ゲーム業界の転職活動でやってはいけないこととは?注意すべきポイントを紹介
ゲーム業界で転職活動をするうえで、「やってはいけないこと」が実は複数あります。知らないままつい「やってしまう」と転職活動が滞ったり、大きなダメージを受けたりすることもあり得ます。
そこでこのコラムでは、ゲーム業界の転職活動でやってはいけないことを、シーン別に解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
1. ゲーム業界の転職活動でやってはいけないこと【活動内容】
この項目では、転職活動において「やってはいけないこと」を紹介し、その理由や対策も解説します。
1-1. 明確なスケジュールを立てず「仕事の空いた時間や余裕に進める」前提で転職活動をする
転職活動にはやるべきことが多数あり、ある程度の期間を必要とします。具体的にかかる期間は業種や志望で異なりますが、まず転職には短くても4ヶ月程度かかることを把握しておきましょう。
上記の4ヶ月の内訳の最初のステップとして、自己分析やキャリアの整理、転職に向けた情報収集を行い、履歴書や志望動機、自己PR文や職務経歴書を作成することで2週間程度を要します。
次に実際の応募をして、企業からの応答があり、面接や筆記試験までで2ヶ月程度、さらに内定が出て勤め先に退職を願い出て、実際に退職して新たな会社に出社するまでが1.5ヶ月程度かかるので、短くて4ヶ月といった具合です。
上記のようなスケジュール感を持たずに「スキマ時間でできるときに…」といった取り組み方をすると、どの程度かかるかわからないままダラダラと時間が過ぎ、その間に辞め時を無くしてしまったり、心が折れたりすることもあり得ます。
これを防ぐためにも、まずすべきことを把握して、スケジュールを立てることをおすすめします。
1-2. 現職の就業規則(退職に関する項目)を確認せずに転職活動をする
多くの企業には退職に関する決まりがあり、就業規則などの中に記載されているので、転職を決意したらまずその規則を把握しましょう。
退職に関する規則で最も見るべきなのは、退職を希望してから実際に辞めるまでの期間です。民法上は退職願を出して2週間すると退職できるとされていますが、企業としては引継ぎ期間を考えて1~3ケ月としていることが多く、その期間内に無理に辞めると人間的信用を失いかねません。
「辞める会社なのでどうでも良い」と思うかもしれませんが、世の中は狭いですから、悪いイメージを残さない方が良いでしょう。そのため、転職を決意したら早い段階で退職に関する規則を把握してください。
1-3. 転職先を絞りすぎる
転職に際して、最初から転職先を1、2社に絞ったり、条件を厳しくしすぎたりするのは好ましくありません。
実は転職において、平均的に数十の企業の情報を見たうえで10社程度にエントリーし、その中で面接までたどり着くのは3社程度とわかっています。
そのため例えば最初から2社に絞って転職活動を開始し、その2社から好ましくない返答をされた場合、転職活動自体が挫折してしまいます。
もちろん、単にたくさん受ければ良いというわけではありませんが、最初から絞り過ぎることは避けましょう。
1-4. 転職活動疲れから転職先を妥協する
前の項目で書いたように、転職は1、2社で決まることは少なく、多数の企業にエントリーし、数度の面接を経てようやく決まる、といったケースが多いです。
そのため、多数の会社の特徴を分析し、都度面接対策をして、面接の緊張も味わうことになります。そんな中で疲れてしまい、妥協して転職した結果、後悔するという事態も起こり得ます。
これを防ぐためには、転職開始時にまず転職の軸(転職の目的や譲れない部分)を決めること、転職で叶えたいことを列挙して優先順位をつけておくことをおすすめします。
この手順を踏んでおけば、許容可能な妥協点がわかりますし、転職の目的がブレることも防止できます。
1-5. 転職活動中であることを職場や同僚に近い人間に話す
転職活動をしていることを、職場や同僚に話すのはNGです。ゲーム業界は狭いので、転職活動をしていることが社内で流れると、活動を継続しにくくなるリスクがあります。
またSNS等に転職活動をはじめたことを書くのも好ましくありません。匿名で投稿していても身バレすることはあるからです。
信頼できる身近な人に相談することはあるかもしれませんが、極力現職に関係する人は避けるようおすすめします。
1-6. 【コネ入社の場合】転職先を詳しく知ろうとせずに入社承諾をする
コネクションを頼って転職すること自体は良いことですが、人の紹介で転職すると辞めにくかったり待遇の相談をしにくかったりするデメリットもあります。そのため、コネで転職する場合は後悔しないように事前の調査をしっかりと行いましょう。
2. ゲーム業界の転職活動でやってはいけないこと【転職エージェント】
ここからは、転職エージェントに関連する「やってはいけないこと」を記載します。
2-1. 転職エージェントなどのサポートを利用せず自分一人で全てやろうとする
まず、転職エージェントを利用せず、一人で転職に臨むのはおすすめしません。転職活動には多数の手間がかかりますし、転職サポートのプロだからこそできることもありますから、それを利用しないのは損です。
ゲーム会社への転職なら、ゲーム業界の転職に特化した「G-JOBエージェント」がおすすめです。G-JOBエージェントは業界内に太いパイプをもっているので、希望に沿ったマッチングができますし、一般公開されない求人も多数持っています。
ゲーム業界での転職を成功させたいなら、ぜひG-JOBエージェントをご利用ください。
2-2. 転職エージェントやサイトを絞りすぎる
転職エージェントは、転職活動をするうえでとても頼りになる存在ですが、転職エージェントを1社に絞るのは危険です。
転職エージェントは世の中に多数存在しており、それぞれに得意なことや独自の情報をもっています。そのため、複数の転職エージェントを使うことで、より多くの情報を得やすくなり、転職という成果にも近づきやすくなります。
2-3. 管理できないほど転職エージェントに複数登録する
前の項目で複数の転職エージェントを利用することを推奨しましたが、管理できないほど多くの転職エージェントを使うのは手間が増えるだけなので好ましくありません。そのため、管理のしやすさを考えて、2社か3社の転職エージェントに登録することをおすすめします。
3. ゲーム業界の転職活動でやってはいけないこと【志望動機や面接】
ここからは、志望動機や面接での振る舞いについての「やってはいけない」を解説します。
3-1. 志望動機がお金(給料)ファーストすぎる
転職の目的が収入アップであることは問題ありませんが、採用担当者に「お金ファースト」な印象をもたれるのは好ましくありません。
ゲーム会社はゲームを介して利益を得るシステムの中で動いているので、志望動機にもどのようにゲームに関わりたいのかを明記することが必須です。また、面接の際に収入に関することしか聞かない振る舞いも悪印象を持たれますから、絶対に避けましょう。
志望動機や面接において中心にすべきなのはどんな仕事をしたいか、どのように相手企業に貢献するか、であることを忘れないようにしてください。
3-2. 志望動機や履歴書で嘘を書く
志望動機や履歴書に嘘を書いて応募するのも絶対に避けましょう。特にスキルや経験がほとんどない部分を一人前のように書くのは、リスキーなので行わないようにしてください。
採用担当者はたくさんの人を見て信頼性の有無を判断するプロですから、嘘はバレると考えるべきです。そして、最も重視されるべきスキルや経験に嘘があるとバレた場合、不採用になるのは必至です。
また、仮に面接の場でバレなくても、配属されればスキルや経験の嘘はすぐにバレ、職場で気まずい状態になる可能性大です。せっかく転職したのに、数日で気まずくなるような事態を避けるためにも、できることをしっかりアピールし、できないことはできないと正直に申告するようおすすめします。
また、志望動機をポジティブなものにするために、思ってもいない立派なことを書くのもNGです。仕事に対する考え方は短時間でも見破られますから、あまり背伸びしすぎない方が無難です。
3-3. 面接で待遇や職場環境に関する知りたい事項を遠慮して聞かない
面接時に聞きたいことがあれば、遠慮せずに聞くことをおすすめします。質問が失礼に当たらないような配慮をすることは大切ですが、聞きたいことを聞かないと自分自身のストレスがたまりますし、疑問が残ったまま転職すると後から悔やむこともあり得ます。
3-4. 面接で必要以上に喋りすぎる
面接でしゃべりすぎるのは好ましくないので避けましょう。喋りすぎることのデメリットは、アピールの要点がぼけること、会話が成り立ちにくいこと、対話の重要性を把握していない「残念な人」と思われることなどです。
もちろん、いったん質問に答えたものの、もう少し捕捉したいと思ったときなどに、相手の了解を得て喋るのは問題ありません。ただし、相手を制止して喋ったり、聞かれてもいないことや面接に関係ないことを喋ったりするのはマイナスでしかありませんから、絶対に避けましょう。
4.まとめ
ゲーム業界の転職でやってはいけないことをシーン別に解説しました。転職活動の開始時点から面接時まで、「やってはいけないこと」は複数ありますから、ぜひこのコラムを参考にしてやってはいけないことをやってしまわないように気を付けてください。
ゲーム業界の転職に特化した「G-JOBエージェント」は、転職活動をする上でのアドバイスもできますので、やってはいけないことを防ぐサポートもいたします。また、一般の転職サイトには載らない非公開求人を多数持っていますし、転職希望者とゲーム会社の適切なマッチングも得意としています。
ゲーム業界の転職なら、ぜひG-JOBエージェントをご利用ください。
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