double jump.tokyo、ブロックチェーンゲームのマルチチェーン対応を支援する「Asset Mirroring System」β版をリリース!NFT取引所「miime」との実証実験を開始!
ブロックチェーンゲームの開発・運営を行うdouble jump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸)は、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」にて、ブロックチェーンゲームのマルチチェーン対応を支援する「Asset Mirroring System」(以下、MCH+AMS)を開発し、株式会社メタップスアルファ(本社:東京都港区、代表取締役:山﨑 祐一郎)が運営するNFT※1の取引所「miime(ミーム)」と、MCH+AMSを介したNFTの出品、購入を可能にする実証実験を2020年10月26日より開始いたします。
目次
MCH+AMSの目的と背景
ブロックチェーンゲーム業界で主流として使われているイーサリアムでは、トランザクションフィーの高騰やスケーラビリティの問題があります。
イーサリアムが抱える問題を解決するためにイーサリアム2.0の仕様が日々議論され、将来的にイーサリアム2.0への移行が計画されています。
また、NFTに対応した新たなブロックチェーンが複数登場してきています。
今後新しくリリースするブロックチェーンコンテンツには、複数のブロックチェーンを柔軟に利用できることが求められています。
しかしながら、これらのマルチチェーン対応をコンテンツ開発会社が個別に対応すること大変なコストかかります。
MCH+では、MCH+パートナーが柔軟にブロックチェーンを選択できるように、統一的なアセット利用を実現する「MCH+AMS」サービスを開発し提供いたします。
Asset Mirroring Systemとは
「Asset Mirroring System」(MCH+AMS)は、MCH+パートナーのマルチチェーン対応を支援し、統一的なアセット情報取得と利用を実現するMCH+のサービスです。
将来的にセカンドレイヤー技術を採用する予定です。
現在、MCH+AMSはイーサリアムにのみ対応しておりますが、MCH+パートナーコンテンツの要望に応じて、対応チェーンを拡充させてまいります。
MCH+AMSの拡張チェーンとして、LINE Blockchainや、Dapperlab社が開発するFlowを、近日中に提供すべく検討を進めております。
LINE Blockchainについては、クローズドベータテストプログラムに参加したノウハウを活かし、MCH+既存コンテンツでマルチチェーン化に着手しております。
Flowについても、開発者と直接連携を取りながら具体的な実装について検討を進めております。
現在のブロックチェーンゲームは、オフチェーンとオンチェーンを組み合わせた「ハイブリッド方式」が多く採用されています。
ハイブリッド方式には、トランザクションフィーを大幅に削減するというメリットがあります。
一方で、オフチェーンで利用されるアセットはオンチェーン上のエコシステム、特にNFT取引所での出品/購入ができませんでした。
MCH+AMSを利用することで、オンチェーン利用を前提とした外部サービスと連携することができます。
例えば、NFT取引所ではアセット譲渡にかかるトランザクションフィーをおさえ、任意の通貨で出品/購入ができるようになります。
またMCH+AMSは、当社が策定に参加しているNFTを取り扱うためのAPI仕様「Oct-Pass API spec」に準拠し、Oct-Passが実現するNFT相互利用をMCH+パートナーは低コストで対応できます。
https://www.oct-pass.org/
miime×MCH+AMS 実証実験スタート!!
概要
MCH+AMSの外部連携として、株式会社メタップスアルファが運営するNFTの取引所「miime」とのAPI連携の実装実験を開始いたします。
まずは「My Crypto Heroes(以下マイクリ)※1」のオフチェーンで管理されるアセットを「miime」が提供する「日本円による決済」にて、出品/購入可能になります。
アセット譲渡にかかるトランザクションフィーはかかりません。
イーサリアム決済も近日対応予定です。MCH+AMS連携によるUX向上をぜひご体験ください!
実証実験の期間について
2020/10/26(月)~2020/11/25(水)
実証実験後の正式リリースについては、別途発表いたします。
MCH+の今後の予定
MCH+AMSは、マイクリNFTのmiimeとのAPI連携実証実験の結果を踏まえ、年内にMCH+パートナーコンテンツへの展開し、対応アセットの拡充を計画しております。
また、エコシステムパートナーとの相互利用を進めてまいります。
今後は、NFTだけでなくファンジブルトークンを含んだ設計のサポートも開始します。
すでにマイクリにて、ファンジブルトークンを使ったガバナンストークンを設計したノウハウがあり、MCH+パートナーがファンジブルトークンを設計、発行できるようノウハウおよび技術の提供をしていきます。
インディーズゲームへのサポートも整理し、個人開発者の方にNFTの相互利用を積極的に行ってもらえるようMCH+機能を利用しやすくするためのUI Kitをオープンソースとして提供予定です。
ブロックチェーンゲームをご検討中の事業者様へ
MCH+発表以来、複数のプロジェクトの支援を通してブロックチェーンゲームに必要な機能の拡充、サポートの充実、エコシステム構築ノウハウ提供を行ってまいりました。
MCH+がブロックチェーン特有の技術提供、外部サービスとの連携支援を行うことで、事業者様は「ゲームの面白さ」の開発に集中し、ブロックチェーンゲームの高速な開発を実現できます。
MCH+に参加ご検討の企業様は、下記サイトの「参加申込み」フォームよりお気軽にお問い合わせください。
MCH+公式ページ:https://www.mch.plus/
※1 「NFT」とは
NFT(Non-Fungible Token)は、イーサリアムの技術規格ERC-721に準拠して発行された非代替性トークンです。
ERC-721は「所有、譲渡、譲渡の委任」を定義する規格であり、NFTのコンテンツ情報はメタデータで定義されています。
※2 「My Crypto Heroes」とは
double jump.tokyo株式会社が開発・運営し、2018年11月30日の正式サービス開始初日より、イーサリアムベースのブロックチェーンゲームとして取引高・取引量・DAUで世界1位を記録。
業界初のTVCMの放映、手塚プロダクション様とのIPコラボ、Coincheck様を始めとした仮想通貨取引所とのコラボを通してブロックチェーンゲームの拡大に寄与してきた現在でも国産トップレベルのブロックチェーンゲームです。
株式会社メタップスアルファ
メタップスアルファは、ブロックチェーン技術にコミットしたサービス開発を行なっており、世界で唯一日本円でデジタルアイテム(NFT)の売買ができるマーケットプレイス「miime(ミーム)」を運用しております。
今後はmiimeのトレード機能を他社様にも提供することで、ゲームに限らずデジタルコンテンツのトレード事業拡大を目指しています。
会社名:株式会社メタップスアルファ(Metaps Alpha Inc.)
代表者:山﨑祐一郎
所在地:東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル3階
設立:2016年5月
URL:https://metaps-alpha.com/
ホームページ:https://www.doublejump.tokyo/
double jump.tokyo株式会社
ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、数多くのゲーム(モバイルソーシャルゲーム、PCオンラインゲーム、家庭用ゲーム等)およびプラットフォームの開発・運営、ブロックチェーン技術および暗号資産を含むファイナンスにおけるノウハウを有するメンバーにより、2018年4月3日に設立。
イーサリアム上で世界No.1の取引量・取引高を記録した『My Crypto Heroes』などのブロックチェーンゲームや、ブロックチェーンゲーム開発支援サービス『MCH+』などを提供しております。
会社名:double jump.tokyo株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿4-34-7
代表者:代表取締役 上野広伸
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたゲーム及びアセットの開発・運営・販売
ホームページ:https://www.doublejump.tokyo/
提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000034671.html