「ゲーム会社への就職はやめとけ」と言われる理由とは?ゲーム業界全体の問題

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ゲーム会社に就職するというと、ときに「やめとけ」と言う人が存在します。このコラムは、なぜゲーム会社への就職を止めようとする人がいるのか、その考え方は正しいのかをわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

1. なぜ「ゲーム会社への就職はやめとけ」と言われるのか

この項目では、まず「ゲーム会社への就職はやめとけ」と言われがちな理由について解説します。

1-1. ①ハードワーク・デスマーチのイメージが定着しているため

ゲーム会社というと、納期に追われて長時間残業しており、いわゆるデスマーチ(集団で「死」に向かって行進していることの例え)が日常化している印象があるようです。

確かに過去には月に100時間を大きく超える残業が常態化している会社もあったようですが、業界全体はホワイト化しており、実際に残業はあっても月に20時間程度、という会社が増えています。

また、納期が存在する業種ならどの会社でも追い込みの期間は存在し、ゲーム会社も各セクションの納期前などにはバタつくこともあるでしょう。とはいえ、その時期が過ぎれば残業も減り、休暇を取って心身を休めることが可能な会社が増えています。

1-2. ②福利厚生がしっかりしていない会社が一部あるため

ゲーム会社には福利厚生がしっかりしていないイメージもあるようです。そもそも福利厚生には、法的に定められた雇用保険や労災保険、厚生年金などがあり、これを守っていないと法に触れるので、さすがにそういう会社はほぼ存在しないと思って良いでしょう。

一方、法定外福利厚生と呼ばれる住宅手当や退職金制度、健康診断や社員食堂などの飲食の補助などは法で定められていないので、会社によってかなり差があります。例えば、有名大手や急成長したベンチャーゲーム会社には、おしゃれなカフェがあったりスポーツジムに格安で行けたりするところも存在します。その一方で、法に定められた以外の福利厚生は特にない小さな企業も存在することは確かです。

これについては、会社のホームページや求人情報などで事前に調べることができますから、福利厚生が不十分な会社を避ければよいだけのことです。従業員が数十人規模でも、かなり福利厚生が整っているゲーム会社も存在しますから、応募する際にしっかりチェックしておくことをおすすめします。

ゲーム会社ならではのユニークな福利厚生を取り入れている会社を紹介するコラムがあるので、ぜひ参考にしてください。
「ゲーム会社の福利厚生はどんなものがある?基本のものからユニークなものまで紹介」

1-3. ③売上が不安定なイメージがあるため

ゲーム会社というと、売上や利益が不安定なイメージがあり、その点で「やめとけ」という人もいるようです。

確かに、ゲーム業界は技術革新の流れが早く、新規参入してくる企業もあり、競争が厳しい特徴があります。そのため、現在トップランナー的位置にいるゲーム会社が10年後にその位置にいるとは限りません。

とは言え、現状の日本で10年後に存在することが約束された企業など存在しませんし、公務員ですら民営化や非正規化が進む中で、需要が守られるのかは怪しい時代です。そんな中で、次々と新しいタイトルが求められ、ゲーム実況配信やeスポーツなど新しい楽しみ方も生まれている希望ある業界は、むしろ少ないのではないでしょうか?

売上や利益が不安定な点があることは否定できませんから、リスクを極力避けたいと思う人には確かにおすすめできないかもしれません。しかし、ゲーム業界ほど利益が急上昇する可能性がある業界も少ないことなど、プラス面、マイナス面を考慮して就職を検討することをおすすめします。

1-4. ④給与が安い(やりがい搾取)のイメージがあるため

ゲーム業界には給与や年収が低いというイメージがあるようで、その点で「やめとけ」という人がいます。

確かに就職直後の給与は高いとは言いにくいですが、実際にはゲーム業界の平均年収は決して低くはありません。また、比較的平均年齢が低い業界であることを踏まえれば、むしろ「悪くない」とも言えるでしょう。30歳代くらいでかなり高い給与を獲得している人も多いことを踏まえれば、頑張れば高収入が期待できる優れた業界であるとも言えます。

ゲーム業界の職種ごとに平均年収を記載したコラムがあるのでぜひご参照ください。
「ゲーム会社の給料は?役職別の年収について説明!」

2. 就職先として選ぶことを避けたほうがよい会社の特徴

前の項目では、ゲーム業界全体のネガティブな印象の多くが間違いであることを解説しました。しかし、どの業界にもブラックな会社は存在しますので、この項目では「やめとけ」と言われるべき企業の特徴を記載します。

2-1. 給与情報が不明瞭だったり、規模に対して給与が高すぎたりする

まず募集要項で、給与や待遇の記載が不明瞭な会社は要注意です。また、会社の規模感や実績と比較して給料が高すぎる場合も注意が必要です。高待遇を装って人を誘い込み、ブラックな環境を押し付けてくる悪徳企業も残念ながら存在しているからです。

2-2. 実績などが漠然としており、会社規模に対して求人件数が多い

ゲーム会社は、開発やリリースの実績をアピールするのが一般的です。中には守秘義務があって開示できない情報もあるでしょうが、それでもある程度の実績や業務件数などの記載はできるはずですから、過去実績があいまいな会社には注意しましょう。

また、会社規模のわりにやたらと採用予定人数が多い場合、辞める人が多い前提で雇っている可能性があります。ヒットタイトルを生み出したことで事業拡大する、などの明確な理由がない限り、急激に人を増やそうとしている会社には用心してください。

2-3. 面接で質問に対して面接官が言葉を濁すことがある

面接時の質問に対してあいまいな回答しか返ってこない場合も、実態をごまかしている可能性があります。特に平均残業時間などを答えないような会社には注意すべきでしょう。

以下にブラック企業の特徴を細かく書いたコラムを張り付けておきますので、ぜひ参考にしてください。
「ゲーム業界=ブラック?実態と転職する上で注意したいポイントを解説」

3. ゲーム業界そのものに対して「やめとけ」と言われる理由

この項目では、ゲーム業界そのものの行く末を案じて「やめとけ」という意見について解説します。

3-1. ゲーム業界自体が衰退しているイメージを持たれているため

ゲーム業界は衰退しているというイメージを持つ人がいます。

しかしこれは全くの誤解で、ゲーム業界は日々成長しています。産業分野の市場調査を行っているPanorama Data Insightsが2022年3月に発表したデータでは、2021年の世界のゲーム市場は約2100億ドルであることに対して、2030年には約9500億ドル、約4.5倍にも成長すると予想しています。

その一方で、任天堂やソニーなどの日本企業がトップを席巻していた勢いはなくなっているため、相対的に「期待できない業界」という間違った印象が持たれているのです。

実際にコンシューマー市場は、2020年はコロナ禍の影響で急増したものの、2021年にはやや減少しているため、成長が瞬間的なものであったかのような誤解があります。

しかし、クラウドゲームの分野は国内でも順調に成長しています。『ファミ通ゲーム白書』によれば、2020年に15.3兆円であった市場は2024年に137.6兆円に成長すると予想されていますから、4年で約9倍にもなる可能性があるわけです。

これを整理すれば、日本がひとり勝ちしていた時代は去り、厳しい局面もあるものの、「業界が衰退している」というのは誤解であると言い切って良いでしょう。

この点について詳しく書いたコラムがあるので、ぜひご参照ください。
「日本のゲーム業界は衰退している?その原因と将来性を最新トレンドを踏まえて解説!」

3-2. 大企業は競争率が高く、中小企業は不安定で多忙なイメージがあるため

確かに、ゲーム業界で大手に入社するには激しい競争があります。また、中小企業が不安定なことも否定はできません。

しかし、そもそもこの傾向がない業界は存在するのでしょうか。大手で高収入が期待できるのに楽に入社できて、安定した中小企業ばかりの業界は、まず存在しないといってもいいでしょう。そのため「大手は競争率が高く、中小企業は不安定なのでゲーム業界はやめとけ」という人は、おそらく偏見で語っている可能性が高いです。

相手の未来を思って意見しているのならその気持ちには感謝すべきでしょうが、意見を鵜呑みにする前に、自分のゲーム業界に対する意思の強さを見直すことをおすすめします。

ゲーム業界の仕事は厳しいのか?という疑問に答えたコラムがあるので、ぜひご参照ください。
「ゲーム業界は「厳しい」?仕事内容や就職難易度などを解説!」

3-3. 人手不足で特定の人に多く働かせるイメージがあるため

ゲーム業界は人手不足が慢性化しているため、特定の能力を持つ人に仕事が集中する会社もあるでしょう。

これはゲーム業界に比較的転職や独立が自由な気風があることから、戦力として重要な中間層が不足しがちなことに起因しています。そのため、この点が心配な人は、面接時に年齢の分布を確認することや口コミをチェックすることなどをおすすめします。

3-4. 「趣味を仕事にするとその趣味が楽しめなくなる」ことが懸念されるため

あらゆる仕事で言えることですが、趣味を仕事にするとその後楽しめなくなる人はいるでしょう。

しかしその一方で、「好き」だから乗り越えられる苦難もあるはずです。どんな仕事でも、勤める中では苦労することは必ずあります。その時、嫌いなことで苦労するか、好きなことで苦労するか、と考えれば嫌いなことで苦労することの方が苦しいと思う人が多いのではないでしょうか。

また、業界に入って懸命に働いていれば、「〇〇さんのデザインはスゴイ」、「この演出は自分ならこうする」という具合に同業他者と切磋琢磨しながら成長して行ける喜びが増えます。これはプロになったからこそ味わえる楽しみですから、失う部分があったとしても、その分得るものがあることも事実です。

とはいえ、かなり人によって傾向が異なる問題でもあるため、自分がどういったタイプなのか(好きを仕事にするとモチベーションが上がるか下がるか)を見極めた上で判断することをおすすめします。

4. 後悔のないゲーム業界への就職をするなら、転職エージェントを利用するのがおすすめ!

今回注意を促したようなブラック企業に入らないことや、効率よく望む職種に就くためには転職エージェントの利用をおすすめします。

G-JOBエージェントは、ゲーム業界に特化しており、多数の優良ゲーム会社とのつながりを持っています。また、G-JOBエージェントの面談担当者は、「ゲーム会社人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネジメント経験」「国家資格キャリアコンサルタント」のいずれかに該当するプロフェッショナルですから、ゲーム会社への転職を求める人に対して的確なサポートやアドバイスができます。

https://game-matching.jp/

5. まとめ

「ゲーム会社への就職はやめとけ」と言われる理由を紹介し、その多くが誤解に基づいていることを解説しました。

ゲーム業界は「なんとなく」堅実なイメージを持たれにくく、長時間残業が多いイメージや浮き沈みが激しい印象を持たれていますが、必ずしもそうではありません。ゲーム業界への転職を希望する人は、根拠のない「イメージ」に惑わされることなく、ぜひ希望を捨てずにトライを続けてください。

その一方で、ゲーム業界への転職は競争率が高い実情もあり、個人の力では効率の良い転職活動が難しい現状もあります。G-JOBエージェントはゲーム業界に特化した転職コンサルティングを行っていますから、それぞれの方の希望を踏まえながら、ゲーム会社とのパイプ役として機能します。ゲーム会社への転職を考えるなら、ぜひG-JOBエージェントにご相談ください。

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