ユビタス、KDDIにおける「ぐるっと自由視点」の配信に技術提供

 

世界をリードするクラウドゲームサービスプロバイダーとして、株式会社ユビタス(本社:東京都港区、CEO:Wesley Kuo)は世界トップクラスのGPU仮想化技術とクラウドストリーミング技術を活用し、KDDI株式会社様の5G端末でのスマートパスプレミアム会員向け「ぐるっと自由視点」にクラウド配信テクノロジーを提供いたしました。
サービスは2021年5月31日の16時に開始されました。

 

 

自由視点映像はKDDI総合研究所が研究開発した技術であり、複数のカメラの映像から抽出した選手などの人物領域やスタジアム背景を、3次元コンピュータグラフィクス(3DCG)モデルで表現することにより、実際にはカメラを配置できない場所・アングルを含めて、あらゆる視点からの映像視聴を少ないカメラ台数で実現するものです。
スマートパスプレミアム会員は、「auスマートパス」アプリをダウンロードすることで、「ぐるっと自由視点」サービスを楽しむことができます。
音楽やスポーツイベントなどの幅広いエンターテイメントコンテンツを提供しています。
画面をスライドすると、360度多面的な視点変化を体験できます。

 

自由視点映像は複数のカメラ映像や3DCGモデルから構成される大容量コンテンツであり、再生・レンダリングには強力なマシンパワーを必要とします。
そのため、スマートフォン向けに安定して自由視点映像を配信するためには、高精細なクラウドゲームと同様に、GPUを搭載した高性能なサーバを活用したクラウドストリーミングによる配信が有力な方法と考えられております。

 

この自由視点映像が、GPU仮想化技術とクラウドストリーミング・プラットフォームの先進企業であるユビタスのテクノロジーを通じて配信されます。

 

ユビタスのクラウドストリーミング技術は遅延時間が短く、スワイプやピンチイン・アウト等のスマホ操作による視点変更によって映像が切り替わるまでの遅延が小さく、体感品質として全くストレスなく自由視点映像を楽しむことができます。

 

ユビタスCEO Wesley Kuoからのコメント

クラウドゲームに加えて、クラウドゲーム技術から開発されたクラウド技術の応用を積極的に模索し、日本のトップ3の通信会社であるKDDI様と協力する機会を得ることができて光栄に思います。
GPU仮想化やストリーミング技術などがVRやARなどのリッチマルチメディア映像にも利用できることを証明したものであり、今後マルチメディアアプリケーションサービスに応用できる通信会社が増えることを期待しています。
そして共同で多くのユーザーに多様性やリアルタイム配信をもたらす視覚体験ができるようにしていきたいと思います。

 

ユビタス 概要

ユビタスはGPU仮想化技術とクラウドストリーミング・プラットフォームの先進企業です。
スマートフォン、タブレット、ゲーム機、スマートTV、パソコンなどあらゆる端末やネットワーク、プラットフォームにまたがるアプリケーション配信を実現し、高品位のアプリケーションをいつでもどこでも利用できる技術とサービスの開発・提供を行っています。

 

総合的なGDK(ゲーム開発キット)を通じ、新規参入時の迅速展開のためのソリューションを提供し、クラウドゲームに興味を持つ日本や海外ゲーム会社を支援すると共に、世界各国の通信キャリア・オンラインサービス事業者・ゲーム事業者と協同でクラウドゲーム事業を展開しています。

 

提供元:@Press
https://www.atpress.ne.jp/news/261243