株式会社AKALIの協力によるゲーム『日本の名画みっけ！』がリリース

GAME CREATORS編集部斉藤
2021.04.21

株式会社AKALI（代表取締役社長：香川愛生、代表取締役：蛭田健司。複数代表制）の協力による、美しい日本の名画が楽しめるゲーム『日本の名画みっけ！』が4月21日にリリースされました。
『日本の名画みっけ！』は、山種美術館（東京都渋谷区、館長：山﨑妙子）所蔵の絵画データを使用した、日本美術とゲームのコラボレーションによる「美術館およびコンテンツ収益需要拡大事業」の取り組みとして、株式会社ジー・モード（本社：東京都品川区、代表取締役社長：加藤征一郎）による開発で、株式会社NTTドコモが運営するサービス「スゴ得コンテンツ（R）」内「Get!!プチアプリ forスゴ得」にてリリースされました。

株式会社AKALI 代表取締役蛭田健司（ひるたけんじ）プロフィール
プロジェクト発足の経緯
今後の展開
山種美術館概要
株式会社ジー・モード概要
スゴ得コンテンツ概要
株式会社AKALI 概要

株式会社AKALI 代表取締役蛭田健司（ひるたけんじ）プロフィール

総務省地域力創造アドバイザー、東京国際工科専門職大学准教授、NPO法人国際ゲーム開発者協会日本理事。
セガでサクラ大戦シリーズ、コーエーテクモでは無双シリーズ等の開発に携わり、『真・三國無双Online』の技術責任者を経てカナダスタジオに出向。
現地責任者として経営を担った。
その後、ヤフーにてゲーム部門長、事業戦略室エグゼクティブプロデューサー、グループ会社の執行役員CTO、人材開発室長などを経験。
上場企業である（株）エディア顧問、豊田通商グループ（株）ISAOアドバイザー、富山県新分野産業育成事業の総合戦略アドバイザー等を歴任。
著書『ゲームクリエイターの仕事』はゲーム開発者推薦図書第一位を獲得。

プロジェクト発足の経緯

蛭田代表が正世話人を務めるNPO法人国際ゲーム開発者協会日本 SIG-地方創生にて、昨年文化庁の博物館異分野連携モデル構築事業に応募した際に本件を提案内容に含めました。
博物館異分野連携モデル構築事業は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、大幅な収益の減少により運営の危機にさらされている博物館、美術館、動物園、水族館等の収益構造を、ゲーム、アニメ、マンガ等のエンターテインメントコンテンツとの連携により改革するものです。
本件は文化庁事業には採択されなかったものの、補助金がなくても事業として成立し得ると判断され、プロジェクトが発足いたしました。
当社はアドバイザーとして本件に参加しています。

今後の展開

この収益モデルは横展開が容易であるため、他の博物館等に活用を広げることで、地域の活性化に繋げて参ります。
また、他のモデルにおいても博物館等のゲーム業界との連携を進めて参ります。

山種美術館概要

山﨑種二（山種証券［現SMBC日興証券］創業者）が個人で集めたコレクションをもとに、1966（昭和41）年、東京・日本橋兜町に日本初の日本画専門美術館として開館し、2009年（平成21年）から現在の渋谷区広尾に移転しました。
当館は、種二が画家と直接交流し集めた作品を中心に、横山大観、速水御舟、奥村土牛ら近代・現代の日本画のほか、琳派や浮世絵といった江戸時代の作品など、重要文化財6点を含む約1800点の日本美術を所蔵。
年に5、6回の展覧会を開催し、日本画の普及に努めています。

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株式会社ジー・モード概要

株式会社ジー・モードは創業以来、PC・モバイルコンテンツ市場を中心に事業展開を行っているゲームコンテンツの企画・開発メーカーです。
アーケードやコンシューマゲーム機で人気を博した「データイースト」タイトルのライセンス事業も行っています。
2018年より、新たにNintendo SwitchTMをはじめ、コンシューマゲーム機への自社タイトルおよびインディクリエイタータイトルのパブリッシング事業を開始しました。

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