フロム・ソフトウェアに就職したい!会社の概要と就職の際のポイント
このコラムは、人気ゲーム会社「フロム・ソフトウェア」で働きたいという人に向けて、企業としての情報や採用状況などをわかりやすく説明します。
また、ハードな世界観、リアルな展開が特徴のフロム・ソフトウェアの作風がどのように作られているのか、という点にも触れています。
フロム・ソフトウェアへの就職を目指す人はぜひ参考にしてください。
目次
1.ゲーム会社「フロム・ソフトウェア」とは
ここからは、まずフロム・ソフトウェアの企業情報を確認していきましょう。
1-1.フロム・ソフトウェアの会社データ
株式会社フロム・ソフトウェアは、東京都渋谷区笹塚2-26-2 いちご笹塚ビルにある会社です。
1986年11月1日設立、資本金は2億6850万円で、2019年11月29日現在の代表取締役社長は宮崎 英高氏です。
フロム・ソフトウェアの2018年3月期の売上高は37憶円で、従業員数は283人となっています。
株主は株式会社KADOKAWAです。
1-2.フロム・ソフトウェアの代表作
フロム・ソフトウェアの代表作にはDARKSOULSシリーズやアーマードコアシリーズ、キングスフィールドシリーズなどがあり、ハードな世界観でのアクションを売りにした作品が多い傾向があります。
1-3.フロム・ソフトウェアの歴史
フロム・ソフトウェアは1986年に設立、数年はビジネス用のアプリを開発していましたが、1994年から家庭用ゲーム機向けのゲームソフトウェア開発を開始します。
90年代から00年代にさまざまな家庭用ゲーム機向けのソフトを輩出し、ロボットアクションものを中心に多数のソフトを発表。
2003年には他者開発のパブリッシング事業も開始、2004年からは携帯電話用ゲームソフトウェアや、携帯ゲーム機用ソフトウェアにも参入。
2011年に発売したDARKSOULSはシリーズ化され、ヒットタイトルとなっています。
2019年に発売したSEKIRO:SHADOWS DIE TWICEは発売から10日で世界累計200万本の出荷がおこなわれたほどのヒットタイトルです。
1-4.フロム・ソフトウェアの部署
フロム・ソフトウェアの正式な部署名は公開されていませんが、本社で募集している職種を見ると、企画職、エンジニア職(ソフトウェア開発、ネットワーク開発、設計)、グラフィック関連職(デザイナー、3Dグラフィックアーティスト、モーションデザイナー、シネマティックアーティスト)などがあげられています。
2.フロム・ソフトウェアの新卒採用状況
ここからはフロム・ソフトウェアの新卒採用情報を紹介していきましょう。
2-1.フロム・ソフトウェアの新卒採用人数
フロム・ソフトウェアの新卒採用数は2017年度には15名でした。
https://job.rikunabi.com/2020/company/r927800043/employ/
2-2.フロム・ソフトウェアの推定倍率
2017年度にフロム・ソフトウェアで採用された人数は15名ですが、何人の応募があったのかは発表されていませんから、正確に倍率を知ることはできません。
しかし、ここでは当コラム独自の計算方法を使って、推定倍率を算出してみましょう。
根拠は、ゲームやアニメなどエンタテインメントの分野でメジャー度が高い「KADOKAWA」の事務系求人の総数が約4200人だったという数値です。
ここで知名度などを考慮してフロム・ソフトウェアへの応募者数を500人と仮定します。
500人の応募に対して15人の採用ということは、500/15=約33.3倍となります。
「人気ゲーム会社の就職倍率は?内定を勝ち取るためのポイントも説明」
2-3.フロム・ソフトウェアにエントリーする上で大切なポイント
フロム・ソフトウェアの募集は企画職、エンジニア職としてソフトウェア開発、ネットワーク開発、設計、グラフィック関連職としてデザイナー、3Dグラフィックアーティスト、モーションデザイナー、シネマティックアーティストなど、幅広い分野に分かれています。
そのためエントリーに有利な特定の資格やポイントなどを一括でくくることはできません。
ただし、それぞれの職種で選考フローや重視するポイント、ポートフォリオの作り方など、貴重な情報がホームページにあげられています。
以下のページをしっかり読み込んで、望む職種に必要な準備を怠らないようにしてください。
3.フロム・ソフトウェアへの就職がおすすめの人
フロム・ソフトウェアなどの人気タイトルを持つ会社にエントリーする時には、志望動機に「好きなタイトルやIPがあるから」と書く人が多いでしょう。
もちろん「好き」は大きなエネルギーですが、内定を勝ち取るにはもっと踏み込む必要があります。
以下にフロム・ソフトウェアの「本気度」が見える内容を記述しますので、しっかり読み込んでください。
3-1.会社が作り出す独自の世界観が好きな人
フロム・ソフトウェアには癒し系のタイトルも存在していますが、圧倒されるほどのリアルさを追求した作品が多数あります。
これはフロム・ソフトウェアの企業理念である、「感動を伝えたい。価値観を生み出したい。喜ばせたい。」という思いが込められているからなのだそうです。
作っている人たちの「本気度」が高いからこそプレイヤーにもそれが伝わってくるわけですね。
このように「本気度が高い世界観を生み出す側に参加したい!」と思う人はフロム・ソフトウェアに向いていると思われます。
3-2.若い段階で高い自由度の中、ゲーム作りに関するさまざまなことに関わりたい人
フロム・ソフトウェアでは、やりたいと思ったことをしっかり主張すればやらせてもらえる、という環境があるのだそうです。
年齢に限らず、チャレンジする精神を大切にしている点はクリエイターが育つにはとても貴重です。
また、そんな環境で育った先輩たちがいるわけですから、実力があって理解がある人たちがいる、と言うのはまさにクリエイターのための職場と言えるでしょう。
4.まとめ
フロム・ソフトウェアに就職したい、と思っている人に対して、企業としての情報や沿革、就職者数の倍率などのデータをまとめ、どんな人材がフロム・ソフトウェアに向いているのかという点にもスポットを当てました。
独自の世界観を持っているプロフェッショナル集団=フロム・ソフトウェアの内定を勝ち取るには、エントリーまでにしっかりと必要なスキルを高めていくことが必須です。
このコラムをしっかり読んでいただいて、ぜひフロム・ソフトウェアに入社できるよう頑張ってください!
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