ゲーム業界で転職に人気の会社とは?年収別で見るランキング

ゲーム業界への転職を考える人には、どんな会社が人気なのでしょうか? このコラムでは、ゲーム業界で転職先として選ばれやすい会社の特徴を解説した上で、ゲーム業界の平均年収上位10社を紹介します。また、ゲーム業界への転職を成功させるポイントも記載しますのでぜひ参考にしてください。

1. ゲーム業界で転職に人気となる傾向にある会社の特徴

この項目では、まずゲーム業界で転職先として人気がある会社の特徴を解説します。

1-1. 平均年収が高い

業界によらず、平均年収が高い会社は多くの人がエントリーする理由の上位です。当コラムの「平均年収で見る、人気ゲーム会社」で詳しく解説しますが、ゲーム業界は平均年収が800万円を超える会社も多数ありますし、1,000万円超の会社も存在します。

このため、経験がある人なら年収アップを求めてゲーム業界内で転職することが多いです。また異業種からの転職だといきなり高収入は望みにくいかもしれませんが、将来的には高い収入を期待できます。

1-2. 有名IPを保持しているパブリッシャー

有名IPを保持しているゲーム会社はそれだけ知名度が高いということですから、転職先として人気があります。プレイして感動したゲームや、何度もやりこんだゲームの新作に関わることは、ゲーム会社への就職・転職を目指す多くの人にとっての憧れだからです。

1-3. 優秀な人材が集まっていて技術力が高く、キャリアアップに直結しやすい

ゲームクリエイターの中にはファンに名が知られた人も多数いますから、優秀な人材がいる会社は転職候補に上がります。また技術力で定評がある会社もキャリアアップにつながることから、転職先としてしばしば選択されます。

1-4. 福利厚生がしっかりしている

業界によらず福利厚生がしっかりしている会社は人気があります。そんな中でもゲーム会社には独自性が高い福利厚生を用意している会社があるので、転職者が多いのもうなずけます。

2. 平均年収で見る、人気ゲーム会社

この項目では、ゲーム会社の平均年収上位10社について代表作や概要を紹介します。なお、下記の年収数値は、年収マスターの「玩具・ゲーム業界内の平均年収ランキング」(2024年2月10日発表)を参照しています。

2-1. スクウェア・エニックス・HD

平均年収:1,259万円
代表作:『ドラゴンクエスト』シリーズ、『FINAL FANTASY』シリーズなど

会社概要:『FINAL FANTASY』シリーズで有名な旧スクウェア社と、『ドラゴンクエスト』シリーズで有名な旧エニックス社が、2003年に合併してできた会社です。

両タイトルとも日本を代表するRPGとして知られており、合併後も新作が次々と生み出されています。

また、それ以外にも多数の人気ゲームを開発・リリースしており、世界中のゲームファンに広く知られているゲーム会社です。

2-2. ソニーグループ

平均年収:1,102万円
代表作:『PlayStation』シリーズ(家庭用ゲーム機)、『The Last of Us』シリーズなど

会社概要:パソコンやカメラなどテクノロジーの分野だけでなく、保険や金融業、映画や音楽など幅広い事業を展開するグループ企業です。

ゲーム業界では、1990年代にリリースした家庭用ゲーム機『PlayStation』が世界中で人気を獲得、以来家庭用ゲーム機の分野で最大手の一角として君臨しています。

また、ゲームソフトの分野でも『The Last of Us』シリーズや『グランツーリスモ』シリーズなど多数の人気作を輩出しています。

2-3. バンダイナムコHD

平均年収:1,057万円
代表作:『テイルズ(オブ)』シリーズ、『機動戦士ガンダム』シリーズなど

会社概要:玩具も販売しており、『機動戦士ガンダム』シリーズや『ドラゴンボール』シリーズなど、アニメタイアップの超有名IPを多数所持しているイメージが強いかもしれません。

しかし、『パックマン』や『太鼓の達人』などの往年の名作もありますし、『テイルズオブ』シリーズなどのオリジナルゲームの開発にも力を入れています。

2-4. 任天堂

平均年収:986万円
代表作:『Nintendo Switch』(家庭用ゲーム機)、『スーパーマリオ』シリーズなど

会社概要:1889年(明治22年)から事業を行っているので、日本で最も古いゲーム会社です。1970年代にはすでに業務用ゲームを開発していますが、1980年代に『ゲーム&ウォッチ』や『ファミリーコンピュータ』を開発したことでゲーム業界のトップランナーになっています。

2024年現在も『Nintendo Switch』は家庭用ゲーム機の代表的存在ですし、ゲームソフトの分野でも多数のヒットタイトルを生み出しています。

2-5. ディー・エヌ・エー

平均年収:857万円
代表作:『怪盗ロワイヤル』、『ファイナルファンタジー レコードキーパー』など

会社概要:1999年に設立された会社で、2000年代に開設した「モバゲー」というソーシャルサイトでゲームを扱うようになります。

ゲームのほかに、配信アプリや医療・ヘルスケア、オークションサイトなど幅広い分野に事業を展開しています。また、スポーツについてはプロ野球チームやプロサッカーチームを所有しています。

2-6. セガサミーHD

平均年収:832万円
代表作:『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズ、『龍が如く』シリーズなど

会社概要:1960年代からアミューズメント向けゲーム機を開発し、その後も家庭用ゲーム機やゲームソフトを生み出したセガと、パチスロなどの遊技機で有名なサミーが合併してできた会社です。

2024年現在もゲームアプリや遊技機の両分野でヒット作を生み続けています。

2-7. アカツキ

平均年収:825万円
代表作:『シンデレラナイン』シリーズ、『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』など

会社概要:2010年にわずか3人で始めたそうですが、その後の十数年で業界の年収ランキング上位に入るという驚異的な発展をとげた会社です。ゲーム事業のほかにコミック事業やメディアミックスプロジェクトなども展開しています。

2-8. グリー

平均年収:820万円
代表作:『ヘブンバーンズレッド』、『アサルトリリィ Last Bullet』など

会社概要:グリーは2024年2月現在も代表取締役を務める田中 良和氏が、2003年に個人でSNSサイトを立ち上げたことから始まっています。

2007年に世界初のモバイルソーシャルゲーム『釣り★スタ』をリリース、翌年には株式上場。その後関連会社の設立やDXやメタバース、マンガやコマースなどの新事業参入などを行いながら、現在も発展しています。

2-9. サイバーエージェント(Cygames)

平均年収:817万円
代表作:『グランブルーファンタジー』、『ウマ娘 プリティーダービー』など

会社概要:サイバーエージェントは1998年に設立され、2004年に「ameba」というネットサービスを開始しています。その後2009年にゲーム事業を本格化し、2011年にはCygamesを設立、それ以降も多数のヒットタイトルを生み出し続けています。

2-10. カプコン

平均年収:766万円
代表作:『バイオハザード』シリーズ、『ストリートファイター』シリーズなど

会社概要:カプコンは1979年の設立当初からゲーム関連の仕事をしています。1990年代にリリースした『ストリートファイターⅡ』や『バイオハザード』はゲームとして大ヒットしただけでなく、ハリウッド映画にもなるほど海外でも人気を獲得します。

その後もヒット作を多数生み出しながら、現在もゲーム業界大手の位置を守っています。

3. 人気ゲーム会社に転職する際のポイント

この項目では、ゲーム会社に転職する際に気を付けるべきポイントを記載します。

3-1. 中途であっても倍率やハードルは高いため、しっかりと実績を積んでから応募をする

ゲーム業界は平均的に転職先としての人気が高いので、中途採用への募集でも競争率が高いことが予想されます。そのため、未経験者にとってはハードルが高めです。

これを踏まえて、ゲーム業界内でも経験値が生かせる職種を選ぶことが重要です。また未経験からの転職であれば、まず小さい会社に入って実績を積むことや、スクールなどに通ってスキルを付けることなどをおすすめします。

3-2. 求人数の増えるタイミングで応募をする

中途採用の募集には季節やタイミングはあまり関係ないと思われがちですが、求人数が増えるタイミングは存在します。一般的に中途採用の募集が増えるのは、3~4月、9~10月です。これは新年度の始まりや下期の始まりに向けて人員をそろえることを考える企業が多いからです。

ただし、ゲーム業界はプロジェクト制でゲーム開発をすることが多いので、転職はあまり時期に左右されないという見方もあります。

このため、比較的求人数が増える時期を念頭におきつつ、気になるゲーム会社の採用情報は定期的に見る習慣をつけることをおすすめします。

3-3. 転職エージェントを使って効率的に転職活動を行う

ゲーム業界への転職を成功させるには、ゲーム業界に詳しい転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントを利用すると、希望する職種や年収に合う会社をマッチングしてもらえますし、転職する上でのアドバイスも期待できます。

「G-JOBエージェント」はゲーム業界に特化した転職エージェントです。扱っている求人はすべてゲーム関係会社ですし、ゲーム業界内に多くのパイプがあるので他の転職エージェントが紹介できない案件も多数用意できます。

また、担当するスタッフは、「ゲーム会社の人事を3年以上経験している」、「ゲーム開発現場でのマネジメント経験がある」、「キャリアコンサルタントの国家資格を有している」という条件のどれかに該当しています。そのため、転職成功に向けた細やかなサポートが可能です。

4.まとめ

ゲーム業界で転職先として人気がある会社の傾向を解説した上で、ゲーム業界の年収ランキング上位10位の会社を紹介しました。また、ゲーム業界に転職する際のポイントも記載しているので、ゲーム業界への転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

また、ゲーム会社への転職を考えているのであれば、ゲーム業界に特化した転職エージェントである「G-JOBエージェント」の利用をおすすめします。G-JOBエージェントを利用すると、転職に役立つサポートが受けられますし、ほかの転職サイトが扱わない非公開求人への応募も可能です。

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