ステルスゲームとは?概要や代表作を分かりやすく紹介


”隠れる”事に機軸が置かれたゲームジャンル「ステルスゲーム」について、ステルスゲームの特徴や歴史、代表的なタイトルについて解説していきます!

目次

「ステルスゲーム」とは

ゲームジャンルの一種であるステルスゲームは、ゲームの主システムを、”隠れる”ことに重点を置いています。敵から隠れながら何かしらの行動を起こす事でゲームを進めていくジャンルであり、アクション要素を併せ持つゲームが多いです。
ステルス要素を持つアクションゲームの場合、ステルスアクションゲームと解釈されますが、両社に明確な線引きはないためどちらの呼称でも問題はありません。

ステルスゲームの特徴

先述の通り、ステルスゲームの主軸は”隠れる”事です。
ゲーム内では、通常敵キャラクターはプレイヤーに気づいていない段階から始まり、敵の視界をすり抜けながら攻撃、または逃走を図る事でゲームが進行される緊張感の高いゲームになります。

 

攻撃や逃走時には、遠隔でアイテムを投げつけたり、事前に仕込んだ罠にはめる事で敵を翻弄し、すきをついて攻撃を加える、またはその場から離れます。敵には決められた視界があるため、その視界に入らないようゲームを進めていきますが、物音を立てる事で敵に気づかれてしまうケースもあります。
ゲームによっては時間制限が設けられている場合もあり、視覚、聴覚に注意を払いつつ、いかに効率的にクリアしていくかが肝になります。敵に見つかるとゲームオーバーになるシステムがほとんどのため、五感と知能をフルに活用していく戦略的なゲームジャンルと言えるでしょう。

ステルスゲームの歴史

ステルスゲームの始まりは、1979年に発表された『万引少年』が最初と言われています。その後セガから、アーケードゲーム『005』が発売され、同年に発売された『Castle Wolfenstein』により、世間への認知を広げていきました。

 

また、ステルスゲームの位置を確立したと言える作品が、1987年から発売された『メタルギア』および『メタルギア2』になります。これまで、より多くの敵を倒すことに主眼が置かれたアクションゲームから、いかに敵の目をくぐり抜けるかという点に着目された作品になっており、その後発売された『天誅』『Thief』『アサシンクリード』など、続々と3Dステルスゲームが発売されていきました。

ステルスゲームの簡単な定義

ここまで説明した通り、ステルスゲームの簡単な定義は、「隠れる事に主軸が置かれたゲーム」と言えます。

 

冒頭でも述べたように、アクションゲームの部類とする事も出来ますが、アクションゲームと比べて敵に対する行動が制限されていたり、ゲームの目的が秘匿性の高い内容になっている事が特徴です。

ステルスゲームに属する代表的な作品

最後に、ステルスゲームに分類される代表的な作品についてご紹介します。

メタルギアシリーズ
メタルギアシリーズは、コナミデジタルエンタテインメントから発売されているステルスゲームです。1987年に発売された第1作目、『メタルギア』から始まり、ゲームクリエイターの小島秀夫氏の監督デビュー作です。

 

現代のステルスゲームを確立した作品として有名で、主人公のスパイ「ソリッド・スネーク」は、ゲームをプレイした事が無い人でも知っている方は多いのではないでしょうか。
『メタルギア』では、主人公が敵の軍事要塞ビルに潜入し、アイテムを収集しながら破壊目標であるメタルギアを目指す事で進行します。アイテムだけでなく武器等も敵軍で調達しながら目的地を目指し、敵兵や監視カメラの視界に入る、銃を発砲してその音を聞かれる事で敵に発見されてしまうため、いかに敵に見つからないよう進めていくかが鍵を握るゲームです。

 

これまでにスピンオフ作品を含めると作品を含めると20タイトル以上がリリースされており、全世界でシリーズ累計販売本数5690万本を越えています。
現在はハリウッドにおいて、『メタルギア』の実写映画化が予定されており、主人公ソリッド・スネークを演じるのは、『スター・ウォーズ』続3部作のポー・ダメロン役を務めたオスカー・アイザック氏が担当する事が発表されています。

アサシン クリードシリーズ

『アサシン クリードシリーズ』は、フランスのゲーム開発会社であるユービーアイソフトから販売されているステルスゲームです。2007年に発売された『アサシン クリード』から、『アサシン クリード シンジケート』、『アサシン クリード オデッセイ』等続編が続き、現在は『アサシン クリード ヴァルハラ』が発売されています。

 

アサシン(Assassin)には、”暗殺者”という意味があり、主人公はアサシン教団に属するアサシンとして、人々の心をコントロールしようとしているテンプル騎士団の野望を食い止めるため、彼らの暗殺を行う事を目的にゲームは進んでいきます。

 

各シリーズによって、街並みや風景を忠実に再現している事が特徴的で、現在と過去は二次的に表現されています。
ベンチに座って敵の思惑を盗聴したり、テンプル騎士団に混ざってターゲットに近づくといったステルス要素がふんだんに取り込まれており、煙幕を使って敵を翻弄して戦うなど、アクション性も高いゲームになっています。

 

ユービーアイソフトの2022年決算によると、最新作である『アサシン クリード ヴァルハラ』の累計売り上げは1150億円を超えたと発表されており、発売後のコンテンツ拡張にも積極的に力を入れています。

まとめ

ゲームジャンルである、ステルスゲームについてまとめてきました。
アクション要素も併せ持つことの多いステルスゲームですが、本記事で紹介したタイトル以外にも多くのゲームがこれまでに発表されています。
是非、自分の嗜好にあったステルスゲームを楽しんでみて下さい。

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