韓国の代表的なゲーム会社とは?それぞれの代表作も紹介!
韓国はゲームが非常に盛んな国として知られています。その一端を示す数値として、日本ではゲームを有料利用する割合が全ユーザーの34.7%であるのに対して、韓国では約1.5倍の51.4%の人が有料利用しているというデータがあります。
それほどゲーム好きな人が多い韓国について、有名なゲーム会社の基本情報や代表作などをまとめました。世界のゲーム会社の動向を知りたいと思う人には必見の内容なので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
1. 韓国の代表的なゲーム会社
この項目では、韓国に本社を有するゲーム会社について、名称や概要、所在地や代表作、グローバルな求人を行っているかを解説します。(各種情報は2021年10月末時点)
1-1. Krafton(クラフトン)
クラフトンはBluehole studioという名称で2007年に設立されました。現在では韓国でも有数のゲーム会社に成長しています。クラフトンは2021年6月に新規株式上場を行って5,000億円もの資金調達に成功しています。このときの時価総額は2兆円を超えるというニュースが飛び交ったことで、海外のゲーム会社に着目している人に衝撃を与えました。
クラフトンの代表作と言えば何と言っても「プレイヤーアンノウンバトルグラウンズ(通称PUBG)」が有名ですが、他にも「ミストオーバー」、「エリオン」などもあります。本社所在地はソウルのカンナムです。
クラフトンは子会社としてPUBG JAPANも立ち上げており、日本でも求人は行われています。興味がある方は以下を参照してください。
https://en-gage.net/pubg_saiyo/
また、クラフトンはグローバルな採用活動を行っており、韓国、日本以外ではアメリカ、オランダ、インドなどで求人を出しています。
1-2. GRAVITY(グラヴィティ)
グラヴィティは2000年4月に設立された会社です。ゲーム開発や運営事業のほかに、マルチプラットフォーム事業、音楽、アニメ、書籍などの分野でも事業を展開しています。
とくに有名なタイトルとして2002年から18年以上も愛されている「ラグナロクオンライン」があります。他にも「ラグナロク」の世界を広げた作品が多数ありますし、キッズ向けの「PRORO Kids Game」などが存在しています。本社所在地はソウルの麻浦区(マポく)です。
グラヴィティは韓国の本社以外にもアメリカ、台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、日本に支社を設立しています。個々の支社で求人活動が行われていると思われますが、2021年10月現在は多くの求人を見つけることはできませんでした。
1-3. NEXON Korea(ネクソンコリア)
ネクソンコリアは1994年に韓国でネクソンとして創業しています。2000年にネクソンが他社と資本提携してネクソンジャパンが誕生しますが、2002年には他社との提携を解消。ネクソンジャパンはネクソンの子会社として活動を続けます。2005年に韓国のネクソンからネクソンジャパンに親会社機能が移動され、2009年にネクソンジャパンがネクソンに社名変更、2011年に韓国のネクソンは現在のネクソンコリアに社名変更をします。
このため、2021年現在の親会社は日本のネクソンで、ネクソンコリアは子会社という関係となり、韓国の京畿道城南市盆唐区に位置しています。韓国、日本のほかに北アメリカと台湾、タイとスウェーデンに拠点を持ち、190以上の地域にゲームの配信を行っています。
ネクソングループは「メイプルストーリー」と「アラド戦記」というそれぞれ15年を大きく超えて親しまれているロングランタイトルを持っていることを大きな強みとしています。
日本での求人は以下で確認できますので参照してください。
https://recruit.nexon.co.jp/job/
1-4. YD Online(YDオンライン)
YDオンラインは1999年にTriglow Picturesという会社名で設立されています。2002年に運営開始した「プリストンテール」は2021年4月に日本版の運営は終了しているものの、長く愛された作品となりました。その後、2009年に現在のYDオンラインに社名変更しています。
代表作としては「プリストンテール」、「アルビオン戦記」、「エクスビート」、「にゃんこレンジャー」などがあります。
YDオンラインのグローバルな採用活動、および日本での求人は2021年10月現在で確認できませんでしたが、韓国での求人は多数出ていますので興味がある場合、以下を確認してみてください。
http://www.ydonline.co.kr/ydon/?cat=9
2. まとめ
韓国の代表的なゲーム会社を紹介し、会社としての概要や代表作などをまとめました。
2020年の市場規模を見ると、韓国は約1.8兆円、日本は約2兆円とほぼ拮抗した数値が発表されています。とはいえ人口を考えれば、日本の1億2,648万人に対して韓国は半分以下の5,127万人ですからゲーム市場でのお金の動きが大きいことが伺えます。
このように熱狂的ユーザーが数多く存在する韓国ですから、今後も面白いゲームや優れたゲーム会社が生み出されていくでしょう。これからも韓国のゲーム開発状況から目を離すことはできそうにありません。
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