ゲーム業界での転職で役に立つ!アピールできる強み一覧と表現方法

転職の際には、自分の強みを上手にアピールして企業にとって役立つ人材であることを印象付ける必要があります。

そこでこのコラムでは、ゲーム会社の転職でアピールポイントとして有効な、①人間力・思考力 ②IT関連スキル ③ビジネス関連スキル ④コミュニケーション力 ⑤対タスク能力を解説します。

また、上記の5項目をさらに細分化して、それぞれのアピール例も紹介しますので、ぜひ転職活動の参考にしてください。

1. ゲーム業界の転職で望まれる強み①人間力・思考力

人間力や思考力の高さは仕事を完遂、成功させる根幹となりますから、企業としては歓迎するポイントです。

1-1. 行動力(積極性)

ゲーム開発はプロジェクトで行われるので、積極的にメンバーをけん引する行動力がある人は非常に貴重です。

■アピール例文:私の強みは積極性と行動力です。
前職で参画したプロジェクトにおいて、クライアントの急な仕様変更によってプロジェクト崩壊の危機に見舞われました。私は気落ちしたメンバーを鼓舞して折衷案を急遽作成し、クライアントとの交渉に臨んでプロジェクトの瓦解を阻止しました。また、作業が止まったことで遅れが出たため、社内外に交渉してリソースの増強を行って工程を立て直し、無事リリースにこぎつけた経験をもっています。この時のような行動力を常に発揮することで、御社のゲーム開発に貢献したいと考えています。

1-2. 論理的思考力

論理的思考はゲーム開発を行う上で欠かせない素養です。自信がある人はしっかりアピールしましょう。

■アピール例文:私は論理的思考が得意なので、企画立案の際には、世の中のニーズやトレンドを常に意識しています。また前職では企画のプレゼンにおいて、専門性がないスポンサーに論理的でありつつ平易な言葉で伝達するよう心がけ、多数のプロジェクトを実現に導いてきた実績をもっています。この特徴を生かし、御社でも企画の立案や実現に貢献したいと考えています。

1-3. 向上心(努力家)

向上心があること、目標に向かって努力できることは転職時のアピールポイントとして有効です。

■アピール例文:私は学生時代からゲームエンジニアに強いあこがれをもっており、なんとしてもエンジニアになりたいという向上心をもって、○○や△△の資格を取得しました。○○は合格率◇%の高難易度資格なので、自負に値すると考えています。また、夢の実現に向けて実際にゲーム開発を行い、添付のポートフォリオで示すゲームの××の部分を担当しました。言語の学習においても努力を重ね、御社で活用されている●●や▽▽でのプログラミングスキルは十分に習得しています。また、現在は◎◎言語の学習も進めていますので、状況にあわせて貢献できるようスキルを磨いています。

1-4. 忍耐力(継続力)

ゲーム開発は納期やプレッシャーとの闘いなので、忍耐力や継続力も重視されます。

■アピール例文:私の強みは忍耐力の高さです。前職では会社として経験がないジャンルのゲーム開発プロジェクトの中心メンバーとして数度アサインされましたが、全員にとって初めてのことなので都度問題が発生しました。怒りをあらわにするメンバーもいましたが、私は全員の意見に耳を傾けつつ、プロとして最善の働きをすることや、問題の解決に忍耐強く取り組み、いずれの場合もプロジェクトの頓挫を防ぎました。この特徴を生かして、いかなる困難な局面でもあきらめず、成果に繋げることで御社に貢献したいと考えています。

2. ゲーム業界の転職で望まれる強み②IT関連スキル

ゲーム開発において、IT関連スキルは即戦力として着目されますから、しっかりアピールしてください。

2-1. PC操作関連スキル

PC操作はゲーム開発において必須スキルなので、一定以上のスキルでないとアピールできません。そのためこの点を強みとするなら具体例の提示が必要です。

■アピール例文:私の強みはPC関連スキルです。合格率20%以下の○○や△△などの資格を取得していますし、データベースの知識も学習しています。そのため一般事務レベルではなくPCのスペシャリストとして御社に貢献したいと考えています。

2-2. 言語(開発系スキル)

プログラミング言語はエンジニアやプログラマーにとって必須の要素です。アピールに際しては転職先が使っている言語であるかを確認しておきましょう。

■アピール例文:私は学生時代からゲームエンジニアに強いあこがれをもっており、なんとしてもエンジニアになりたいという意志をもって言語の学習を行いました。御社で活用されている●●や▽▽のプログラミングスキルは十分に習得していますし、現在は◎◎言語の学習もすすめていますので、状況にあわせて貢献できるようスキルを磨いています。

2-3. 開発実績

学校や前職での開発実績は、即戦力性の証明になりますので、しっかりアピールしましょう。

■アピール例文:私は前職において〇件以上の開発に関わってきた実績をもっています。ポートフォリオにて、関わったタイトルの名称や担当分野を表で記載していますので、ご参照ください。特に△△の開発においては○○の分野で責任者として従事し、プロジェクトを支えました。これらの経験を活かし、御社のゲーム開発に貢献したいと考えています。

3. ゲーム業界の転職で望まれる強み③ビジネス関連スキル

営業やマーケティングなどのビジネス関連スキルもゲーム会社への転職に役立ちます。

3-1. マーケティング力

マーケティングの部門では、数値分析力や企画力、情報収集力やそれらを生かす発想力が求められます。

■アピール例文:私は前職でマーケティング部門に従事しており、数値分析力や情報収集力を磨きました。ゲーム業界においては、ニーズの把握やトレンドの理解など情報収集力が必須ですし、既存IPの活用でどの程度のユーザーをつかめるかの分析も重視されます。私はそれらの情報を総括して企画を立ち上げることを得意としていますので、自社IPを多数保有されている御社の利益向上に貢献できると考えています。

3-2. 営業力

クリエイターであれば開発に役立つスキルや開発実績などがアピールポイントになりますが、営業職の場合知識やスキル、経験年数などのアピールが重要です。

■アピール例文:私はデベロッパーの営業を〇年勤めた実績をもっています。前職のゲーム会社は○○を強みとしていたので、その点を踏まえた営業を行い、大手ゲーム会社からの発注も多数勝ち取ってきました。また、会社としては▽▽の分野をのばしたいと希望していたので、実績が少ない分野で仕事を獲得するためにプレゼン資料の作成に力を入れました。このように粘り強い営業も得意としていますので、この特徴を生かして御社の利益向上に貢献したいと考えています。

3-3. ビジネス実績

■アピール例文:私はゲーム開発スタジオの経営陣のひとりとして〇年勤め、特に経営戦略立案に関わってきました。競合するヒットタイトルの分析や、自社で対抗するための企画立案に生かすことを得意としています。そのため、多彩なジャンルで積極的なゲーム開発を行う御社の気風に沿い、利益性が高いと判断できる新たなジャンルの開拓によって御社に貢献したいと考えています。

4. ゲーム業界の転職で望まれる強み④コミュニケーション力

細かい分業によって成り立っているゲーム業界において、コミュニケーション力は重視されるスキルです。

4-1. 協調性(気配り・関係構築)

■アピール例文:私の強みは協調性の高さで、気配りによって関係構築していくことを得意としています。ゲーム業界ではプロジェクト内のチームワークが重視されますが、立場の違いなどから意見や方向性の不一致が頻繁に起こります。そんな時、それぞれの立場に配慮した妥協案を提示するなどして、プロジェクトの遅れや品質低下を防いできた実績を多数持っています。

4-2. アサーション

アサーションとは、自分の権利を重視しながら相手も尊重する対話方法です。

■アピール例文:私の強みはアサーションを習得していることです。ゲーム開発のプロジェクトでは、時に意見や個性の衝突が起こります。誰かが間に入ってもどちらかが折れる結果が多く、終息したように見えても不満がくすぶり続けることがあります。そんなとき、私のスキルがあると、双方を尊重しながら衝突を回避し、しかもプロとしての前向きな意見も抽出することができます。これによって円滑に開発が進みますし、品質を落とすこともありません。

4-3. リーダーシップ力(マネジメント力)

■アピール例文:私の強みはリーダーシップを含めたマネジメント力です。前職でもしばしばプロジェクトリーダーを務めており、その際もメンバーをまとめつつ、トラブルや工程の遅れ、品質の低下などを未然に防ぐよう各セクションに目を配る動きをしてきました。また、メンバーの特性を踏まえて鼓舞したり、モチベーションアップにつながるようマメに声をかけたりすることも得意です。さらに、このスキルを生かし、御社でもプロジェクトの成功に貢献したいと考えています。

4-4. トラブル対応力

■アピール例文:私の強みはトラブル対応力です。ゲーム開発を進めるうえでは、人的にも技術的にもトラブルが起きがちです。そんなとき、私はまず状況把握を行い、トラブルの終息や原因の排除に努めます。たとえば部署間での意見の相違が問題であれば、まず双方の意見を傾聴し、必要に応じて折衷案を出し、どちらかが折れる場合は禍根を残さないようフォローします。短期的にその場を収めるだけでなく、長期的視点でも会社にマイナスにならないことを心がけるのが、トラブル対応で重視している点です。

5. ゲーム業界の転職で望まれる強み⑤対タスク能力

様々なタスクがあるゲーム開発現場において、対タスク能力の強さも十分なアピールポイントになります。

5-1. 計画力

■アピール例文:私の強みは計画力の高さです。ゲーム開発では新しい技術を取り入れることが多いので、着手してみなければ必要とする時間がわからないことが少なくありません。そんなときこそ適切なツールの使用や細かい確認によって、遅れが出ないよう差配します。また、ヒューマンエラーや連携上のトラブルが起きやすい工程を事前に予測して、問題発生を防ぐことも得意です。

5-2. 柔軟性(調整力)

■アピール例文:私の強みは柔軟性や調整力です。ゲーム開発においては部署間のチームワークや、協力会社との連携が欠かせませんが、それらの要素はトラブルの要因にもなりがちです。仮にセクション間でのトラブルが起こったときには、双方が譲歩できる対応を模索し、柔軟な解決を試みます。たとえば前職で○○があったときには、▽を△して事態を調整し、プロジェクトの瓦解を防ぎました。

5-3. 企画立案力(プレゼン力)

■アピール例文:私の強みは企画の立案やプレゼン力です。企画立案の際には、世の中のニーズやトレンドを常に意識して、訴求力が高い企画を立案します。また前職では企画のプレゼンにおいて、専門性がないスポンサーに論理的でありつつ平易な言葉で伝達するよう心がけ、多数のプロジェクトを実現に導いてきた実績をもっています。この特徴を生かし、御社でも企画の立案や実現に貢献したいと考えています。

6. まとめ

ゲーム会社への転職で、アピール可能な要素を紹介し、それぞれのアピール例も記載しました。そのままでは使えないでしょうから、具体例の部分は体験にあわせて修正してください。

また、自分の強みをアピールする際は単なる自慢話にならないこと、相手にとって自分を雇うことがメリットになるように説明することを心がけてください。

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