アリババクラウド、日本のゲーム企業の支援に向けて製品・サービスを拡充

 

(東京発)アリババグループのデータインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは本日、日本のゲーム企業の事業支援を目的として、ゲーム開発分野に最適な製品ラインアップや中小企業向け無料サービスの拡充を発表しました。

 

 

アリババクラウドは今年、リアルタイム処理を支える次世代データウェアハウスの「Hologres」を日本市場に導入しました。
Hologresは、大規模データの複雑な多次元分析ニーズにも簡単に対応できるよう、ミリ秒単位のレスポンスを提供します。
また、オンデマンドでのコンピューティングおよびストレージ・リソースの高速スケーリングに対応し、毎秒1億3千万のトランザクションを処理するほか、PostgreSQLとの互換性、PostgreSQL開発およびO&M(Operation & Maintenance)ツールの容易に活用できる特長などを備えています。

 

アリババクラウドの製品ラインアップにHologresが加わったことで、Container Service for Kubernetes、クラウドネイティブのデータベースPolarDB、データ分析のLogService、サーバー移行ツールのServer Migration Center、セキュリティ関連のAnti-DDOSなど、アリババクラウドのゲーミング・ソリューションがさらに豊富になりました。

 

さらにアリババクラウドは、日本のゲーム開発企業の事業成長をサポートするために、無料で利用可能なサービスラインアップを増加しました。
日本のゲーム業界の中小企業は、無料のクラウドコンピューティング・リソースを少なくとも2ヶ月間、申請することができます。
また、アリババクラウドは、ガートナー社からアジア太平洋地域におけるIaaSプロバイダーとして3年連続で市場シェア1位の評価を受けており、その知見を活かして、アジア地域を中心に、グローバル展開を目指すゲーム開発企業へ、技術サポート、トレーニング、現地パートナーとの提携サポート、ビジネス・コンサルテーションを無料で提供します。

 

そのほか、ゲーム業界をはじめとするアリババクラウドの利用企業に向けて、業務時間帯や必要な時に応じて、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができるようにカスタマーサポート体制を強化しています。

 

アリババクラウド・ジャパンのカントリーマネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。
「アリババクラウドの日本ゲーム業界におけるお客様の企業数は、過去1年間で約2倍になりました。近年、ゲーム業界では国内外のプレイヤーにアピールできるゲーム開発が一層求められるようになっています。ゲーム業界のお客様から、弾力性のあるグローバル・ネットワークや、安定したコンピューティングおよびセキュリティ機能、リアルタイムのデータ分析およびインテリジェンス・インサイトといった関連製品へのニーズの高まりを目の当たりにしています。このような背景を踏まえて、当社は日本のゲーム開発企業様に対して今後さらに、パソコン、モバイル、またはクラウド向けゲームなど多岐にわたるゲームビジネスに対応する先進的な製品の導入を進めていく予定です。」

 

アリババクラウドを利用していただいている株式会社enish(エニッシュ)の技術部リーダーである譚琳(タンリン)氏は、次のように述べています。
「アジア地域で問題なくクラウド基盤を利用できることが、当社にとって重要なポイントでした。アリババクラウドのコストパフォーマンスには目を見張るものがあり、提供されるサービスの種類の多さも魅力的でした。また、優れたサポート体制も開発の大きな助けとなっています。」

 

2019年に設置されたアリババクラウドの中小規模のゲーム開発企業に対するサポートプログラム「JSGS(Japan SME Gaming Support)」は、日本のゲーム開発・運営企業が、アリババクラウドのゲーム・エコシステム内の100以上の地域パートナーとネットワークを構築し、新しいゲームをコスト効率よく開発できるように支援しています。
また、アリババクラウドは、その包括的なグローバル基盤と弾力性のあるコンピューティング処理能力が評価され、世界中でヒットしているゲームの開発企業に選ばれています。
企業様にはスピード感のある新たなゲーム開発環境を提供し、また世界各地のプレイヤーにはシームレスなゲーム体験の実現に貢献しています。

 

アリババクラウド 概要

2009年に設立されたアリババクラウドは、アリババグループのデータ・インテリジェンスの中枢です。
ガートナーによると、アリババクラウドは世界のIaaSプロバイダーの上位3社に入ります。
また、IDCによると、アリババクラウドは中国におけるパブリック・クラウドサービスの最大手プロバイダーでもあり、同社のマーケットプレイスを利用する事業者、スタートアップ、企業、公共サービスを含む、世界中の組織に包括的なクラウド・コンピューティング・サービスを提供しています。
アリババクラウドは、国際オリンピック委員会 (IOC) の公式クラウドサービス・パートナーでもあります。

 

提供元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000052991.html