ゲーム会社って本当に服装・髪型自由?面接時や勤務の際の服装について
ゲーム会社で勤務する場合、服装が非常に自由だという話を耳にすることがありますが、それは本当なのでしょうか。
また、就職以前に面接に臨む際や、アルバイト、インターンに行く場合はどうしたらいいのでしょう。
このコラムではゲーム業界に就職したい人に向けて、服装や髪形の自由度について解説していきます。
目次
1.ほとんどのゲーム会社は私服勤務・髪型自由で問題なし
ゲーム制作を行う会社のほとんどは、服装や髪形の規定、制服勤務などを設けていません。
そのため私服で勤務する人ばかりですし、クリエイターサイドにネクタイの着用などを求められることは基本的にはありません。
規定がないどころか、日常的にゲームのコンテンツを扱っているのですから、一般の会社には着て行くことが難しいようなアニメやゲームのコンテンツをプリントした服装なども全く問題ありません。
とはいえ、どんな格好でも構わないということもありません。
以下の項目で、NGな服装をチェックしていきましょう。
2.私服勤務・髪型自由でもNGな身だしなみ
ここではゲーム業界で勤務する場合の身だしなみの基本を解説します。
2-1. 清潔感に欠ける
ゲーム制作はチームや複数の部署で行う仕事ですから、他人に不快感を与えるような不潔な格好はNGです。
そのため洗濯されていない服を着ている、嫌なにおいがするなどは避けましょう。
2-2. 他人が不快感を覚えるデザインの服・アクセサリー・髪型
たとえ清潔さを保っていたとしても、そもそも多くの人に不快感を与えるデザインは避けましょう。
特にヘイト思想を含むメッセージ性があるものなどは強い不快感を与えるケースがあるのでNGです。
またグロテスク性、スプラッタ性が高いデザインや、過度な露出、アダルト表現も好まれません。
さらに強すぎる香水、目立ちすぎる服装も周囲の集中力を削ぐ恐れがあるので、控えた方が無難です。
2-3. 会社によっては勤怠の面を厳しくしているところもあるため、ラフ過ぎるのは注意
パジャマに近いようなジャージや、家履きのサンダルなどでも問題ない場合は多いです。
しかし、最近では勤怠管理を厳しくするゲーム会社も増えてきた関係で、中にはそれらを快く思われないケースも存在します。
もし就職したてでわからない場合は、襟のあるシャツに、くるぶしまであるようなパンツルックで、派手な色は使わない、といういわゆる「オフィスカジュアル」で行けば問題になることは無いでしょう。
勤務していく中で周囲を見渡し、その職場のカラーを見極めれば安全です。
3.ゲーム会社への面接の服装・髪型について
次に、就職した後ではなく、ゲーム会社に就職したい人が最も気になる面接に臨む格好について記述しましょう。
3-1. 新卒かつ大企業の場合、スーツが無難
新卒で大企業の場合、一般的なスーツで行くことが無難です。
ただし二次面接などの場合、現場のクリエイターと会うので「私服で良い」と言われることがあります。
その場合もTシャツ、ジーンズなどは避け、襟があるシャツとカジュアルなスラックスといったいわゆるオフィスカジュアルで清潔感と新人感を保ちましょう。
3-2. 中途採用面接や中小企業の場合、指定がなければオフィスカジュアルかスーツ
面接に臨む会社が中小企業である場合や、中途採用の面接である場合は、オフィスカジュアルかスーツが無難です。
とはいえどこまでが大企業なのか、という判別も難しいですから、面接要項に「スーツ禁止」などと書いていない限りはスーツで行くのが無難ということになります。
3-3. 逆に服装自由と言われているのにスーツでいくとマイナスな評価を受ける場合もある
難しいのは「服装自由」と書いてある場合です。
この場合、スーツで行くと独創性や個性がない人間としてマイナス評価を受ける場合もあり得ます。
もし服装が選考基準として大きく影響する場合、「あなたらしい服装」といった説明が記載されていることが多いでしょう。
単に「服装自由」と書いてあるだけなら、オフィスカジュアルで行くことをお勧めします。
4.ゲーム会社へのアルバイトやインターン時の服装・髪型について
この項目ではゲーム業界でアルバイトやインターンを行う場合の服装について解説しましょう。
4-1. 清潔感があるオフィスカジュアルが無難
ここでも基本的には最初はオフィスカジュアルが無難です。
特にゲーム業界への就職を考える人であればコネクション作りが重要ですから、最初は清潔な印象を与えることを重視しましょう。
ある程度の期間があれば、雰囲気を読んだうえで個性を主張する方法もあります。
その会社に入るためにキーとなるような人の趣味が分かれば、その趣味に合う服装をしてみるのも話題作りになるでしょう。
4-2. 自分のパフォーマンスが最大限発揮できる服装であれば会社のためにもなる
アルバイトやインターンの場合は基本的に作業を伴うはずですから、その作業に向いた格好、自分のパフォーマンスを発揮しやすい格好が良いでしょう。
ただし、自分本位になって不潔だったりラフすぎたりするのはNGですから気をつけましょう。
5.まとめ
ゲーム業界での服装についてまとめました。
さまざまな立場から考察してきましたが、一言で言えば「業界全体は自由な服装が許されるものの、最初は日本人として空気を読み、清潔・無難に行くことが基本」となります。
入社してからなら周囲の和や評価を落とさない程度に自由を味わうことができるでしょう。
自由な服装を勝ち取るためにも、服装は無難に行きつつもしっかりスキルをアピールして内定をゲットしましょう。
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