時点では非常に弱いのですが、ムチや斧などの武器をゲットしながら次第に強くなっていきます。ゲットするアイテムによっては、キャラの周辺に相手にダメージを与える結界を張ることや、遠距離に攻撃することも可能になります。
 
また、武器やアイテムは組み合わせることでさらに強化されるので、頑張ってゲットしていけばどんどん強くなることが実感できます。特定の武器とパワーアップアイテムの組み合わせ次第で武器が進化することもあります。
 
前半、弱い状態で耐える展開を乗り越え、キャラクターが強化されて敵の大群を恐れずに済むようになった時には、誰もが高揚感を味わうことができるでしょう。
 

3. サバイバー系に属する(フォロワー)タイトル

この項目では、Vampire Survivorsのようなサバイバー系に分類されるタイトルを紹介していきましょう。
 

3-1. Magic Survival

Magic SurvivalはLEME社が開発したハック&スラッシュ要素とローグライク要素が高いタイトルです。デザイン的にはクラシックな雰囲気もありますが、リリースされたのは2019年10月ですから決して古いゲームではありません。
 
Vampire Survivorsと同様に自動的に攻撃してくれる仕様なので、プレイヤーは基本的には移動操作を中心に担当します。スタート時点では敵の数は少ないですが、次第にどんどん増えていき生き残ることが困難になっていきます。そんな中でMPオーブと呼ばれる光る物体を集めながらレベルを上げ、魔法の習得やアイテムをゲットすることでどんどん強化していきます。ゲームとしては指定時間生き残ることで、Vampire Survivorsと共通点が多いゲームです。
 
なお、Vampire Survivors自体、Magic Survivalに影響を受けて作ったことを開発者であるLuca Galante氏は明言しています。そのため、現在のサバイバー系ゲームの流行にはVampire Survivors だけでなくMagic Survivalも貢献しているとも言えるでしょう。
 

3-2. 20 Minutes Till Dawn

20 Minutes Till Dawn は、Flanne社が開発し、2022年6月にリリースされたローグライクアクションゲームです。
 
Vampire Survivorsのフォロワータイトルと言われるだけあって、制限時間(20分)生き残ることがゲームの目的であることや、少しずつアイテムを獲得して強化していく点など、共通点が多数あります。一方で異なる点もあり、それは攻撃がオートではなく、プレイヤーがシューティング操作を担うところにあります。
 
扱うキャラクターに特徴があるので、好みに合わせて選んだキャラのスキルにマッチする武器を選ぶ楽しみがあります。
 

3-3. Spirit Hunters: Infinite Horde

Spirit Hunters: Infinite Hordeは、2022年5月にイギリスのCreature Cauldron社がリリースしたローグライクアクションゲームです。
 
1プレイが15分という短さなので気軽に楽しめますし、操作が移動中心で、大量に押し寄せる敵から一定時間生き残ることを目指す点や操作テクニックを要求しない点でも「サバイバー系ゲーム」的です。
 
ただし、アイテム探索を手助けするペットの存在や、呪文の相乗効果を狙える点などにはオリジナリティがあり、他のサバイバー系ゲームとの差別化ができていると言えるでしょう。また、ハードモードも存在するので、ひとつのタイトルをじっくり楽しみたい人にもおすすめです。
 
さらに、初期段階で選べるキャラクターは2人だけですが、プレイを続けて行くと複数のキャラが解放されていく楽しみもあります。
 

3-4. Nova Drift

Nova Driftは、Chimeric社が開発しPixeljam社が2019年3月にリリースしたタイトルです。当コラムで主として扱ったVampire Survivorsや、その原点となったMagic Survivalより先にリリースされているので、フォロワーとして生み出された後発のタイトルではありません。
 
とはいえ、全方向からくる敵への弾幕シューティングスタイルや、アイテムをゲットしながら自機を強化していく点はVampire Survivors等のサバイバー系ゲームらしい特徴です。
 
一方、Nova Driftならではの特徴としては、操作にテクニックを要するゲーム性や、武器の組み合わせが極端に多い点などがあります。一般的なローグライク系のタイトルだと、プレイごとにアイテムを失ってしまうので、苦労して武器を構築しても楽しめないと思う人もいるでしょう。しかし、Nova Driftは次のプレイで、前回構築した武器の7割程度は構築可能、という仕様で作られています。そのため、ローグライク的な要素を活かしつつも、「また最初からやり直し」という徒労感はありません。
 

3-5. ダダサバイバー

ダダサバイバーはHABBY社が2022年8月にリリースしたタイトルです。
 
無数のゾンビに取り囲まれる、と書くとおぞましい画像を想像する人が多いと思いますが、今回紹介するタイトルの中では最もかわいらしいキャラクターを使用しているので、ビジュアル的にはポップなイメージがあります。襲い掛かるゾンビを倒すとジェムがドロップするので、収集してスキルアップしていきます。
 
1プレイは15分+ボス戦数分で、20分前後と気軽に楽しめます。また、難しい操作を要求しない点や、群がるゾンビを一掃できる無双感もこのゲームの魅力です。
 

4. まとめ

2022年にゲーム業界のトレンド的存在になった、「サバイバー系ゲーム」について解説しました。サバイバー系ゲームの火付け役となったのはVampire Survivorsというタイトルです。そのため、当コラムはまずVampire Survivorsの魅力を解説したうえで、サバイバー系ゲーム5選を紹介しました。
 
「サバイバー系ゲーム」は、1回のプレイ時間が短いものが多く、操作も比較的簡単なので誰もが気軽に楽しめるメリットがあります。「ローグライク要素がある」というと面倒に感じて、まだプレイしていない人も多いかもしれませんが、その楽しさにハマってしまう人が続出するほど面白いタイトルが多数ありますので、ぜひこの機会にチャレンジしてみることをおすすめします。
 

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