【何か質問はありますか?】ゲーム業界での転職時の面接で使える逆質問リスト!


 
転職活動をする中で、面接中に「何か質問はありますか?」と聞かれて慌ててしまった、といった経験をもつ人は少なくないと思います。面接官が転職希望者に質問を促すことを「逆質問」と言います。
 
この逆質問を上手に利用できれば内定獲得に向けてプラスになりますが、質問内容によってはマイナスになることもあるので注意が必要です。
 
そこでこのコラムでは、逆質問の意味やポイント、ケースごとのNG例やOK例を紹介します。
 

1. 面接官が逆質問をする理由

面接時に面接官が「何か質問はありますか?」と問うのは明確な理由があってのことです。
 
まず転職希望者がどんな質問をするかで、転職への本気度を測ることができます。質問を促しても何も質問しない場合や、ホームページを見ればわかるような質問をする場合は、事前の調査や準備をしていないと考え、本気度が低いと判断されます。
 
また、質問に関連して会話することで、コミュニケーション能力や人柄を見極める意図もあります。この場合、面接官は質問内容がまとまっているか、ビジネスシーンでの対話ができるか、対話中の態度が無礼でないか、といった点を見ています。
 
さらに、面接官は逆質問の際に自社の文化や社風に合うかをチェックすることもあります。逆質問は比較的自由度が高いので、面接官としては質問者の考え方や個性を知る数少ない機会でもあるのです。
 
ほかにも、応募者の不安解消のために逆質問を促す場合もあります。応募者が大きな不安をもったまま面接が終わるとストレスに繋がりますから、複数の会社から内定をもらった際に、ストレスがあったことが辞退につながるかもしれません。
 
面接官の中には、アピールチャンスとして逆質問の場を作る人もいます。形式的になりがちな転職理由や志望動機などとは異なり、逆質問なら個性を出せますし、深く調査してきたことを披露する場としても使えるからです。
 
ゲーム会社の中には堅実さやまじめさよりも創造性や独創性を歓迎する会社もあるので、興味深いキャラクターという印象付けが奏功するケースもあります。
 

2. 逆質問をする上で押さえておきたいポイント

この項目では、逆質問をクリティカルに利用するためのポイントを解説します。
 

2-1. 逆質問の中に自分のアピールを兼ねる

「質問」という形であっても、事前に準備すれば自身のアピールタイムとして使えます。
 
例えば、「募集要項で必須とされているJavaとC#のスキルには自信がありますが、望ましい経験に記載されているAWSとGCPではどちらの使用頻度が高いでしょうか?」と質問すれば、必須スキルを十分に満たしていること、入社に向けてさらに努力する熱意があることをアピールできます。
 

2-2. 面接官に自分が働く姿を強くイメージさせる

質問によっては、面接官に自分が働いている姿をイメージさせることも可能です。
 
例えば、「これまでのゲーム開発経験でUnityは使いこなせる自信がありますが、御社で活躍するためにはほかに何を習得しておくべきでしょうか?」と質問すれば、ゲーム開発経験が豊富なこと、ゲーム開発エンジンUnityを使いこなせることをアピールできますし、面接官に働いている姿を想起させることもできます。
 

2-3. 面接段階ごとに内容を変え、困惑するような質問は控える

面接が何段階かある場合、毎回同じ質問をするのはNGですから、段階にあわせて質問を変えましょう。
 
また、面接官が事務方であれば、ゲーム開発の専門性が高い質問には答えられないことが多いので、適切ではありません。どうしても専門的なことが聞きたい場合、「返答は後日でも良いので、お手数ですがご連絡いただけないでしょうか?」といった形にすれば、配慮が見えるのでOKです。
 
さらに、人気タイトルをもつゲーム会社であれば続編の開発予定などを聞きたくなることもあるでしょうが、この種の質問は単なるファンの質問であり、面接時のプラスにはなりません。そのうえ、有名タイトルの開発状況は公式発表でしか答えられない場合が多いので、無駄な質問である点に注意しましょう。
 

3. まずは知っておきたい”NG”逆質問

この項目では、面接時に質問するにはNGな内容を解説します。
 
なお、逆質問の場を設けられたのに、質問をしないのはNGです。逆質問は必ずあるとは言えませんが、ある前提で用意していきましょう。
 

3-1. 調べたらわかることや説明済みの内容に関する質問

少し調べたらわかる内容や、採用活動の中ですでに説明されている質問はNGです。具体例を以下に列挙します。
 
・募集要項に記載されている内容
・創業年や資本金、活動拠点の数や場所など会社概要に記載されている内容
・会社としての理念やモットーなど、会社案内に記載されている内容
・面接中に説明された内容(説明されたことを踏まえて生じた疑問ならOK)
・会社の代表作(代表作を知らずにエントリーするのは失礼にあたる)
 

3-2. 自信のなさを感じさせる質問

スキル、体力、特性などに自信がないと感じさせるとマイナス要素になるため、質問としてはNGです。
 
仮にスキル面で不安がある場合、保有スキルの程度を伝えて不足であれば入社までにスキルアップしておくことを伝える手もありますが、必須スキルに自信がない場合、マイナス評価は免れないでしょう。NGの具体例を以下に列挙します。
 
・募集要項の必須スキルは満たしているつもりですが、今一つ不安です。大丈夫でしょうか?
・体力に自信がないのですが、雇ってもらえますか?
・コミュニケーションが不得意ですが大丈夫でしょうか?
 

3-3. 自分勝手で会社のことを考えていないと思われそうな質問

質問によっては「自分勝手な人」と思われる可能性があります。例えば採用活動の途中経過やネガティブワードを含む質問はNGです。NGの具体例を以下に列挙します。
 
・今現在、私は内定をもらえる可能性はありますか?
・御社の代表作○○の開発に参加できますか?
・これまでプロジェクトリーダーを務めてきましたが、すぐリーダーになれますか?
・手取りはいくらでしょうか?
・転勤は避けたいですが大丈夫でしょうか?(家族の介護などで転勤不可であれば、質問以前に知らせておくべき)
・離職者はどのくらいいますか?
・飲み会などのイベントは多いですか?またそれは不参加でも良いですか?
 

4. ゲーム業界での転職で押さえておきたい”OK”逆質問

ここからは、ゲーム業界への転職で逆質問の場を用意されたとき、OKな質問を種類ごとに解説します。
 

4-1. 入社意欲を感じさせる質問

入社に向けて準備をする意欲を見せるのはプラスになります。OKな具体例を以下に列挙します。
 
・応募要項に書かれているスキル以外に学んでおくと役立つことはありますか?(前向きな学習意欲が見える)
・私のスキルを見て不足している点があれば、入社までにできるだけ補いますのでぜひご指摘ください。
・責任あるポジションで御社の業績に貢献したいと考えていますが、昇進制度についてお伺いできますか?
・即戦力として活躍するためにできることをぜひ教えてください。
 

4-2. 内容を通して好感度を上げる質問

転職希望先に深く興味を持っていることを示す質問をすれば、面接官の好感度を上げることも可能です。ただし、好感度だけを狙う質問はあざといと思われることもあり、その場合マイナスになるので、演技感が出ないように注意してください。OKな具体例を以下に列挙します。
 
・○○様が仕事上で感じられているやりがいをぜひお聞きしたいです。
・私なりの分析ではありますが、御社は※※や~~に強みがあると考えています。○○様から見てこの分析はあっているでしょうか?また異なる点があればお伺いできますでしょうか?
 

4-3. 自分の強みを伝えられる質問

自分の強みを質問の形で伝えることもできます。ただし、キャリア採用への応募であれば、できて当然とされるスキルを強調してもプラス印象は得られません。
 
そのため、ハイエンドなスキルがあることや、必須項目以外でも業務に貢献できそうな強みがあれば、ぜひ強調しましょう。OKな具体例を以下に列挙します。
 
・募集要項の必須プログラム言語のほかに、○○言語も習得していますが、活用できる場面はあるでしょうか?
・前職では海外支店があり、英語でのコミュニケーションも可能です。御社にも海外拠点がありますが、海外勤務の可能性はありますか?
 

4-4. 協調性や責任感を伝えられる質問

ゲーム業界ではプロジェクト単位で開発が行われるので協調性は非常に重要ですし、納期と品質が常に問われるため責任感も欠かせません。これらについてOKな具体例を以下に列挙します。
 
・御社が社員に求める資質を教えていただけますか?
・御社に貢献できるように社風への理解を深めたいのですが、○○様から見た強みはどのようなものでしょうか?
・中途採用される立場として早急にお役に立ちたいと思っていますが、中途採用者として注意すべき点があれば教えていただけますか?
・御社で活躍されている方に共通の傾向があればお伺いできますか?
 

5. 逆質問対策は転職エージェントに頼ろう

面接時の逆質問について、ここまでにOK、NGの例を記載してきました。とはいえ、エントリー先の特徴を事前に調査し、有効な質問を自力で用意するのは非常に大変です。
 
そこでおすすめしたいのが、ゲーム業界に特化した転職エージェントである「G-JOBエージェント」です。「G-JOBエージェント」は多数のゲーム会社に太いパイプをもっているので、各企業の強みなどについて事前にアドバイスできます。また、転職理由や志望動機、ポートフォリオや職務経歴書などを作る際のフォローも可能です。
 
さらに、保有するスキルや希望する待遇などを踏まえたマッチングも得意としているので、転職活動をスムーズにしたい人におすすめです。
 

6. まとめ

ゲーム業界での転職時によくある逆質問について、質問を促される理由や押さえておくべきポイントを解説し、用途別にNG例やOK例をまとめました。
 
面接時の逆質問でプラス印象を与えることができれば、内定に有利になる例もあるため、逆質問対策は非常に重要です。しかし、その企業に響く質問を用意するのは簡単ではありません。
 
それを踏まえて、逆質問対策をスマートに行いたい人には、ゲーム業界に特化した転職エージェント「G-JOBエージェント」への登録をおすすめします。
 

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