「レトロゲーム」ってそもそもどういうもの?代表的な作品や境界について考える


 
動画配信やネット情報でも話題のレトロゲームは、簡単な操作性が魅力で人気上昇しています。また一昔前の流行アイテムとして、懐かしさを感じながら楽しめると注目されているのです。
 
しかしレトロゲームについてよくわからず、枠組みや定義などに疑問を持つ方もいるかもしれません。そこで今回の記事では、レトロゲームはどこからが境界線になるのか、また代表的な作品も合わせて詳しく紹介します。
 

レトロゲームとは

レトロゲームとは、家庭で楽しめるゲーム機や古いゲームのことを広く言う言葉です。その定義は幅広く、さまざまなゲームがレトロゲームとして扱われています。
 

どこまでが「レトロゲーム」?

実際のところどの時代からいつまでのゲームをレトロゲームと指すのかは、人によってさまざまです。ここでは境界線の考え方をいくつか紹介しましょう。
 

・「2D=レトロゲーム」という考え

多くのゲーム機メーカーが開発と発展を繰り返し、瞬く間にモニターで映し出されるキャラクターのクオリティは、高くなりました。最近のゲームは細かい動作ができ、さらに奥行きのある3D映像で楽しめるように進化しています。
 
家庭用ゲーム機の出始めたころは、ほとんどが2Dのような平面の映像で動きも限定されていました。最近のゲームとの比較によって、レトロゲームとして考えられているケースもあるのです。家庭用ゲーム機の代表的なファミコンをはじめとして、後継機としても人気を博したスーパーファミコンも、2D同様のレトロゲームと言えると考えられています。
 

・「○○年代(例:1980年代)までのゲーム」という考え

レトロゲームの境界線を、年代別に考えて分ける考え方もあります。たとえば1980年代であれば、ファミコンやゲームボーイなどが発売されました。誰もが懐かしむレトロゲームの代表格とも言えるでしょう。また1990年代では、スーパーファミコンなどが発売されて大きな話題を呼びました。
 
このような年代別で境界線を区切ることで、レトロゲームの定義を当てはめる考え方もあるのです。
 

・「32bitまでのハードタイトル」という考え

「8bit」や「16bit」などゲーム機に表記されていますが、このbitと呼ばれる数値で性能を表しています。数値が低ければ、画面で表現できる動きやクオリティは低いと言えます。Bitの数値が高くなればなるほど、ゲームは高性能と言えるのです。
 
たとえば高性能のNINTENDO64であれば、その名のとおりbit数が64となります。そのため動作スピードも格段に高くなり、ゲーム機としては最新のアイテムに引けを取らないかもしれません。このbit数をベースにして境界線を設けることで、PlayStationのような32bitまでのハードタイトルを、レトロゲームとして考えもあるのです。
 

・「レトロゲーム専門番組で紹介されたらレトロゲーム」という考え

多くのゲームファンを魅了するレトロゲームの専門番組があり、そこで紹介されるとなれば、そのゲームはレトロゲームと言えるという考え方もあります。懐かしの場面をはじめ、当時を振り返れるプレイを再現した番組内容は、まさに自分が経験してきたゲームの思い出を感じられるかもしれません。昔を懐かしむゲーム紹介の番組で取り上げられたなら、それはレトロゲームとして言えると感じる方も多くいます。
 

代表的なレトロゲームとして扱われるタイトル

レトロゲームには社会現象を起こしたソフトや、時代とともにバージョンアップを重ねてきたゲームなど、さまざまなゲームがあります。その中でも代表的なレトロゲームとして扱われているタイトルを、ここではいくつか紹介しましょう。
 

上記の多くに当てはまるタイトル

上記で説明された境界線によって分けられるレトロゲームの代表作として、『マリオブラザーズ』があるでしょう。ファミコン・スーパーファミコン、ゲームボーイでもお馴染みです。WiiやNintendo Switchなどの新機種でも楽しめるゲームです。ゲーム機の枠組みを超えるだけではなく、時代を超えて今も人気を博しているゲームでもあります。その初期マリオブラザーズは、まさにレトロゲームの代表作として人気・知名度ともにあると言えるでしょう。
 

ナンバリング初期のタイトル

レトロゲームの中には、長い歳月を経過してバージョンアップをしていくゲームがあります。その中でもナンバリングが初期のタイトルは、レトロゲームの代表作とも言えるでしょう。たとえばファミコンでお馴染みの日本を代表する『ドラゴンクエスト』は、1・2・3とナンバーが重なるにつれて話題性を呼びました。さらには学校を休んでまでもクリアしたいRPGとして、社会現象にもなりました。
 
また『ファイナルファンタジー』もドラゴンクエスト同様、ナンバーを重ねていき人気も加速させていったのです。このようなナンバリングされたゲームの初期タイトルは、レトロゲームの代表作として周知されているのです。
 

リメイクが出ているタイトルのリメイク前バージョン

過去のゲームソフトをリメイクすることによって、昔を懐かしみながらも新感覚なゲームを楽しめると、注目されています。リメイクの対象ソフトはファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイなどの一昔前のタイプが多く、レトロゲームと言われているものが少なくありません。たとえば『ゼルダの伝説』や『バイオハザード』などリメイクされることで、懐かしさだけではない新たな冒険やゲームを楽しめるでしょう。
 
そのためこれらリメイク前のバージョンは、レトロゲームの代表作としても人気があるのです。
 

まとめ

遊びのツールとしても人気があるゲームは、いつの時代でも大人も子どもも魅了されて、夢中になって遊ぶこともあるでしょう。そういったゲームも歴史を重ねることで一昔前のレトロゲームとなり、新たな魅力として注目されています。今回の記事で紹介したように、どこまでがレトロゲームの境界線なのかをイメージしてみましょう。初めてレトロゲームを体験する方にとって、ゲームを選ぶ参考になるでしょう。
 
また代表作を知ることでソフトを選択する時に、何を選んだらよいか悩まずに済むかもしれません。昔を懐かしむ方も、興味があるけれど初めてレトロゲームをする方も、ぜひとも記事を参考にしてみてください。
 

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