ゲーム業界での転職はボーナス支給後がおすすめ!?ボーナスと転職タイミングの関係
転職を考える上では、「良い職場に転職できるかどうか」が最大の焦点だと思いますが、転職活動でお金を使うこともあって、ボーナスをもらってから辞めることができるかどうかも大きな関心を集めることです。
そこでこのコラムでは、ゲーム業界でのボーナスと転職タイミングの関係についてまとめます。転職に関連して、時期やボーナスのことを考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
1. ゲーム業界で損をしない転職タイミングは「ボーナス支給後」
ゲーム業界に限定したことではありませんが、収入的に損をせずに転職するためには、就労したままの状態で転職活動を行い、ボーナスをもらう少し前に内定をもらい、ボーナス支給後に退職を申し出ることをおすすめします。
細かいスケジュールは次の項目で解説しますが、上記の段取りで転職を進めると、例えば夏のボーナスを転職前の会社でもらい、冬のボーナスを転職先でもらうことも不可能ではありません。
もちろん転職活動自体がスムーズに進むかどうかは不明なので、すべて狙い通りに進むかはわかりません。とはいえ、ボーナスの有無は年収を大きく左右しますから、できるだけ受け取れるように努力しましょう。
また、ボーナスは将来の期待を込めて出している企業もありますが、働いたことに対して支払う考え方の企業も多く、その場合ボーナスをもらわずに辞めるのは損をしていることになります。
2.ボーナスをもらって転職する場合の転職活動タイミング
この項目では、ボーナスをもらってから転職する場合の転職活動のタイミングを具体的に記載します。
なお、ゲーム業界でのおすすめの転職の時期や、転職にかかる平均的期間について詳しく書いたコラムがありますので、ぜひ以下も合わせてご覧ください
→「ゲーム業界のおすすめ転職時期とは?転職の流れも解説」
2-1. 夏のボーナス基準のスケジュール
夏のボーナスが支給される時期は会社ごとに異なりますが、6月下旬から7月下旬までの期間に支払われることが多いです。
上記を踏まえて、このコラムでは夏のボーナス支給を6月と仮定して記載します。そのため、もし夏のボーナスが7月に支給される企業で働いているのであれば、1ヶ月ずらして考えてください。
【夏のボーナスをもらって退職する理想的スケジュール】
~5月…転職活動
・転職活動には3~6ヶ月かかる点を考慮して時期検討のこと
・転職活動がばれるとボーナスがもらえない可能性もあるため注意
5月…新たな会社の内定獲得
・時期にこだわり過ぎて転職自体にマイナスをおよぼさないよう注意
6月…今までの会社で夏のボーナス獲得・退職届提出
・退職届はボーナス支給日から1~2週間後を推奨(悪印象防止)
7月…引継ぎ・退職
・悪印象を残さないように引継ぎはしっかり行う
8月…新たな会社に就業開始 ~ 新たな会社での査定期間
・ボーナス獲得にこだわり過ぎて転職自体にマイナスをおよぼさないよう注意
12月…新たな会社で冬のボーナス獲得
2-2. 冬のボーナス基準のスケジュール
冬のボーナスは多くの企業で12月に支給されるので、それを踏まえた理想的スケジュールを以下に記載します。
【冬のボーナスをもらって退職する理想的スケジュール】
~11月…転職活動
・転職活動には3~6ヶ月かかる点を考慮して時期検討のこと
・転職活動がばれるとボーナスがもらえない可能性もあるため注意
11月…新たな会社の内定獲得
・時期にこだわり過ぎて転職自体にマイナスをおよぼさないよう注意
12月…今までの会社で冬のボーナス獲得・退職届け提出
・退職届けはボーナス支給日から1~2週間後を推奨(悪印象防止)
1月…引継ぎ・退職
・悪印象を残さないように引継ぎはしっかり行う
2月…新たな会社に就業開始 ~ 新たな会社での査定期間
・ボーナス獲得にこだわり過ぎて転職自体にマイナスをおよぼさないよう注意
6月…新たな会社で夏のボーナス獲得
3. ボーナスをもらった上での転職を考えている場合の注意点
この項目では、ボーナスをもらって転職する場合に気を付けるべき点を解説します。
3-1. ボーナスの支給タイミングと支給規定を改めて確認する
ボーナスをもらってから退職することを考える場合、まずボーナス支給のタイミングと、社内規定などからボーナス支給の考え方を確認しましょう。
そもそもボーナス支給時期がわからないとスケジュールを組みにくいので、先輩社員などに例年の支給日を確認することをおすすめします。
また、社内規定にボーナスを支払う条件が記載されている場合もあるので、ボーナスに関する記述は細かく読み込みましょう。例えば、ボーナス支給日に在籍していなければボーナスを支払わないと明記しているケースもありますし、査定期間がかかれていればスケジュールを立てやすくなります。
3-2. 退職の連絡はボーナスに影響する可能性があるため支給後がおすすめ
ボーナス支給日より前に退職する意思を示すと、ボーナスが減額されたり、支払われなかったりする可能性があります。そのため退職届けを出すのは、ボーナスを支給された日より後にすることをおすすめします。
仮にボーナスが査定期間中の就労に対して支払われるルールがあったとしても、辞めるとわかったとたんボーナスを減額されるリスクはあります。
ボーナスは法的には支給義務はありませんし、毎月の給料のように金額が約束されているわけでもありません。そのため通常より金額が少なかったとしても「査定が低かったから」と言われてしまえば意見することも困難です。
3-3. 「ボーナス取り逃げ」の印象を持たれないように配慮する
前の項目で、「退職の連絡はボーナス支給日のあとが良い」と書きましたが、支給の直後に退職を申し出るのも避けましょう。例えばボーナス支給日の翌日に退職を申し出ると、「ボーナス取り逃げ」というマイナスイメージが強くなります。
特にゲーム業界は狭いため、悪い噂が広がると新しい職場で立場が悪くなることがあり得ます。また、将来的に辞めた職場と業務上の関係ができる可能性もあります。
そのため、退職を申し出るのはボーナス支給日から1~2週間程度経ってからが良いでしょう。
3-3-1. 配慮①支給直後に退職を進めるのではなく十分な引き継ぎなどをスケジュールしておく
退職を申し出た後は、残っている有給休暇を消化する人も多いと思いますが、自分が担当していた業務の引継ぎにはしっかり時間をかけましょう。
引継ぎが不十分だと後に残った人が困るので、同僚からの印象が悪くなってしまうからです。それを踏まえて、良好な関係を維持して退職しようと思うのであれば、引継ぎや資料の整理などはできるだけ丁寧に取り組むことをおすすめします。
3-3-2. 配慮②マイナス印象を避けるために転職先よりも現職を優先する意識を持つ
ここまで、今までの職場でボーナスをもらってから辞めることや、新たな職場でもできるだけボーナスを得ることをおすすめしてきました。しかし、金銭へのこだわりが露骨に見えすぎると、どうしてもマイナスイメージが強くなってしまいますから、転職先より現職を優先する意識を重視し、退職する日まで誠意をもって就労することをおすすめします。
ボーナスは金額が大きいので、できるだけもらいたいですが、状況によっては現職か新しい職場でのボーナスをあきらめることも大切です。
4. 転職先で1年目からボーナスはもらえる?
この項目では、転職直後のボーナスをもらえるかどうかについて解説します。
まず、転職先で1年目からボーナスがもらえるか、という疑問については、「もらえる可能性はある」というのが回答です。例えば4月に転職した場合、夏のボーナス時期にはまだ試用期間である可能性が高く、ボーナス支給は期待しない方がよいでしょう。しかし、冬のボーナスであればすでに半年以上就労していることからもらえる可能性は高いです。
ただしこれは一般論であって、現実にボーナスが支給されるかどうかは、転職先の規定や事情によって異なるのが実情です。例えば試用期間の長さには法的な取り決めがなく、長い場合1年間と設定している会社もあり、その場合転職後1年間はボーナスの期待はできません。
4-1. ボーナスの有無や転職タイミングは転職エージェントに全て相談しよう
転職先で入社から間もない時期に、ボーナスをもらえるかどうかは転職を行う本人としては聞きにくいですが、転職エージェントなら第3者的立場から確認可能です。また、転職のタイミングも転職エージェントに相談しておくとコントロールしやすいので、転職にあたっては転職エージェントの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ゲーム会社への転職であれば、ゲーム業界に特化した転職エージェントである「G-JOBエージェント」がおすすめです。G-JOBエージェントは多数の転職サポートを行ってきた実績をもっているので、過去の事例からボーナスの支給に関する情報をもっている可能性があります。また、G-JOBエージェントはゲーム業界の多くの会社に太いパイプをもっているので、転職当事者が聞きにくいことでも採用担当者に確認可能です。
さらに、G-JOBエージェントは一般の求人サイトには載らない非公開求人も多数扱っていますから、ゲーム業界への転職を強力にサポートできます。
5. まとめ
ゲーム業界のボーナスと転職タイミングの関係についてまとめました。収入や経済事情を中心に考えるのであれば、現職でボーナスをもらって転職し、転職先で次のボーナスをもらうのが理想です。
しかし転職時期のコントロールは思うとおりにできるわけではありませんし、転職先でいつからボーナスをもらえるかは聞きにくい実情があります。
それらの困りごとを解決できるのが、ゲーム業界に特化した転職エージェントである「G-JOBエージェント」です。G-JOBエージェントならゲーム業界各社の慣習に精通していますし、転職希望者の疑問を転職先に確認することができます。
ゲーム業界への転職を考えるのであれば、ぜひG-JOBエージェントにお任せください。
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