ゲーム業界における「モーションデザイナー」とは?仕事内容や必要なスキルについても解説!


 
ゲーム制作に欠かせない業務を担う「モーションデザイナー」は、ゲームやアニメ、その他幅広いコンテンツ制作のためにそのスキルが求められている職業です。
 
本コラムでは、モーションデザイナーの具体的な仕事内容や年収相場、転職の際に身につけておきたいスキルや有利に働く資格などを解説します。ゲーム制作やCG技術に興味がある方はぜひチェックしてくださいね。
 

モーションデザイナーとは?

モーションデザイナーとは、あらかじめ用意されたCGモデルのモーション(動き)をデザインする職業です。
 
主にゲームやアニメなどのCGを用いる作品において、キャラクターの身体の動きを表現します。
 
キャラクターの性格や場面ごとの感情、着ている服の形状や重さなどを考慮し、自然に見える、かつそのキャラクターの魅力を引き出すモーションを制作するための知識とスキルが必要です。
 
モーションデザイナーの具体的な仕事内容について、モデルにモーションをつけるまでの工程をひとつずつ解説していきます。
 

リギング作成

制作されたモデルに対して、モーションをつけるための下準備をする作業です。
リギング作成の中には、主に以下のような工程があります。
 
・スキニング
キャラクターの土台となるスケルトンとモデルを関連づけ、骨格や関節の位置などを設定する。
 
・IK/FKの設定
スキニングをしたモデルに対し、スケルトンを簡単に、滑らかに動かせるように設定する。
 
・ウエイト調整
スケルトンの動きがモデルにおよぼす影響の範囲を調整する。
 
・デフォーメーション設定
ひとつのモデルを、別のモデルやオブジェクトに沿わせて変形させる設定。
 

モーション作成

キャラクターのほか、動物や背景など、コンテンツ内に登場するあらゆるモデルの動きを作ります。
 
コンピュータとソフトを用いて細かな動きをひとつひとつ設定していく手法のほか、実際の人間や物体の動きをモーションデータとして記録するモーションキャプチャーという手法も近年増えています。
 

キャラクターの実装

エフェクトデザイナーやプログラマーと連携して、実際のモデルの動きがどう見えるかを確認しながらシステムにモーションデザインデータを組み込みます。
 
モデルが想定どおりの動きをすることを確認できたら、実装完了です。
 

モーションデザイナーの年収

モーションデザイナーの年収相場は、おおむね380万円~430万円程度です。所属する企業の規模や、個人の持つスキルなどによって収入が大きく変わる職業でもあります。
 
ゲーム制作を主な業務として手がける企業は、全体的に給与水準が高い傾向にあります。
 

モーションデザイナーになるには

モーションデザイナーへの転職を目指すにあたって、あらかじめ身につけておきたいスキルや準備しておきたいものについて解説します。
 

ツール作成力を磨く

モーションデザインデータの制作には、専門ソフトの操作スキルや知識が必須です。
 
SOFTIMAGE、Maya、Photoshop、illustratorなどのソフトを使い、実際にモーション制作の練習をしてスキルを磨きましょう。
 

コミュニケーション能力を身につける

モーションデザイナーは、ともにモデルを作り上げる役目を持つCGデザイナーやプログラマーとのかかわりが多いポジションです。
 
モーションデザインにおける個人のスキルのほか、コミュニケーション能力や協調性も求められます。必要なやりとりを円滑に進められるよう、コミュニケーションに関するスキルも身につけましょう。
 

ポートフォリオを作成する

転職活動時にモーションデザインの基本スキルがあることを示すため、ポートフォリオ(作品サンプル)を作成しましょう。
 
応募する企業のカラーに合わせてモデルを用意し、走る・歩くといった基礎的なモーションをさせた10秒くらいの短い動画を複数提出すれば、自分のスキルレベルをアピールできます。
 

有利になる資格

モーションデザイナーとしてのスキルをアピールできる資格を3つご紹介します。高クオリティなポートフォリオと以下の資格を同時に提示できれば、転職活動を有利に進められますよ。
 

Illustratorクリエイター能力認定試験

モーションデザインに用いる定番ソフト「Illustrator」を用いて、グラフィックコンテンツの制作スキル・ソフトの活用能力を測定・評価する資格検定試験です。
 
以下の2種類の認定基準レベルがあります。
 
・エキスパート
デザインコンセプトや表現の目的を的確に把握し、クライアントのニーズに合わせてオリジナリティのあるコンテンツ制作スキルがあることと、DTP/Webデザインに関する基本的な知識があることを認定する。
 
・スタンダード
ソフトの基本操作ができることと、作業指示書に基づいて正確かつ合理的な作業が行えることを認定する。
 
参考:Illustratorクリエイター能力認定試験(https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/
 

Photoshopクリエイター能力認定試験

こちらもモーションデザインの定番ソフト「Photoshop」を用いて、ソフトの基本操作・活用能力や、問題の指示に従ったひとつの作品を制作する表現力などを認定する資格検定試験です。
 
Illustratorクリエイター能力認定試験と同様、2種類の認定基準レベルがあります。
 
・エキスパート
デザインコンセプトや表現の目的を的確に把握し、クライアントのニーズに合わせてオリジナリティのあるコンテンツ制作スキルがあることと、DTP/Webデザインに関する基本的な知識があることを認定する。
 
・スタンダード
ソフトの基本操作ができることと、作業指示書に基づいて正確かつ合理的な作業が行えることを認定する。
 
参考:Photoshopクリエイター能力認定試験(https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/
 

CGクリエイター検定

CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する5つの検定”CG-ARTS検定”のうちのひとつで、文部科学省後援の民間資格です。CGデザイナーのほか、CGに関するあらゆる職業に必要なスキルのアピールに役立ちます。
 
以下の2種類の認定基準レベルがあります。
 
・エキスパート
CGに関する専門知識の理解と、知識を応用する能力を測る。
 
・ベーシック
CGに関する知識の理解を測る。
 
参考:CGクリエイター検定(https://www.cgarts.or.jp/kentei/about/creator/index.html
 
CGクリエイター検定については、以下の記事も参考にしてくださいね。
「CGデザイナーのための資格“CGクリエイター検定”について徹底解説!」
 

まとめ

ゲーム制作に欠かせないモーションの制作を担当するモーションデザイナーについて、具体的な仕事内容や年収相場、求められるスキル・有利になる資格を解説しました。
 
近年はゲームやアニメのほか、さまざまなコンテンツにCG技術が用いられています。モーションデザイナーの持つスキルはあらゆる現場で求められているので、幅広い就職先があることから転職においてもおすすめの職業です。
 

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