ゲーム業界における「コンセプトアーティスト」とは?仕事内容や必要なスキルについても解説!
ゲーム制作の現場において、すべてのデザインの元となるビジュアルコンセプトを手がけるのが「コンセプトアーティスト」です。
非常に高いスキルが求められますが、そのぶん多額の収入を得ている人も多い職業でもあります。
本コラムでは、コンセプトアーティストの具体的な仕事内容や年収相場、転職活動時に有利になる資格の情報をまとめています。ゲーム制作やイラスト・グラフィックコンテンツの創作に興味がある方はぜひチェックしてみてください。
目次
コンセプトアーティストとは?
ゲーム業界におけるコンセプトアーティストの仕事は、作品の世界観や時代設定などのコンセプトをイラストなどで具体的に視覚化することです。
文にまとめられたコンセプトからイメージをふくらませたり、自分自身でコンセプトを練ったりしながら、それを他者にわかりやすく伝えるための想像力・表現力が求められます。
ここからは、コンセプトアーティストの具体的な作業工程を解説します。
プランナーや現場監督との打ち合わせ
まずはゲームプランナーや監督と打ち合わせをして、作品の具体的な系統・方向性を決めていきます。
世界観・時代背景といった土台となる設定や、ストーリーの方向性、登場するキャラクターの人物像などをヒアリングし、自分の頭に浮かんだイメージとすり合わせていく重要な工程です。
ビジュアルコンセプトの策定
打ち合わせによってまとまったコンセプトをもとに、作品の設定イメージを視覚化します。
イラストを用いるのがメジャーな方法なので、作品の雰囲気に合わせたタッチでビジュアルコンセプトを描くための表現力が欠かせません。
まずはラフ案を提出し、イメージを確認・都度決定しながら進めていく場合もあれば、この時点で決まったコンセプトを具体的なビジュアルコンテンツに落とし込んでいく場合もあります。
他部署への共有
完成したビジュアルコンセプトを提出し、正式に作品の制作をすることが決まったら、他部署への共有を行います。
ゲーム制作の現場であれば、このビジュアルコンセプトがCG演出やモデルを制作するうえでの原案とされます。
CG・モーション・エフェクト・音楽など、さまざまなコンテンツを制作する人たちに対して共通のイメージを的確に伝えることが重要です。
コンセプトアーティストの年収
コンセプトアーティストの年収相場は、おおむね400万円程度です。ゲーム制作にかかわる職業は、所属する会社の規模や個人の持つスキルによって収入が大きく変わります。
知名度の高い作品シリーズや、多額の予算をかけて作られる新作コンテンツに携わるコンセプトアーティストの求人は、1,000万円を超えるものもあるほどです。
個人の持つスキルが収入に影響しやすい職業なので、スキルを磨けば収入アップも狙え、やりがいがあります。
有利になる資格
コンセプトアーティストとしての転職を目指すうえで有利になる関連資格をご紹介します。
Illustratorクリエイター能力認定試験
グラフィックコンテンツ制作の定番ソフト「Illustrator」の活用能力を測定・評価する資格検定試験です。
”イメージをカタチに変えるスキルを評価”する試験なので、高い想像力と表現力が求められるコンセプトアーティストとしてのスキルをアピールするのにぴったりですよ。
この試験の認定基準には以下の2種類があります。
・エキスパート
クライアントのニーズに対応し、デザインコンセプトや表現の目的に合わせたオリジナリティのあるコンテンツ制作ができることと、DTP/Webデザインに関する基本的な知識があることを認定する。
・スタンダード
ソフトの基本操作ができることと、作業指示書に基づき、指示通りの作業を正確かつ合理的に行うことができることを認定する。
参考:Illustratorクリエイター能力認定試験(https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/)
Photoshopクリエイター能力認定試験
Illustratorと並んで、グラフィックツールとして定番となっているソフト「Photoshop」の活用能力を測定・評価する資格検定試験です。
問題の指示に従って、新規ドキュメントからひとつのグラフィックコンテンツを作り上げるという試験内容なので、こちらもコンセプトアーティストの業務に直結するスキルを示せます。
Illustratorクリエイター能力認定試験と同様、以下の2種類の認定基準があります。
・エキスパート
クライアントのニーズに対応し、デザインコンセプトや表現の目的に合わせたオリジナリティのあるコンテンツ制作ができることと、DTP/Webデザインに関する基本的な知識があることを認定する。
・スタンダード
ソフトの基本操作ができることと、作業指示書に基づき、指示通りの作業を正確かつ合理的に行うことができることを認定する。
参考:Photoshopクリエイター能力認定試験(https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/)
CGクリエイター検定
CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する5つの検定試験”CG-ARTS”のひとつ。CGを用いたさまざまな技術に関するスキルを測る、文部科学省後援の民間資格です。
作品のビジュアルコンセプトをCGを用いて表現するスキルがコンセプトアーティストに備わっていると、主にCG担当者とのイメージ共有がしやすく、仕事を円滑に進められます。
参考:CGクリエイター検定(https://www.cgarts.or.jp/kentei/about/creator/index.html)
CGクリエイター検定については、以下の記事でさらに詳しく知ることができます。ぜひ併せて読んでみてください。
「CGデザイナーのための資格“CGクリエイター検定”について徹底解説!」
まとめ
ゲーム制作において最初のビジュアルイメージを創造する職業である「コンセプトアーティスト」について、具体的な仕事内容・年収相場・転職活動にあたって有利になる資格をご紹介しました。
ゲーム制作を担当する各部署に具体的なイメージを伝えるための高い画力・想像力・表現力が求められるコンセプトアーティストは、そのぶん個人の持つスキルレベルによって多額の収入を得ることも可能な職業です。
文字に起こした状態のイメージから想像してイラストを描く練習をしたり、本記事でご紹介した関連資格を取得したりして、必要なスキルを磨いてください。
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