福岡大学クリエイティブ・マネジメント講座「プロデュース論」 セミナーレポート


10月18日(金)に福岡大学にてクリエイティブ・マネジメント講座「プロデュース論」の講義が開催され、ゲーム業界のジェネラリストの蛭田 健司氏が登壇され、ゲームを中心に、VTuber、ビジネスプロデュース、プロモーションなどのプロデュースにまつわる基礎知識と、事例をご紹介しました。

 

まずは、プロデューサーのイメージについて蛭田氏から学生に質問があると、某アイドルのプロデューサーなどの名前が上がりました。

アイドルをプロデュースするゲームがありますが、それはどちらかというとマネージャーに近いとのことで、まずはプロデューサーの仕事内容について説明がありました。

 

プロデューサーはプロジェクトの総責任者、ディレクターが開発現場のトップなので通常はディレクターの上位職にあたります。ディレクターと、経営陣との間に立ち、両者のパイプ役となることが求められます。

他にも、人員を他のチームや外部から確保する折衝を行ったり、機材購入の承認を行ったり。

広報・プロモーション部門と協力しつつ、どれだけ予算をかけて、どういったアプローチでゲームの魅力を広めていくかというプロデュース計画について責任を負う立場です。

 

そんなプロデューサー職のあるあるトラブルが、赤裸々に学生たちに伝えられると、笑いが湧くシーンも。こんな苦悩があるのか・・・と初めて知るプロデューサーの大変さに学生たちも驚いていました。

情報収集や対策検討、開発への説明や経営陣との調整など、トラブル毎に合った対応を行うこと、あるいは事前に起こりえるトラブルを未然に防ぐことが大切だと、蛭田氏は語りました。

 

また、プロモーションについては、蛭田氏の行ってきた様々な事例が紹介されました。

蛭田氏はゲームタイトルのプロモーションだけでなく、現在は女流棋士の香川愛生氏と株式会社AKALIを立ち上げ、会社自体のプロデュースも行っています。

 

 

他にも、イベント、声優、ゆるキャラやVTuber、事業プロデュースなど、多岐に渡るプロデュース事例をご紹介し、最後に蛭田氏は「プロデュースとは、大きな権限と責任をもち、マーケティングによって多くの人の意見を吸い上げ、プロデュース対象の魅力を高め、プロモーションにより多くの人に魅力を伝えていくこと」と締めくくりました。

 

プロデューサーという言葉を知っていても、どんな仕事なのか漠然としていた学生たちからは、「具体例を出して話してもらったことで、よりプロデューサーという仕事が身近に感じた。」といった感想が聞かれました。

 

蛭田氏が代表取締役を務める株式会社AKALIでは、地方創生のための様々なイベントを開催されています。

地方創生の取り組みや今後の業界発展への貢献についての記事は、下記URLよりご覧いただけますので、ぜひご覧ください!

【前編】https://game-creators.jp/column/099/

【後編】https://game-creators.jp/column/100/

 

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