ゲーム会社に第二新卒で入社したいときのポイントは?

 

このコラムは、第二新卒としてゲーム業界への転職を目指す人に向けたものです。

「一度は他の業種に入ったものの、やはり憧れのゲーム業界に入りたい」という人や、「ゲーム会社に入ったけど別のゲーム会社でやり直したい」という人もいるでしょう。

 

そんな人に向けて、第二新卒でゲーム会社に就職する際の期待される点や注意点などをまとめていきます。

 

1.ゲーム会社が第二新卒に期待するもの

ゲーム会社 第二新卒

「第二新卒」という言葉は近年よく聞くようになりましたが、実は明確な定義があるわけではありません。

一般的には高校や大学を出ていったん新卒就職したものの、描いていた仕事内容と違うと思った場合や、入った会社と自分自身の適正にミスマッチがあったと感じる場合などに、3年以内に転職を目指す人を指します。

 

1-1. ビジネスマナーなどの社会人スキル

第二新卒はいったん社会人の経験をしているわけですから、雇用する企業としては新卒の学生よりもビジネスマナーは身に付けていることを前提としています。

ゲーム業界は職種によってはビジネスマナーにあまりこだわらないというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、名刺の受け渡しや社外への電話対応、メールのマナーなどは軽視されるものではありません。

 

1-2. 社会人としてのマインドセット

新卒者を採用した場合、企業側はまず「社会人になった自覚」を持たせることから始める必要があります。

一方の第二新卒者は就業体験がありますから、既にマインドセットは必須の条件でしょう。

経験値は少ないので技能的には高くはなくても、業務に向ける意識が高いことは企業にとっては大きなプラスです。

 

また、望んで転職している前提ですから、二つ目として入る企業にはスキルや方向性の面でミスマッチはないだろうという点も期待されます。

 

1-3. 中途・キャリア採用と比較した際の会社の社風に馴染むまでのスピードの速さ

企業側としては中途採用、キャリア採用の人は即戦力の人材としての期待値はあるものの、過去に行ってきた仕事の進め方に固執してしまう人もいて面倒な存在になるリスクもあります。

 

転職した側としては新しい会社にプラスになるものを多く提供して、早めに立ち位置を確保したいという思いもありますから、積極的に「良いと思う仕事のやり方」を提示するでしょう。

また、意識していなくても、沁みついた業務スタイルにこだわってしまうこともあるかもしれません。

辞めたとはいえ、以前いた会社の方が良かった面もあるでしょうから、現実にプラスになることもあるでしょうが、採用側としては職場のペースを乱す存在になってしまう可能性もないわけではありません。

 

その点、第二新卒ならそれほど前の企業のカラーを持ち込もうとすることは少ないですから、企業としては扱いやすい存在であると言えます。

年齢的に新卒採用者と大差ない点でも、採用後に新しい環境に馴染むスピードの速さも期待されるポイントの一つです。

 

2.ゲーム会社就職における第二新卒のメリットと注意点

ゲーム会社 第二新卒

この項目では第二新卒としてゲーム会社に入るメリットや注意点をまとめていきましょう。

 

2-1.第二新卒のメリット

第二新卒者は、一般に言う中途よりも新卒に近い扱いをされるケースが多く、間口が広いメリットを持っています。

そのためゲーム業界での就業経験が無くても就職できる可能性もあります。

また、既に就労体験があるわけですから、早い段階で大きなプロジェクトに入れるケースも少なくありません。

近年は人材不足もあって企業側が第二新卒を歓迎し、積極採用に踏み切る傾向が強くなっています。

そのため、第二新卒に対しての理解が深まり、中途採用というよりは新卒に近い環境が用意されているケースも増えています。

このような流れもあって初歩的な質問がしやすいため、社会人としてリスタートを切りやすいのも大きな利点です。

第二新卒としての就活には難しい面もありますが、めぐってきたチャンスをしっかり生かせるように頑張りましょう。

 

2-2.第二新卒における注意点

企業や人によっては「一度会社を辞めた人」と認識される場合もあり、「わずかなプレッシャーやトラブルで辞めてしまうのでは?」、「自己の損得を優先する傾向が強く、良い条件があればまたすぐ転職するのでは?」というイメージを持たれないとは限りません。

ネガティブなイメージを払しょくするためにも、進んで職場になじむことや、成果を上げることを意識しましょう。

また、大きな企業、有名な企業を目指す場合は、新卒で入るのと同様にスキルや学歴などのハードルが高く、間口は狭くなりますから、就活を行う上でその点は承知しておきましょう。

さらに、「第二新卒」というカテゴリーは社会的に明確なものではありませんから、企業によっては転職者として扱われる場合もあります。

その時は即戦力として有効かどうかという目線が強くなって、第二新卒としてのメリットが薄くなる場合があるので、会社の傾向をしっかり確認しておきましょう。

 

もう少し注意点を挙げましょう。

企業としては、第二新卒を取る際に「初期的な社会人教育は済んでいる」という前提を持っていますから、挨拶や服装などを見る目は新卒に対するものより厳しいと思った方が良いでしょう。

また、職場内に新卒で入った社員が存在する場合、年齢やスキルが同等でも新卒入社の人が優先される可能性はあります。

理不尽に感じるかもしれませんが、対応としては成果を示す以外はないと考えて前向きに取り組みましょう。

 

3.第二新卒でゲーム会社に就職するためのポイント

ここでは、第二新卒者としてゲーム業界への就職を目指す際のポイントを紹介しましょう。

 

3-1.転職の目的を明確に持つ

第二新卒者は新卒者に近い扱いを受けたり、ある面で新卒者よりも良い待遇を得られる可能性もあります。

しかし、短期間でやめてしまえば、あまりスキルが身につかないうちに第二新卒者としての価値を失うという状況になってしまいます。

 

その点を踏まえて転職の目的や入りたい会社のビジョンを明確にしてから就職活動に臨みましょう。

 

以下にゲーム会社の雰囲気についてまとめた記事がありますので、初めてゲーム業界を目指す人は参考にしてください。

「ゲーム会社の職場はどんな雰囲気?入社後のギャップを無くすための会社の見極め方」

 

3-2.新卒の就職活動と転職活動の違いを認識し、転職エージェント等を活用する

第二新卒者のメリットも書きましたが、不利な点もあるのは事実です。

新卒での就職活動との違いをよく理解して、自分のアピールポイントやスキルを明瞭に示すなど、企業側から見て採用したくなるような要素を具体化しましょう。

また、転職エージェントを利用するなど、できる努力は惜しまないようにしましょう。

 

新卒者向けではありますが、自己PRについて詳しく書いた記事があるので参照してください。

「ゲーム会社に就職したい学生の自己PR文章の書き方」

 

3-3.離職理由と志望理由をしっかりと自分の中で落とし込み、早期退職がプラスのイメージになるように伝える

転職の際、必ず確認されるのは前職を辞めた理由と志望動機です。

この部分がぼんやりしていると「単に嫌になって辞めたのでは?」というイメージを持たれてしまいます。

退職した理由を明確に話し、ポジティブなイメージを持たれるように準備をしましょう。

 

以下に参考になる記事があるので、ぜひ読んでみてください。

「ゲーム業界に就職・転職する際の望ましい志望動機とは?」

 

4.まとめ

第二新卒者としてゲーム業界に入ることを目指す人に向けて、メリットや注意点をまとめました。

新卒でも難しいと言われるゲーム業界への就職は、第二新卒者にとって楽なものではないかもしれません。

しかし、ゲーム業界にも新卒者にこだわらない企業もあります。

自分の目標をしっかり持つこと、志望動機を明確にすることなどに注意して、理想の会社を目指しましょう。

 

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