ソニーインタラクティブエンタテインメントに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント
このコラムは、人気のゲーム会社「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」で働きたいという人に向けて、企業情報や推定採用倍率などを解説します。
ソニーインタラクティブエンタテインメントに就職したいと考えている人は、ぜひ熟読して参考にしてください。
目次
1.ゲーム会社「ソニーインタラクティブエンタテインメント」とは
ここではまず株式会社ソニーインタラクティブエンタテインメントの企業情報を紹介していきます。
1-1. ソニーインタラクティブエンタテインメントの会社データ
株式会社ソニーインタラクティブエンタテインメントは、東京都港区港南1丁目7番1号 ソニーシティにある会社です。
1993年11月16日創業、2010年4月1日設立(会社分割)、資本金は1億1千万円で、2019年9月30日現在の代表取締役社長(COO)はジム・ライアン氏です。
株式会社ソニーインタラクティブエンタテインメントの2019年3月期の売上高は9137億円で、従業員数は非公開となっています。
グループ会社としては、Sony Interactive Entertainment LLC.、(株)ポリフォニー・デジタル、(株)フォワードワークスがあります。
1-2. ソニーインタラクティブエンタテインメントの代表作
なんといっても、プレイステーションシリーズが挙げられるでしょう。
タイトルとしての代表作は、「アークザラッド」シリーズ、「ワイプアウト」シリーズ、「ワイルドアームズ」シリーズ、「みんなのGOLF」シリーズ、「サルゲッチュ」シリーズ、「ぼくのなつやすみ」シリーズ、「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズ、「アンチャーテッド」シリーズ、「GRAVITY DAZE」シリーズなどがあります。
1-3. ソニーインタラクティブエンタテインメントの歴史
ソニーインタラクティブエンタテインメントの歴史は、前身であるソニー・コンピューターエンタテインメントとプレイステーションのナンバリングのリリースがメインとなり、そのあいだあいだで多くのファンを持つ上記代表タイトルをリリースしています。
・1993年、ソニー・コンピューターエンタテインメント設立
・1994年、プレイステーション発売
・2000年、プレイステーション2発売
・2006年、プレイステーション3発売
・2013年、プレイステーション4発売
・2016年、ソニーインタラクティブエンタテインメント設立
1-4. ソニーインタラクティブエンタテインメントの部署
ソニーインタラクティブエンタテインメントの詳細の部署名は公開されていませんが、求人の対象としている職種には、ゲーム製作系としてゲームプログラム、ゲームデザイン、ビジュアルアート、サウンドデザインなどがあります。
デザイン系にはWebデザインやGUIデザインなど。技術系職種にはソフト開発、ハード開発、ネットワークサービス開発、研究開発、ビジネス開発・商品企画、特許技術など。事務系には、広報、営業、経理、経営管理、法務・渉外、人事、生産管理、物流戦略、カスタマーサポート、カスタマーリレーション、情報システム、総務など幅広い職種が存在しています。
母体であるソニー株式会社は音楽関連、家電の制作販売、銀行、保険会社、半導体製造、映画製作など多様な分野で活動するコングロマリットな企業です。
なお、ソニー株式会社の2018年度の決算は、8,665,687百万円(8兆6656億円)と発表されています。
2.ソニーインタラクティブエンタテインメントの新卒採用状況
ここでは、ソニーインタラクティブエンタテインメントの新卒採用状況を解説していきましょう。
以下の記事では、他のゲーム業界における大企業の倍率も説明しています。
併せてチェックしてみてくださいね。
「人気ゲーム会社の就職倍率は?内定を勝ち取るためのポイントも説明」
2-1. ソニーインタラクティブエンタテインメントの新卒採用人数
就職四季報2020年度版の情報によれば、2019年にソニーインタラクティブエンタテインメントが新卒採用したのは26名でした。
2-2. ソニーインタラクティブエンタテインメントの推定倍率
ソニーインタラクティブエンタテインメントの2019年新卒採用は26名と公表されていますが、どのくらいの人がエントリーしたのかは公表されていません。
このコラムではソニーインタラクティブエンタテインメントの倍率を推定するために、多様さで比較的共通性がある「KADOKAWA」の2014年における事務系求人のエントリー総数が約4200人だったことに着目して、求人倍率を推定算出します。
採用26名に対して、エントリーした人が4000名とすると、求人倍率=4000/26=約153.8倍となります。
2-3. ソニーインタラクティブエンタテインメントにエントリーする上で大切なポイント
ソニーインタラクティブエンタテインメントの2020年度卒業生向けの募集要項を見ると、大学生、大学院生、短大生、専門学校生がエントリー対象となっていますから、高卒者にエントリー資格はありません。
ただし募集対象の学部や学科は絞っていないので、大学や専門学校、短大を卒業予定の人なら学んだ内容によらずエントリー資格はあるようです。
以下が募集要項のサイトとなっていますので、就職を希望する方は以下を熟読してください。
3.ソニーインタラクティブエンタテインメントへの就職がおすすめの人
ソニーインタラクティブエンタテインメントには他のゲーム会社とは一線を画す特徴があります。
ここではその特徴を紹介しつつ、どんな人がソニーインタラクティブエンタテインメントへの就職に向いているのかを説明します。
3-1. ハード開発に興味がある人
ソニーインタラクティブエンタテインメントは、世界中で有名なゲーム機プレイステーションを開発販売している会社です。
プレイステーション4は2019年5月の時点で累計販売数9680万台を超えていますから、間もなく1億台を突破するでしょう。
世界有数の販売台数を誇るゲーム機の開発に関係したいと思う人は、ソニーインタラクティブエンタテインメントへの就職をお勧めします。
3-2. ネットワークサービス開発に興味がある人
ソニーインタラクティブエンタテインメントはプレイステーションというハードウェアの開発だけでなく、プレイステーションネットワークというネットワークサービスも展開しています。
今やゲーム類の多くはオンライン上でさまざまなサービスを受けたり、各地のプレイヤーとつながったりするのが当たり前のようになっていますが、ソニーインタラクティブエンタテインメントでは独自のオンラインサービスを展開しています。
ネットワーク開発やサービス展開に興味がある人は、ゲーム業界の中でも特にソニーインタラクティブエンタテインメントへの就職がお勧めです。
3-3. ワークライフバランスを大切にしたい人
ソニーインタラクティブエンタテインメントは、ワークライフバランスの良さを大きく打ち出しています。
日常の勤務でのフレックスタイム制だけでなく、「月間フレックス」という制度もあるので、月の中で労働時間を調整することもできます。
また、育児休暇取得率が90%以上、小学生以下の子供を持つ家庭であれば短時間勤務が可能、子育てや介護のためのテレワークが可能など、非常に先進的な取り組みを率先して行っています。
4.まとめ
ソニーインタラクティブエンタテインメントに就職したいと考えている人に向けて、さまざまな企業情報や、ソニーインタラクティブエンタテインメントならではの特徴などを解説してきました。
プレイステーションという強力なハードウェアや、独自性が高いプレイステーションネットワーク、日本でも有数の業務環境を持つソニーインタラクティブエンタテインメント、競争率が高いので就職へのハードルも大きいですが、しっかり自分のスキルを高めてエントリーに備えましょう。
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