ゲーム業界で転職を考えたらまずやることは?転職活動で最初の一歩を教えます
ゲーム業界での転職活動を始めるとき、いきなり求人を見てエントリーすることもあるかもしれません。しかし、転職活動をスムースに進めていきたいのであれば、エントリー前に行うべきことが複数あります。
この項目では、ゲーム業界の転職で早期に取るべき行動を解説し、ゲーム業界での転職活動に役立つ情報を多数紹介します。
1. ゲーム業界で転職を考えたら最初にすべき3つのこと
ゲーム業界で転職活動を始める場合、最初に決めるべきことが3つあります。
・本格的に転職活動を始めるタイミング
・転職活動のスケジュールと内定目標時期
・頼る転職活動サービスを決定する
以下の項目でそれぞれの内容や意味を解説していきます。
1-1. 本格的に転職活動を始めるタイミングの決定
転職活動を始めるときにまず決めるべきなのは、現会社を退職してから転職活動を始めるのか、現会社に勤めながら転職活動を行うのかの2択です。
以下にそれぞれのメリット・デメリットを解説するので、状況やライフスタイルにあった方法を選んでください。
1-1-1. 現会社を退職してから転職活動を始めるメリット・デメリット
現会社をまず辞めてから転職活動を開始する場合、時間の余裕ができることが最も大きなメリットです。
働きながら転職活動をするより圧倒的に時間の有利さが生まれるので、エントリー先の調査に時間をかけることができます。また志望動機、ポートフォリオの作りこみなど自己をアピールする素材作りに力を入れることもできるでしょう。ほかにも転職に有利になるスキルの獲得に時間を使うこともできますし、趣味などにも時間を割いて精神的に充実した状態で転職活動ができる利点もあります。
ただし、辞めてから転職活動を始めると収入が途切れることになるため、金銭的な不安があると転職先の決定を妥協してしまうことにもなりかねません。そのため、この選択は預貯金に余裕がない人には向きません。
退職してから転職活動を始める場合に懸念される貯金問題については、以下のコラムで詳しく解説しています。ぜひ併せて参考にしてください。
「ゲーム業界での転職活動にはいくらの貯金が必要?転職と収入のポイント」
1-1-2. 現会社に在籍中に転職活動を始めるメリット・デメリット
現会社で働きながら転職活動を行うと、まず収入が途切れる期間を最小にできるメリットがあります。
転職先が決まって、現会社を辞める際、締め日や給料の支給日などの都合で収入に間隔があくことはあり得ますが、就労しながら転職活動を行えば収入面での不安を軽減可能です。
また、就労期間にブランクができないので転職先に「働いていない時期がある」というマイナスイメージを与えません。さらに、転職活動が思うように進まなくても現会社にいることができますから、転職の意志が鈍ったときの退路を残せる点も大きなメリットです。
一方、働きながら転職活動を行うことにはデメリットもあります。まず就労している以上拘束時間があるため、転職活動に割ける時間が限られます。転職活動では候補企業探しや候補企業の分析・調査、エントリー手続きや相手企業とのやり取りなど、やるべきことは少なくありません。そのため、現状の仕事と転職活動のどちらかがおろそかになることもあり得ます。
また、現会社にバレないように転職活動を進めることにストレスを感じる人もいますし、タイミングよく辞めることができるかどうかの不安もつきまといます。
1-2. 転職活動のスケジュールと内定目標時期の決定
転職活動には平均で3~6ヶ月程度の期間を必要とすると言われていますし、取り組むべきことも多数あります。そのため、転職活動の中で行うべきことをまず把握し、スケジュールや内定目標時期を、早い段階で決めておくことをおすすめします。
1-2-1. 最低限決めておきたいスケジュール内容
ここでは転職活動で行うべきことと、それぞれの項目にかかる期間の目安を解説します。
・自己分析と企業分析(約2週間)
まずは転職に求めることを列挙し、優先順位を決めて転職軸を固めましょう。また、自分のスキルや経験を棚卸して、アピールできることや苦手なことなどを整理することもミスマッチ防止に役立ちます。
さらに、転職候補企業の情報収集や分析も転職では欠かせない工程です。ゲームの開発実績や収支状況、理念や社風、沿革や今後の方針などを把握することで、自分の将来像にあっているかを判断できます。また、相手企業を理解できていれば、志望動機の作成や面接対策にもプラスになります。
・PR材料作成とエントリー(約2週間)
転職希望先にエントリーする前に、まず自分の履歴を整理しておく必要があります。また、ゲーム業界でクリエイターやエンジニアの仕事をする人であれば、スキルや実績を伝えるためのポートフォリオの作りこみも重要です。これらの準備や作成をするにはおおむね2週間程度かかると考えておきましょう。
エントリーしても面接までたどり着けないこともあるので、複数の企業に同時に応募しておくことをおすすめします。
ただし、複数の企業に同時エントリーする場合でも、志望動機などの使いまわしは推奨しません。志望動機はその企業に入りたい熱意や入社後にどんな活躍ができるかを示すものなので、企業の特徴や理念などを踏まえて、一社ごとに用意するのが基本です。
・企業とのやり取りや面接(約1ヶ月)
エントリーして書類選考を通過すれば、企業から面接に向けた連絡が来ます。同じ時期にエントリーした企業から面接の打診が来る場合、日程的にも同時期になりがちなので、無理なくスケジュール調整することも重要です。
面接前にも企業情報のおさらいやよくある質問への返答準備など、やるべきことは多数あります。提出書類は時間をかけて準備できますが、面接は採用担当者と対面した状態でその場で対応しなければならないので、話すスピードなども練習しておくことをおすすめします。
・内定、退職、入社(1~1.5ヶ月)
企業から内定通知が来たら、その企業に入るのかを検討する必要があります。ほかに選考中の企業がある場合、即時に返答する義務はありませんが、返答を待ってもらえるのは1週間程度が限度と考えてください。
企業によっては2、3日で返答してほしいと言われることもあり、必ず1週間程度の時間がもらえるとは限らないことは考慮しておきましょう。
内定を承諾して転職を決めたら、現会社に退職の意志を告げ、退職日の決定や引継ぎの開始など、滞りなく辞める準備も始めなければなりません。現会社を退職して入社日を迎えれば、転職活動は終わりです。
1-3. 頼る転職活動サービスの決定
転職活動サービスには、求人サイトや求人広告、企業のWebサイトやハローワークのほか、転職エージェントなどがあります。求人サイトを見て応募する人や、企業のリクルートサイトから応募して、その後は自力で転職活動を進める人もいる一方、転職エージェントを利用する人もいます。
それぞれの方法にメリットがありますが、アドバイスなどを得られるのはハローワークか転職エージェントです。
以下で転職活動サービスのおすすめ度を解説します。
1-3-1. 【おすすめ度★☆☆】一人で転職活動を頑張る
一人で転職活動を頑張る人もいるかと思いますが、提出書類の作成や面接対策、転職を希望する企業とのやり取りや交渉など、すべてを自分の力で行う必要があります。そのため時間のやりくりが大変ですし、迷っても頼る相手がいないことから、おすすめ度が低い選択肢です。
1-3-2. 【おすすめ度★★☆】転職エージェントに依頼する
転職エージェントは、提出書類の作成や面接対策などをサポートしてくれますし、企業とのやり取りを仲介してくれます。また面接日の調整や給料を含む待遇の交渉など、個人ではやりにくいことにも対応してくれるメリットもあります。さらに、転職希望者の強みを整理してくれますし、今後のキャリアについての相談にも乗ってくれるなど、一人で転職活動をするときには得られない利点が豊富です。
ほかにも、転職希望者のスキルや経験を踏まえた転職先をマッチングしてくれますし、非公開求人の情報も提供してくれます。このように豊富なメリットがあるにも関わらず、転職希望者は基本的に無料で転職エージェントを利用できるので、頼らない手はありません。
1-3-3. 【おすすめ度★★★】業界に特化した転職エージェントに依頼する
業界に特化した転職エージェントは、上記の一般的転職エージェントのメリットをすべて網羅したうえに、転職を希望する業界に精通している強みを持っています。
ゲーム業界に特化した転職エージェントなら、プロジェクト制などのゲーム業界ならではの文化や慣習を踏まえた対応をしてくれますし、ポートフォリオの作り方へのアドバイスなども期待できます。
さらに、一般的な転職エージェントよりゲーム会社とのつながりも深いので、ゲーム業界への転職を希望する人が欲しい情報を提供してもらえるメリットがあります。
これらを踏まえて、ゲーム会社への転職を希望するなら、ゲーム業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
2. 転職エージェントに頼る場合の選び方と相談のタイミング
この項目では、転職エージェントの選び方や、相談すべきタイミングなどを解説します。
2-1. 相談タイミングのおすすめは「本格的な転職活動に入る前」
転職エージェントに相談するタイミングは、本格的な転職活動に入る前、つまり転職活動をしようと思ったタイミングです。転職エージェントは転職活動の最初期に行うべき、自分の強みや転職軸の決定、企業調査など根本的な部分をサポートしてくれるからです。
また、企業との対応仲介や面接日の調整、面接対策など、どの段階でも転職をサポートしてくれるので、転職活動のすべての工程で強い味方になってくれます。
転職先が絞れていない段階でも転職エージェントは相談に乗ってくれるので、転職を思い立ったらまず転職エージェントに相談することをおすすめします。
2-2. 業界に特化した転職エージェントがおすすめ!
業界に特化した転職エージェントは、その業界の文化や慣習を踏まえたサポートをしてくれますから、転職する業界を決めている人にとって強い味方になってくれます。
多数の業界への転職をサポートする一般的な転職エージェントにはわからない専門用語でも、ゲーム業界に特化した転職エージェントなら分かったうえでサポートしてくれますから、転職先をゲーム業界と限定している人なら、ゲーム業界特化型の転職エージェントを選ばない理由はありません。
「G-JOBエージェント」はゲーム業界の求人だけを扱う転職エージェントで、多数のゲーム会社に太いパイプをもっています。そのため、ゲーム会社の内情を踏まえたサポートをしてくれますし、ゲーム会社の非公開求人も豊富に扱っています。
3. まとめ
ゲーム業界での転職を考える人が最初にすべきことをまとめました。転職活動をする際に最初にすべきことは、会社を辞めてから転職活動をするか、在職しながら転職活動をするかの選択や、スケジュールの想定、頼る転職活動サービスの決定の3項目です。
ゲーム業界に特化したG-JOBエージェントなら、ゲーム業界への転職を目指す活動のどの段階でも適切にサポートしてくれるので、ぜひ早い段階で相談してください。
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